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2023年10月13日金曜日

家のエンディングノート

 終活には、エンディングノートを!と繰り返しお伝えしていますが、先日【おうちの終活ノート】というのを目にしました。一般社団法人が発行されているようです。

 ノートには家にまつわる思い出や入居(購入)した時こだわりなど、家を中心とした歴史が書けるようになっています。そして、最後の方には、家の将来、つまり住まなくなった時にこの家をどうしたいのか、記入者以外の家族はどうしたいいのかを書くことができて、家族内で共通認識が持てるようになっています。

 自分がいなくなってから、誰が住むのか。親族か第三者かと、考える事が数多くあります。自分の人生と同じぐらい家の行く末も考えてあげましょう。終活は元気なうちに少しずつ(担当M)


2023年10月11日水曜日

短時間で決断を

 人が亡くなってから葬儀を行うまでの時間は、思った以上に短いものです。

 以前知人が病院で亡くなった時、病院関係者とのお別れの前に、葬儀関係の方と葬儀や宗派の確認・打合せがあり、日程・葬儀方法など残された身内が考えなければならない事がたくさんありました。悲しみと思い出に浸りたい時に、日程や費用を決めていかなければならない慌ただしさ。知人の話では、自分で返事をしたはずだが、いつの間にか細々とした事が決められており、気づいたら部屋に似つかない立派な仏具や立派な墓石が準備されていたという話も。

 また、親族だけに亡くなった事を知らせたが、後日、故人の友人が「棺に入れて欲しいと頼まれていた」と訪れてきたという話も聞きます。

 死期は自分で選べません。残された方々に少しでも負担を軽くするために、少しでもお別れの時間が増やせるように、元気なうちから、思いや希望を伝えておくことが重要だと思います。


 終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)

 

2023年10月4日水曜日

施設の見学

 数年前になりますが、ご縁があって高齢者施設を何件か見学したことがあります。新規オープンから歴史がありそうな施設まで、さまざま訪れました。

 当時は、物件見学のような軽い気持ちで見て回っていましたが、職員の方や利用されている方の違いが施設ごとに違う事に驚いた記憶があります。

 実際に利用する時には、費用面やその時の体調(体力)、既入居者数によると思うので、希望通りの施設に入れるかわかりませんが、元気に動けて自分で判断が出来る時に、譲れない項目は絞っておいた方が良いかと思います。

 ①建物面

  • 外側だけ新しく見える
  • 古さを感じるが、清潔感がある
  • 施設内の電気の明るさ
  • 個室・集団の割合
  • トイレの場所

 ②人的な物
  • 職員・サポート人数
  • 病院との連携
  • ベット以外で会った時のスタッフの対応
  • 日帰り対応しているか
  • イベントがある時の声掛けを

などなど、元気なうちにチェックできることはたくさんあります。自分が動ける時・動けない状態の時を想定しながら、施設選びを心の片隅に置いておきましょう。終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)

2023年9月25日月曜日

秋の季節

 エレベーターに設置されている情報画面によると、本日9月25日は【藤ノ木古墳の日】だそうです。盗掘されていない石棺・土器類、金銅製馬具などが発掘出来た日です。

 

 知識は深くありませんが、お寺を見るよりも、古墳や塚を見学する方がよりワクワク感が増します。歴史の勉強の過程の中で、古墳はポイントを押さえての授業。資料なども仁徳天皇陵などの写真で見ることで終わり。柵でかこまれた古墳の周りを散策し、出土品は研究所や資料館などで綺麗に修復されたものを見らるという見学ルート。

 九州でとある古墳を見学した時、ガラス越しではありましたが、資料集でみた壁画がギリギリの距離で見ることが出来た感動は、何十年経っても忘れられません。内部に足を入れられるどの古墳よりも、ここまで心震わせた経験はありませんでした。

 資料や映像で見るよりも、実際に自身の体験として見た方が何倍も感動があると思います。猛暑もそろそろ秋に向かいます。健康管理に気を付けながら、外に足を向けてはいかがでしょうか。(担当 M)


