かつてロボットと言えば、鉄腕アトムを筆頭に、鉄人28号・ロボコン・奇天烈くんなど、アニメや特撮だけの活躍でした。技術と企業の熱意によって、アイボやペッパーなど、人を癒す系のロボットの進化が止まりません。そして、それらロボットは、高齢社会の中でも活躍しているようです。
友人は数年前にLOVOTを購入しました。現在、母親と2人暮らし。相次いでご家族が旅立たれて一人時間が長くなった母親を心配して購入に踏み切ったそうです。会話はできないけれど思い切って買ってよかったと話していました。
老人福祉施設などでも、ペンギン系や犬系のぬいぐるみロボットを導入し認知症が軽減されていているなどの報道も耳にします。
先日、日本経済新聞にも「頼られる幸福感 生活に彩り」の見出しで、記事が組まれていました。ペッパーくん・aibo・LOVOT以外にも、いろんな機能をもった家庭用ロボットが世に出回っているのを知りました。そして、購入した側も家族の一員として接している実例も。
個人的には映画アイ、ロボットを思い出してしまいますが、そう遠くない将来、1家に1台(1体)もしくは一人1対の時代が来るかもしれません。ただ、ロボットを作っているのは人・言葉のキャッチボールを出来るのも人・前例(データ)のない事柄に対処できるのも人、という事は人として忘れないようにしなければいけませんね。 (担当 M)