2023年5月31日水曜日

認知症予防の一つ

 老後の身体の心配を言えば、けがをして寝たきりになってしまうのではないか、認知症になったらどうしようかと、思い浮かべてしまいます。身体の心配はもとより、ケアしてくれる人への負担、金銭的な問題と覆いかぶさってきます。

 ここで更に気にしてほしいのは、【予防可能な要因の中で、難聴は認知症の最も大きな危険因子】と、国際アルツハイマー病会議で指摘されたそうです。認知症と加齢性難聴の関係性を考察した論文も発表されています。

 年齢を重ねれば、聴力も落ちてきます。ただ、聞きにくさを感じたら、早めに対応していくと、脳への影響も少なくなってくる統計が出ているそうです。

 補聴器は健康保険の適用外になりますが、(自治体によっては)助成金や医療費控除の対象になっているようです。手続き方法など確認したうえで、早めに対応していきましょう。

 終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)


2023年5月29日月曜日

趣味活

第二の人生を過ごすとき、好きな趣味を楽しむことで認知機能の衰えを予防していけるようです。確かに、働き盛り(?)の時代にも、楽しい事や趣味のイベントが控えている週は、仕事に対するモチベーションもあがっており、効率的に・手際よく物事が運んでいたように感じます。(ある程度年数を重ねると、趣味に投じた後の体力の限界も垣間見られましたが・・。)
 
 60歳以上の方を対象に行った研究では、休日や余暇に趣味の時間にあてていると認知機能が維持できる効果があると結論が出ているそうです(参照:国立長寿医療センターHPより)
 好きな事をして認知機能を維持できるとは、いいことですね。

 【今】時間がないけれども【将来】時間が出来たらやりたい事を想像しながら第二の人生に向かっていくのも楽しみな事。しかし、【将来】=【体力の衰え】は待っています。想像通りの行動が出来なくても、落ち込まずに、別の角度からその趣味に対応していくのもまた1つ。


元気なうちに色々なジャンルや情報を集めて、充実したセカンドライフを送りましょう。
 終活は、元気なうちに少しずつ(担当 M)

 

2023年5月26日金曜日

睡眠時間のはなし


睡眠時間のデータによると、世界で最も寝ていないのは日本人女性だそうです。理想の睡眠時間が7時間~8時間と言われるなか、日本人女性、特に50代が最も寝ておらず平日の睡眠時間の平均は6時間36分だそうです(2021年版 OECD調査結果)。

世界で最も睡眠をとっているスウェーデン女性の平均睡眠時間は9時間を超え、OECDの平均値も世界の男女共に8時間を超えているので、日本人の睡眠時間がいかに少ないかがわかります。

更に厚生労働省の調査(2021年)では日本人の約4割は6時間未満しか眠れていないという結果もあり睡眠不足による心身への影響が心配になります。

睡眠不足は「生活習慣病」「循環器疾患」「免疫力低下」「認知症」「肥満」などの原因にもなると言われています。何よりも心身が疲弊してパフォーマンスが下がってしまうので、努めて気を付けなければと思いました。

睡眠負債の解消方法で思いつくのは昼寝と休日の寝だめですが、昼寝は午後3時までの短時間にしなければ夜の睡眠に差し障るそうです。また、休日の寝だめは2時間までにしなければ、睡眠のリズムを崩してしまうことになるというので注意が必要です。


最近「世界卓球」の放送から目が離せなくて睡眠不足です。調子が悪いです。わかっていてもやめられません・・・。                 (担当 I)

2023年5月24日水曜日

話題のマイナンバーカード

 発行時から色々話題のマイナンバーカードですが、本人確認以外にも手続き省略の手助けになっているようです。


 年金を受けている方が亡くなると、年金を受ける権利もなくなるため、『受給権者死亡届(報告書)』の提出が必要になってきます。報告書としては、用紙一枚ですが、基礎年金番号をはじめとする故人の情報を記入していかなければなりません。

 亡くなった時の行政・関係各所への届け出は思ったよりも多く、手間・時間がかかるものです。少しでも手間を省くために、登録しておくのも良いと思います。 詳しくは、お近くの年金事務所又はHPでご確認ください。(担当 M)


2023年5月22日月曜日

携帯ショップにて

 先日、ついに携帯電話の修理依頼をしに専門店を訪れました。

 待ち時間や手続き時間も含めると1時間も店内にはいなかったと思います。その間、店内に入ってきた利用顧客の半数以上が、【こんなメールが来たんだけど、何?どうすればよい?】といった飛び込みのお客さまだったようです。