2023年9月21日木曜日

ちょっと休憩

  先日、区から【健康に関するアンケート】というものが送られてきました。無作為抽出でのアンケートだったようです。自身の健康には無頓着な為、答える必要があるかと思いながらも、一応回答をしていきました。

  区長が変わったせいか、調査の年なのかわかりませんが、アンケートが多い今年後半。書類には、返信用封筒も入っており返信可能。勿論QRコードもありました。今回はネット回答を選択。無記名アンケートなので、登録せずに答えられるのは良いですが、慣れていないせいか、前ページの設問に戻ることにドキドキしてしまいます。【戻る】ボタンか【←】ボタンかで、かなりの失敗経験を積んでいるので若干トラウマ気味。ちなみに、今回はお陰様でスムーズに回答送信まで終わりました。

  デジタル登録の不備など世間では問題になっておりましたが、不慣れな作業・焦る環境では間違いはおこりやすいと思います。冷静に判断できる環境の中で、新しいもの・技術・動作を取得し、更なる知見を広げていきたいものです。

  PCソフトがバージョンアップして、オタオタしつつも、大きく深呼吸して対応している現在の私です。(担当 M)

            


2023年9月13日水曜日

濡れた写真は・・・。

 近年、台風よりも大雨・線状降水帯などで大変な被害に遭われる地域が多くなっている気がします。被災状況などを映像でみると、胸が締め付けられる思いです。

 家具や電化製品の処分と一緒に、思い出の詰まったアルバムなど処分していませんか?後片付けで心身ともに疲れている時に、アルバムを気にしている時ではないのは重々承知しています。ただ、写真は思い出がギュッと詰まった一枚です。家や家族の歴史です。ぬれても、汚れても応急処置をしておけばどうにかなります。

  アルバムは濡れたままにはせず、まずは乾かします。アルバムは広げて風通りをよくしてください。写真は重ねない事。この第一段階が踏めればもう大丈夫です。気持ちや体力に余力ができてから、水洗いをしていきます。その時も、しっかり乾かしてくださいね。

 写真がなくても、思い出は皆さんの心の中に残っています。必ず残さなければならないというわけではありませんが、すぐに手放すことはせずに、応急処置をし、心身共に日常が戻った時に、改めて写真保存の選別をしてみてはいかがでしょうか。

 まずは一日でもはやく日常が戻りますよう、お祈り申し上げます。(担当 M)


  

2023年9月6日水曜日

写真整理をする

 先日、日本経済新聞の土曜版で【スマホの写真、古いアルバムを整理】という特集が組まれていました。

 いま生活しているご自宅に、アルバムは何冊ありますか?携帯電話の写真データの容量はどの位ですか?ご実家にはアルバムは何冊ありますか?

 思い出として撮った一枚も、そのままにしてしまうと重い資産になってしまいます。データの集約とこまめな整理を心がけて、楽しい思い出のまま、見返す環境を整えていきましょう。

 大量なデータでゲンナリする前に、こまめに整理!これが基本です。(担当 M)


  弊社では、写真整理を通じて、見返す・残すのサポートとして、ライフヒストリー(記録を映像化)の提供をしております。写真と動画で8分程度の映像にして、記録を残すお手伝い。勿論、ご自身の人生はもとより、趣味の記録やペットとの思い出などテーマは様々。お子様からご両親へ家族の記録としてのプレゼントとしてもご利用いただけます。

詳しくはこちらをクリック👇



   


2023年9月4日月曜日

脳の活性化?!

先日、エンディング産業業界のイベントがあり、終活の勉強にと参加してきました。
終活をする意義、空き家対策の必要性など、いろんなジャンルの話を聞きながら、自身の知識の習得というより、自身の終活に改めて向き合っていかなければならないと思えるイベントでした。

 そのイベントの中で、【思い出ノート】という言葉をよく耳にしました。思い出ノートというのは、エンディングノートとは違い、【思い出のみのノート】だそうです。生まれた時から現在までの振り返りのみを軸に書いていくものだそうです。
 昔のことを思い出すという事は、記憶を呼び起こすために、脳がフル活動していくそうです。それが、記入者の笑顔にもつながり、認知症の予防にも役立っていくそうです。思い出す方法も、年代別・イベント別であったり、キーワードから記憶をたぐり寄せたりと、色々なアプローチ方法で誘導していきます。

