2023年1月30日月曜日

人生シーズン

 朝の通勤電車で、片手に参考書やまとめノート・プリントを見直す方々を見かけるようになりました。まさに受験シーズンの始まりですね。最後まで自信をもって走り切ってください。


 学生の時は、受験があったり学年が変わったり、社会人の時は年度があったりボーナスなどの収入があったりで、社会的な区切りが色々ありました。仕事を辞めてしまうと、区切りも誕生日ぐらいでしょうか。

 趣味や習い事などしていると、区切りもつきやすくなると思います。作品を仕上げた時、発表会がある時、苦手を克服した時・・・。メリハリのついた時間の過ごし方になるかと思います。

    
  時間に追われた生活から、やっと解放されると思う第二の人生。焦る時間ではなく、楽しい時間の区切りを持ってみるのも良いかもしれません。今のあなたの【人生シーズン】は何ですか? 

  終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)



2023年1月27日金曜日

デジタル遺品 ⑤

  通信サービス会社の解約手続きは、契約者が亡くなった場合は無料で行ってくれるところがほとんどだそうです。ただし、使用料や端末月割などは日割り計算されるそうです。(これを機会にご利用の通信サービス会社に確認されるのも良いかと思います)

 解約手数料が無料でも利用料は払わなくてはならない事の焦りから、いち早く解約手続きをしてしまう方も少なくありません。しかし、デジタル機器の解約は、【すべての情報が分かってから】が重要です。

 かつては自宅に住所録・電話帳など常備していましたが、今は携帯に交友関係が濃縮しています。葬儀の連絡や親しかった方への連絡など、何かと携帯の情報が必要になってきます。年賀状代わりに年に一度のSNSのやり取りの方もいらっしゃるでしょう。相手の方に送信エラーを送ることになったら、心配をさせてしまうでしょう。

 残された・託された方は、故人の想いを伝えることも重要になってきます。勿論、お一人お一人が、デジタル遺品をある程度整頓し、エンディングノートにデジタル機器の対応方法を指示しておけば、安心ですね。

  終活は元気なうちに少しずつ (担当M)

2023年1月25日水曜日

エンディングノートを更新

 十数年前にお付き合いで契約をした生命保険が、去年満期を迎えました。口座からの引き落としがやっと終わったとホッとしました。

 税金関係お話はさておき、今回はエンディングノートに関するお話です。

            


 私自身が利用している市販のエンディングノートには、保険会社・満期日など記入するページがあり、契約している保険など記入しています。満期の通知が来たときに、この保険契約は終了したと認識し、秋頃に届く【保険料控除証明書】で再確認。そこで、エンディングノートの登場です。

  エンディングノートは何度でも書き直せるので、変更があった時に気軽に更新できます。さらに、鉛筆で記入をしていたので、消しゴムで消せば良いだけでした。

  とある1ページ・数行を消すだけの行動でしたが、せっかくノートを開いたので、別の項目も見ていきます。常用薬・病気を始め、友人関係や今の自分の気持ちなど、改めて確認していきました。ノート全体のデータ更新です。

  エンディングノートは法的に効力がないために、気軽に更新でき、しかも素の気持ちを表せるものです。終活の要として、エンディングノートを活用してみてください。

 終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)

             


2023年1月23日月曜日

やっと手放したもの

ここ最近、公私ともにバタバタとした時間を過ごしています。焦れば「負のループ」に陥り、仕事もプライベートもうまくいかず、ため息ばかりが増えていく日々。運気を呼び込むためにも、掃除や片付けをこまめにしながら、視界をクリアにしていく事を心がけています。

 そんな中、やっと手放したものがプリンターです。2年前にキレイにコピー出来なくなり、修理に出す時間がなく新しく購入。旧プリンターは未使用のインクがかなりあったために、自分用のコピーは、旧プリンターで対応しようとしていましたが、数週間後には全く使わなくなっていました。使わなきゃと思いつつも、1年半・・・。埃だけが蓄積されている状態のプリンターを、やっと、粗大ごみの手続きに移りました。