 皆様、興奮されているせいか、声を大きくしての会話だったので、用件が聞こえてしまっていたのですが、詐欺メールと思われるものは、メールやショートメッセージのようです。

 身に覚えのないメールアドレス・電話番号だと思われますのでそのままにしておくのも一つの方法ですが、出来れば、迷惑メール設定の手続きもしておきましょう。


 各携帯会社において、迷惑メール設定・受信拒否リスト設定・迷惑フィルター設定など、名称はそれぞれですが、携帯電話本体の設定やメール設定の画面で、ブロックできます。まだ、設定したことがないという方は、是非一度設定をお願いします。

  少しでも安心できる便利な日常が訪れますように。終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)

2023年5月19日金曜日

活動できるうちに

G7広島サミットが開幕しました。核軍縮がテーマに掲げられており、ウクライナのゼレンスキー大統領も対面参加をするということで話題になっています。

アメリカのバイデン大統領も来日されました。数日前にアメリカを出発される様子をニュースで見ましたが、80歳という年齢を感じさせないお姿でした。

バイデン大統領のニュースが流れるたびに、「健康で活動できる年齢」についていつも考えさせられます。80歳で大統領の執務や外遊をこなしている。かなりの激務だと想像できます。長距離移動や時差を考えるだけでグッタリしてしまいそうですが、当人はとてもお元気そうです。

活動できる年齢には個人差があります。平均的な健康寿命は70代前半~70代後半でしょうか。体力・気力もあり、活動できるうちにその先の将来について考え、生活を整えておかなければならないと考えています。ひとりになった時にどうするかについても考えや情報をまとめておきたいものです。まずは取り掛かりとして専門家に話を聞いてみるのも良いと思います。

                                (担当 I)

行政書士 田村通彦事務所 ℡03-3458-3508 では

「おひとりさま」のお困りごと、不安の解消のためにパンフレットをご用意
いたしました。将来の備えについてわかりやすくご説明しております。
無料で差し上げておりますので
お気軽にお問合わせください。

 http://www.admini-s.com/tamura/



2023年5月17日水曜日

お体 ご自愛下さい

 連休の疲れが出てきているのか、突然の夏日の為でしょうか、気力・体力吸い取られていませんか?

 室内にいても、熱中症にかかる時代。こまめな水分補給・風通しのよい空間に身をゆだねて無理せずに行動していきましょう。(担当 M)



 

2023年5月15日月曜日

携帯電話のデータ移行中

 先月からプライベート用のスマートフォンの動作が怪しくなってきました。先週あたりから、常におかしな動作が頻繁に起こり、電話機能さえ覚束ない状況となり、メーカー修理を決意しなければと重い腰を上げ始めました。

 毎月1日、写真整理をしながら、データなどの見返しをして整理していたつもりですが、まだまだ整理の余地はありそうです。

 また、アプリなど、バックアップや移行するにはIDやパスワードも必要なので、数か月にたまに使う・数年前に頻繁に使っていたが今はもう使っていない、と休眠アプリが結構内臓されており、四苦八苦中です。

 さて、この作業を私がいない世界で第三者が行う事になったら。。。。大変でしょう。何も考えずに本体ごと初期設定という手もありますが、登録しているアプリには個人情報は残っている事をお忘れなく。


 終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)

2023年5月12日金曜日

高齢単身世帯(おひとりさま)


震度6強の地震で被災した石川県の珠洲市で、災害ボランティアの方の活動の様子が報道されていました。ボランティアの方の活躍で被災後の片付けが出来たと住人の女性がお礼を述べられていましたが、その女性はおひとり暮らしとのことで、まだ揺れの続く日々を不安いっぱいで過ごされていることが想像できました。

珠洲市は高齢化率が51.7%(令和2年時点)とのことです。令和2年の日本の高齢化率は28.8%ですのでその高さがわかります。珠洲市を含む奥能登は超高齢地域で、5割を超える高齢化率は「40年先の日本」とも言われているようです。

日本全体でみても20年後には高齢者世帯の過半数が「高齢単身世帯(おひとりさま)」になると予測されています。珠洲市で被災された方も高齢単身世帯の方が多く含まれるはずです。おひとりでどれだけ不安な思いをされているだろうと心が痛みます。

「高齢単身世帯(おひとりさま)」は自分事です。そう遠くない将来のことかもしれません。困ったときに頼れるのは誰か、使える制度は何か、考えて整理しておかなければならないと思いました。



大変な地震のニュースのなかに「光」もありました。

・珠洲市へのふるさと納税の寄付額が短期間で急増した(返礼品を辞退する人もいる)
・災害ボランティアの方の年齢が79歳

身近な方法で支援ができること、自身が健康であれば高齢になっても支援ができることにも気付かされました。               (担当 I)