 思い出は楽しい事ばかりではないと思いますが、自身の気持ちの整理のためには必要な事だと思います。脳を働かせるために、ゆっくりと昔を振り返ってみてみましょう。【今まで頑張ったな。これからは良い事あるさ】とボソッとつぶやいてしまうと思いますよ。(担当 M)
          
                 ☝自分史に写真やメッセージもそえて

2023年9月1日金曜日

1日は写真整理の日

 毎月恒例の【1日は写真整理の日】です。 

 今年、関東大震災から100年という節目だそうです。震災時の写真がニュースなどで目に触れることが多くなりました。その後の大震災として、2016年阪神・淡路大震災、2011年東日本大震災があります。その他の時にも地震による被害が生じた地域も多くあります。実際に体験をしていなくても、映像や写真で状況は理解できると思います。

 映像技術も進み、モノクロ写真からカラー写真に変換できたり、現像・経年劣化による、写真の汚れやシミが綺麗になくなったりと、現代の人にもより疑似体感が出来るようになりました。


 記憶より記録。その記録も見返すことにより、記憶もより鮮明に持ち続けられることでしょう。ご実家に眠っているアルバムの中に、家系の記録があります。是非記録を掘り起こし、記憶を定着させてみてください。記憶を呼び起こすツール、それが写真です。アルバムにおさめるだけでなく、見返し記憶としても心におさめてください。写真整理の日の1日。ちょっと昔のアルバムを見返すのに良い機会だと思います。 (担当 M)

2023年8月31日木曜日

エンディングノートのすすめ

書店でも、棚の一段を占めるほど、エンディングノートが並べられています。高齢化社会になり、終活にむけ、何かしなければと最初に手にするのがエンディングノートだと思います。
 エンディングノートには
   ①自分史
   ②今の自分
   ③死後のお願いしたこと
おおきく3つの分類に分かれています。

 ①自分史
   生まれてから今日まで、こんな思い出がある こんな事があったと書き出すことで、今後の道標となります。また、思い出すことで脳の活性化にもなります。
 ②今の自分
   現在、どういう健康状態・日常生活などを記しておくことにより、いざという時に医療機関や周囲の人々に伝えることが出来ます
 ③死後のお願いしたいこと
   ②を踏まえながら、自分が動けない・いなくなった場合に、お世話になった方への想い、大まかな資産・デジタル関係、ペットことなどが伝えることが出来ます。
          

 実際に購入しなくても、1冊のノートにまとめておけば大丈夫です。市販のものは細かく項目ごとに分かれているので、スムーズに記入していけるのがメリットです。
 書き直しも可能ですし、項目すべてを埋める必要もありません。少しずつ記入していき、今後の生活の道標にしていくきっかけになればよいと思います。そして、記入内容の公表はしなくても良いですが、エンディングノートがある・書いているという事は、身内の人には伝えておくこともお薦めします。  終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)

2023年8月28日月曜日

相続もグローバル化?!

 国際結婚も珍しくなくなった現代。相続人や被相続人が外国籍であったり、相続する財産が外国といったケースも出てい来ると思います。

                   


 日本では【相続は、被相続人の本国法による】(通則法36条)で定められており、被相続人が日本の国籍であれば日本の法律が適用されるそうです。

 ただ、相続する財産が海外にある場合、該当する国の法律になる場合があり、日本の遺言書を印籠代わりとして外国で相続手続きをしても無効になる場合もあるそうです。

 外国での財産を所有した場合、頭の片隅には相続の方法を自身が考えた方が良いかもしれませんね。 (かつて、月の土地を買うブームが起きましたが、その相続はどこの国の法律が適用されるのかしら?) 終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)