        


 プリンター2台置きをしていた棚もスッキリし、近くで散らばっていたコピー用紙も空きスペースに整頓ができて、『使わなきゃ』と自身に圧をかけていたしがらみからも解放されました。

                 


 ここ数日、使わないのになんとなく残してある物を手放しつつある我が家。視界と気持ちの解放感が感じられる時。皆様の周りにも『何年も使わないのに手離していないもの』はありませんか? 一緒に少しずつ物を見直していきましょう。(担当 M)

2023年1月20日金曜日

こだわっていた事は何?

 年末に、我が家の洗面台の片付けをしました。その時に、社会人になるために購入したメイク道具をいれているポーチを処分したのです。

  私自身としてはメイクは毎日していると思っていても、世間的にはスッピン認定される程度で、学生の時から素で過ごしていました。就活の時に、思い切ってメイク道具一式を購入し何とか駆使して就活を乗り切り、社会人になってからもそれなりにしていたつもりでしたが、日頃から時間をかける習慣がなかったために、あまり活用できなかったメイク道具が入った大きなポーチ。

  人生経験を積み重ね、引っ越しも重ねながらも、殆ど中身を開けることもなくなったポーチは、どこに住んでも洗面所にアピールしていました。

   年齢を重ねるにつれて、「あぁ、いつか手放そう。でも高かったし、メイクも苦労したし…」と先延ばしにしていました。 洗面所の棚を見る度に【いつか】という言葉に押しつぶされながらも、やっと手放した大き目ポーチ。

   今は在ったことすら忘れるぐらいです。何にこだわっていたのだろうと、かえって考えてしまうほどです。


  手放そうとと思い立った時が手放し時で、行動に移せば、案外あっけなく、何のこだわりもなかったと思う事が多そうです。

  【思い入れ】を勝手に大きくして、処分の手を止めている物はありませんか?(担当M)


2023年1月18日水曜日

生きるということ

 【デスカフェ】という言葉があるのはご存じですか?


『デス』と聞くと『DEATH(死)』連想し、死に急ぐ方の集まりではないかと誤解を受けるようです。【デスカフェ】とは、死をテーマにして気軽に話し合える試み・繋がりの場が本当の目的だそうです。

 そもそもの始まりは、1999年にスイスの社会学者が配偶者の死をきっかけに、死について語り合うカフェスタイルがルーツだそうです。現在は日本も含めて70ヶ国以上で開催されているそうです。

 死とは何か・死は怖いものなのか・死んだあとはどうなるのか・・・こうした話題はどこでも話し合われるようです。死についての正解はだれもわかりません。ただ、皆でざっくばらんに話し合うにつれて、【生きる】ことに気づかされるそうです。死をイメージした時に、自身の過去を振り返るからだそうです。 

  日本で【デスカフェ】を行っているところは、民間・社会福祉法人・クリニック関係・葬儀会社など、様々です。国も進めている【人生会議】も踏まえながら、終末期の過ごし方・終活として・生きざまについてなど、気軽に会話が出来る場所が設けられているようです。

 生きることの再認識・充実の人生時間を送れるようことの手助けになっているのかもしれません。 終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)


2023年1月12日木曜日

市民後見人

品川区報2023.1/11号にて、【市民後見人として地域で活動してみませんか】という告知がありました。

 後見人とは、判断能力が衰えた高齢者や未成年を保護・支援する法的な立場に立つ人をさします。その中で、『市民後見人とは、弁護士や司法書士などの資格を持たない、親族以外の市民による成年後見人等であり、市町村などの支援を受けて後見業務を適正に担います』(※厚生労働省 HPより抜粋)

 業務内容は日常生活の中で、金銭の管理・医療や福祉サービスの契約・定期的な見守りが主なサポート内容になります。すぐに後見人になることはなく、研修や講座を受講してから活動が始まりますので、不安になることもありません。