2023年5月10日水曜日

SNS休眠アカウントになってませんか

 Twitterにも先日つぶやかせていただきましたが、TwitterのCEOが【休眠アカウントの削除】という発言をし、ネットをザワつかせていました。

 【終活】について認知度・実行度をあげる為に始めたTwitterも、不慣れなため思うように活用出来ていない現実を愚痴るのは置いておきまして、、、若者(?)メインだと思っていたSNSも、幅広い年齢・職業・話題に日々驚いております。

 さて、SNSの利用者インターネット利用者の約79%(総務省「令和3年通信利用動向調査の結果」参照)であり、60代以上のSNS利用も6割を超えている結果です。現在、活用しているSNSなら今後も活用していきましょう!と言えるのですが、休眠アカウントとなったSNSは、早めにしまう事を心がけていきましょう。アカウントを持っていても無料だし、手続きも面倒だからと思いがちですが、アカウントの乗っ取りに気づかなかったり、いつのまにか見覚えのある投稿文や写真が利用されていたり、悪用されたり、はたまた、IDをすっかり忘れてしまったり・・・。そのままにしていても、いいことはありませんよ。


 気力のあるうちに、SNS関連のアカウントは今、日常で活用しているもの以外は、早めにクローズしてしまいましょう。クローズの仕方は、それぞれご利用のサポータセンターやヘルプセンターなどに記載されておりますのでご確認をお願いいたします。

 終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)

 

2023年5月8日月曜日

気分が乗らない時

 カレンダーが「休み」となっていても、家の中ではフル稼働の日々。皆様は思い出に残る出来事はありましたか?


 休みが連続してくると、「どうもやる気が起きない」「メンドクサイ」「疲れが取れない」などと、心の中で訴えるのは当たり前。しかし、時は待ってくれません。会社に行く時間・学校に行く時間・・・ちょっとブルーな気持ちになってしまいますね。 

 そんな時、どうしていますか?


ちょっと考えを変えてみる事をお薦めします。

 眠いけれども、【布団から出れた自分は凄い!】

 出掛ける時に、玄関のカギを閉めた【今日も防犯意識ばっちり】

 いつも見かける人とすれ違う通学・通勤路【私と一緒に頑張っているんだ】

 満員電車でヘトヘトだけど、学校・仕事場の椅子に座れて【ここちよい解放感】

         


とてもくだらない捉え方かもしれませんが、体力・気力が消耗されている時は、些細な事でもひたすら自分を労わって・褒めて、気分を盛り上げていきましょう。自分をほめるネタを探しているうちに、心の負の感情は薄くなってきますよ。 (担当 M)

 

2023年5月1日月曜日

1日は写真整理の日

大型連休といわれる週の平日、1日。写真整理の日です。連休中にお出かけする方も、しない方も、写真を手に取って思い出を振り返ってみましょう。

 ご自宅やご実家の掃除や片付けをしていると、1台は出てきませんか、昔使っていた携帯電話。どうされていますか?

 ガラパコス携帯が主流の時は、写真・データ移行は、店頭で受け付けていたのが主でしたが、その後、お店にある機械で自分でデーター移行、ネットで携帯電話も購入できるようになったためか、自身で気軽にデータ移行をするようになってきました。もともとデータ・システム関係に強い方は、かなり早い段階でご自身でのデータ移行をされていたと思われます。

 さて、家の中から出てきた携帯電話は、機種変更するたびに、データを保存していませんか?まずは、保存データがあるかどうかを確認してください。また、充電が出来る環境にある場合は、一度、電源を入れて確認してみましょう。充電コードが既にない場合、最近では変換アダプターも売られているようです。(携帯電話会社に相談してみても良いかと思いますが、以前私はアダプターの購入を進められました。)データがあれば、PC・クラウド・HDD・紙などに保存。しっかり保存をしたならば、もうその携帯電話は必要なくなりますね。

 ご実家で昔の携帯電話を発掘した場合は、ぜひ、皆さんで保存したデータや電源を入れて、想い出を振り返ってみてください。写真は思い出の時間にすぐに引き戻してくれて、ご家族の絆を気づかせ・強くするものでもあります。(担当 M)



ご実家では終活の話を

  今週末から、大型連休が始まります。旅行や買い物など、楽しい計画は進んでいますか?  ご実家に帰られる方。是非、ご家族での会話の中で、「終活」についてお話ください。確かに持ち出しにくい話題の一つです。しかし、万が一のことを考えた場合、苦労されるのはご自身です。  会話の糸口とし...