2023年8月23日水曜日

公正証書遺言

 先日、公証役場において公正証書遺言の証人として立ち会いをしてきました。遺言者の体調の関係で病院・施設などに赴いて証人として立ち会った事もあります。

 さて、公証役場という言葉・遺言書という言葉、それぞれのもつイメージによって近寄りがたい印象を受けるかもしれませんが、身構えることは何もありません。遺言者と証人2名が公証役場に行き、証人立ち会いのもと、公証人が書面化したものを確認・署名押印で終わりです。実際には、書面化のために、事前の面談に基づいて案文を作成しておき、当日確認という流れになります。 行政書士を介せば、事前面談が行政書士との面談となり、当日公証役場に向かうだけです。

 公正証書遺言の特徴は

  ①遺言書の偽造・変造などのおそれがない

  ②遺言の存在・文章解釈などについて争いが回避できる

  ③家庭裁判所の検認が不要

  ④読み書きできない方でも作成可能

  ⑤公証人に対しての費用は必要

以上、5つが挙げられます。

  ⑤の費用についても、遺言者の財産価格によって金額が決められています。

費用がかかる事で躊躇されることもあるかもしれませんが、遺言書を作成しておくことで、相続人の手間も省け、遺言者本人も作成したことに安心し、その後の生活に落ち着きが持てるかもしれません。是非、お近くの行政書士にご相談ください。

 終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)

弊社でもご相談受付中 お気軽にどうぞ 
クリックすると、HPが表示されます。

2023年8月18日金曜日

終活のススメ

 天候・交通機関に左右された今年のお盆休み。ご実家に帰られた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 前回の帰省からどのぐらいの月日が経っていますか?頻繁に帰省できる距離と時間はありますか?

 子どもの立場からは、親が介護生活に入った時どうしますか?継続的な空き家になった時、家の管理はどうしますか?

 親の立場からは、倒れた時の移動手段・連絡先・治療方法はどうやって伝えますか?空き家になったら、その家はどうしますか?スムーズに売却や相続できるようになっていますか?

 先のことを考えるのは誰もが不安になります。だからこそ一つ一つ準備していきましょう。それが終活です。

 ●家の片付け:自身の生活の安全 サポートしてもらう立場になった時の伝えやすさ

 ●資産の整理:自身の総資産の把握をしておくことで、今後のライフスタイルも明確化 自身・第三者の手続きの簡易化

 ●健康の相談:自身の希望はありますか? けがをした時、病気になった時、動けなくなった時の連絡先。こんな治療をしてほしい、こういう生活をさせて欲しいという希望を伝えてありますか

 終活は遺言書を作成する事だけではありません。第二の人生を自分らしく生活していくための終活です。触れたくない話題ではありますが、ご自身の為にも、親から・子から声をかけてみてください。不安に思っていることを伝え、元気なうちにいくつかの対応策を練っていきましょう。終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)

2023年8月16日水曜日

シニアの結婚

 人生100年時代、どんな未来がまっているのか分かりません。それは、Z世代でも団塊世代でも同じです。期待や不安の混沌とした日常を、お互いが信頼しあえるパートナーに出会い、一緒に人生を歩んでいく事ができたら心強いかもしれません。また、おひとり様の場合でも充実感や幸福感で満たされているかもしれません。

 若者の結婚観の意識が年々下がっているというニュースを耳にする一方で、シニア世代の結婚(再婚)も増えているそうです。第二の人生は、真の第二の人生としたい・老後のことが心配だからとパートナー探しを始めるそうです。

 若い時の結婚よりも、シニア世代の結婚は収入面のある程度の上限は見えてきますね。ですからお互いの財産状況もよく分かりあっていなければならないと思います。その中でも特に再婚で年金収入の場合は、年金分割の存在を忘れてはいけません。

 年金分割とは、離婚した場合、婚姻期間中の厚生年金を分割してそれぞれの自分の年金とすることが出来る制度です。申請に際し基準・合意・手続きと手順を踏まなければなりませんが、取得できた場合、それぞれに年金額の増減が行われます。仮にどちらかが再婚した場合、分割年金は変わりません。(制度や金額など詳しくはお近くの年金事務所でご相談を)

 シニア世代の結婚は感情論だけで乗り切れるものではないなと感じます。いつの世代も一緒に人生を歩むパートナーとは事前に話し合う事が必要ですね。 (担当 M)


2023年8月14日月曜日

実家での過ごし方

今年のお盆休みはいかがですか?台風・猛暑などで思うように行動出来ない場合もありますが、楽しめていますか?