 高齢化社会、ご自身の終活とあわせて、誰かの役にたつ選択もいいと思います。

終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)


 注)弊社の所在地が品川区なので、品川区報からのお知らせを参考にお話を続けますが、国内でも約1/4の市町村が活動支援をしているようです。すべての自治体が対応しているわけではありませんが、市町村の成年後見制度を担当している部署でご確認をお願いします。ちなみに、品川区では、『品川成年後見センター』と『福祉計画課地域包括ケア推進係』が担当になっているようです。 詳しくは品川区HP(【区報 しながわ】 のバナーあり)から区報をご覧ください。


2023年1月10日火曜日

110番の日

1月の連休も終わり、お正月気分も終了している週明けでしょうか。今週は通常モードに戻る準備段階として、ゆっくりと日常時間を取り戻していきましょう。無理は禁物ですよ。

  

 今日は1月10日【110番の日】です。事件や事故などの緊急性が高い時に利用しましょうその時は

   何があったか

   電話の何分前の事か

   場所

   被害なのどの状況・けが人の有無

   犯人について

を伝えます。慌てていても電話口で質問をしてくれますのでおちついて応えていきましょう。

 特に外出先で正確な住所が分からない事がありますね。その時は、近くの自動販売機の住所表示や信号機・標識の管理番号を伝えると場所が分かるそうです。一度、どこを見ればよいのか確認しておくのも良いですね。

 ただ、最近は緊急性のない内容の電話もあるそうです。どんな時も【110番】とせずに、緊急性のないものは【#9110】を利用してください。(担当 M)

  


  

2023年1月6日金曜日

相続の相談は誰に?

 相続が発生しそうなとき、相続に関する悩みは誰に相談するべきでしょうか。

一般的にこのような分類になると思います。


 ●家族・親族間の仲が良好    →行政書士・司法書士

 ●相続税の申告が必要      →税理士

 ●相続争いに発展する可能性あり →弁護士


士業別にそれぞれ得意分野・法律による業務範囲が決まっています。弊社でも、相続の相談は実績を重ねておりますが、相続税の申告が必要な場合は、税理士を紹介する場合もあります。


 まずは、現状を知るにはどの士業でもよいので専門家に相談する事・一人で悩まない事が一番です。誰が相続人になるのか、これからどんな手続きが必要か、どんな書類が必要かなど、心が哀しんでいる時に進めていくことは精神の負担になります。

 行政の相談窓口でも、ご近所・知り合いの士業の方でも構いません。きっと一人で悩むより、良い方向に向かうと思います。勿論、残された身内が苦労しないように、ご自身が道標のために相談しておくことは強くお勧めます。(担当 M)

              

2023年1月4日水曜日

年の初めに思う事

【一年の計は元旦にあり】という言葉にもあるように、年の初めに『こうなりたい』『こうしたい』と理想の姿を目標に計画をたてて実行していこうと思われた方も多いと思います。元旦から数日過ぎておりますが、いかがですか?

  「若い時ではないのだから、もう、目標なんてないわ」と思われている方もいらっしゃると思います。そんなときは、一年を通しての目標ではなく、期間を短くして一か月先・一週間先の目標でもよいと思います。朝起きた時に『今日も元気に過ごそう』という目標でも素晴らしいと思います。

 年が変わって新たな気持ちで日々を過ごすのは清々しいことです。年の初めに一大決心するのもよし、日々を丁寧に過ごすのもよし。ゆったり一年を過ごす中にも少しだけ去年より背伸びをした時間を過ごしたいと、年の初めに思いました。(担当M)

 

ご実家では終活の話を

  今週末から、大型連休が始まります。旅行や買い物など、楽しい計画は進んでいますか?  ご実家に帰られる方。是非、ご家族での会話の中で、「終活」についてお話ください。確かに持ち出しにくい話題の一つです。しかし、万が一のことを考えた場合、苦労されるのはご自身です。  会話の糸口とし...