 数年ぶりにご実家に帰省された方もいらっしゃるでしょう。皆様お元気でしたか?家の中は変わりないですか?素早く対応してくれていた行動も少し遅く感じたり、会話の声が大きく感じられたりしていませんか。

 ご実家に帰られたら、まず自身が残していったものはないかを確認してみましょう。ご自身が必ず帰る意志がなければ、これからも住み続ける方が快適にノビノビ過ごせるようにしてあげる環境をサポートしていきましょう。前触れなく片付けを始めるのは親にとって不安でしかありません。わが子に実家でくつろいでもらえる時を過ごそうと思っている時に、「これ、捨てていいよ」「処分していいよ」と言われると、想像した時間の過ごし方と違う不安・物を手放すことを勧められると思い出迄も切り捨てられてしまうのではないかという不安がするそうです。

 まずはコミュニケーション。そして
処分する時は実家に任せるのではなく、ご自身も一緒に行うことです。「あなたが帰ったら捨てておくよ」という言葉はほとんど次回帰省した時も残っていると思います。親任せではなく、ご自身も動くように心がけてみましょう。

 時間・金銭面で頻繁に帰省できないと思いますが、巣立った皆さん自身も長期戦の覚悟で実家の片付けのきっかけを作っていってください。終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)

2023年8月7日月曜日

新しさに対応する気力

 新しい制度・新しいデジタル機器・新しい人間関係・・・これからどんなことが起こるのだろうというワクワクと不安。どちらの比重が大きいですか。

 私事ですが、先日、扇風機を新しく購入しました。年代物の扇風機を使っていたのですが、別の部屋で過ごすときに扇風機と共に移動していた日常。暑さと面倒くささで最近では部屋の移動もうんざりしてきており、思い切って新しく購入としました。

 壊れたわけでもなく、扇風機の数を増やす事にも抵抗があったのですが、購入してみると、今まで利用していた物より軽い・静か・移動も苦にならず。(電気機器メーカーの関係者ではありません)


 新しいことに一歩踏み出すことはとても勇気がいります。たかが扇風機1つといえども、支出・場所などで二の足を踏んでいました。技術も生活環境も日々進化しています。対応していく気合・気力は必要だと思います。そして、その気持ちが発生した時にすぐ行動できるように心がけていけたら、さらに自分らしい時間が過ごせていける事でしょう。終活は精神も体力も元気なうちに少しずつ。(担当 M)


2023年8月4日金曜日

携帯電話3G終了のはなし

3Gの携帯電話サービス終了が各社で進んでいます。ソフトバンクやNTTドコモも終了を控えているので案内が届いているお宅は多いと思います。

3Gの大半はいわゆる「ガラケー」で大半がシニアの方の利用だと思われます。未だ利用している人が1400万人近くいるそうで(2022年調査)。もうじき終了するというのにその数の多さに驚きました。

4G(5G)への移行を進めるために、各社がスマホや4Gガラケーへの機種変更無料や移行手数料無料の案内をしているようですが、利用中の高齢者、特に後期高齢者にはなかなか難しい気がします。

ある大手携帯会社は、申込をして自宅に新しい機種が届いた後、自分でSIMを差し替えたうえで、窓口への連絡が必要とのことでした。申込書のチェック欄も少なくしてあり、わかりやすい説明も加えてありましたが、後期高齢者の方が単独で新しい電話の利用開始までこぎつけることは正直難しいと思われます。

(すでに3Gを終了した会社で)終了間近になっても、どうしても反応のない契約者に対して自宅への訪問や遠隔操作などをしたところもあるそうですが、「訪問」と聞くと警戒する人も多いような気がします。

この問題をどうすれば良いのか・・若い世代が手伝うよりほかないと思います。携帯電話は離れて暮らす家族につながる生命線です。この夏帰省される際に電話の移行を進めるお手伝いをしていただきたいと切に願います。        (担当 I)




2023年8月2日水曜日

デジタル遺産⑨

 デジタル遺品のお話です。

     


 世界的な感染症大流行のお陰で、非接触の生活が凄まじいスピードで浸透してきたように思えます。その代表が、キャッシュレス決済サービスです。買い物や乗り物代金など、スマートフォンやカードでの支払いが日本でも主流になりつつあります。給料も今は電子マネーで支払われるというニュースもありました。経済産業省が2025年までに国民の4割利用を目指すとの発表もありましたが、2022年現在では、36%の利用率だそうです(経済産業省統計)内訳としては、クレジット利用が大半を占めていますが、この2~3年で電子マネーやコード決済の利用比率推移も躍進しているようです。

 では、故人がスマートフォンでのキャッシュレス決済サービスを利用している場合はどうなるのでしょう。インストールされているアプリを確認することが一番早いですね。最近では、フリーマーケットサイト内でのキャッシュレス決済機サービスもありますので、アプリだけにとらわれず、視野を広く対応していく事も重要です。

            


  主要なキャッシュレス提供サイトのHPではほとんど名言されておらず、残高の相続手続き方法は直接問い合わせされた方が早いと思います。必要書類や相続方法など、統一ルールが敷かれていないのが現状です。

  手続きをスムーズにするためにも、金融機関の利用と同じで、

     ●手広く利用しない

     ●利用しているサイトは相続者と情報を共有

     ●エンディングノートに書き残して置く

これも一つの終活です。遺された人々の負担を軽くするために。終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)

 

2023年8月1日火曜日

1日は写真整理の日

 毎月1日は写真整理の日です。

 家族の中で唯一、最新スマートフォンを持っている子どもが、海外に飛び立つことになりました。スマートフォン購入時も、カメラの性能が一番よい物を選んでいたのですが、何故か「デジカメってうちにある?」という発言が。

 家で使っていた(過去形)デジカメと最新スマートフォンだと、スマートフォンの方が綺麗な映像になると思いますが、言われるがままに充電池と共に渡しました。だいぶ活躍していたデジカメ。出してきた親は懐かしいという感想ですが、子どもにとっては「こんな感じなんだ、カメラって」という新鮮な反応。

 出発前日に、ふと、SDカードは空かどうか不安になり、慌てて確認。やはりSDカードに写真や動画が残っていました。当時はこまめにCD-ROMに入れていましたが、もう、その時の記憶はなく、記録を探すのも一苦労。保存はしてあるとは思いますが、とりあえず、最近の我が家の写真データ保存先【おもいでばこ】にデータを移し、親の心配なく旅立っていきました。          

           ←バッファローの【おもいでばこ】

 留守番の親はゆっくりテレビ画面でデータを確認作業しつつ、思い出に浸るひととき。やはり十数枚に渡るCD-ROMを見返すより、一か所にまとまっていたほうが、整理する時も見る時も楽であることを実感。

 皆様の写真管理はいかがですか? (担当 M)

  

2023年7月28日金曜日

生活環境を変えるのも少しずつ

毎日1万歩を歩いている元気な親がおりますが、少しずつ家の家具を整理し始めていました。
 布団からベットへ・おおきなダイニングテーブルから小ぶりなテーブルへ・正座や胡坐よりも椅子での暮らし・掃除しやすい台所・・・。
 少しずつではありますが、自分の住みやすいように・怪我しない環境をと心がけているようです。
  愛着もあった物もあるようですが、思い出に引きずられて周りに迷惑をかけるよりも、元気でストレスなく過ごせるようにと物を減らす事にしているようです。
 一気に模様替えは、資金も気持ちも負担がかかるので、モットーはあくまで少しずつだそうです。
 娘としては前向きに生活している親に感謝をしつつ、見習っていかなければと思っています。 終活は出来る事から少しずつ (担当 M)
                                  



ご実家では終活の話を

  今週末から、大型連休が始まります。旅行や買い物など、楽しい計画は進んでいますか?  ご実家に帰られる方。是非、ご家族での会話の中で、「終活」についてお話ください。確かに持ち出しにくい話題の一つです。しかし、万が一のことを考えた場合、苦労されるのはご自身です。  会話の糸口とし...