2022年9月29日木曜日

ルーツを知るための写真

自宅の本棚を整理していたら懐かしい絵本が出てきました。

いのちのまつり「ヌチヌグスージ」  作:草場一壽(サンマーク出版)

いのちをくれたご先祖様の話。仕掛け絵本になっていて多くの先祖が並びます。当時子供が喜んで読んでいました。ルーツについて子供たちに説明するのにぴったりな絵本です。 

自分自身、曾祖父・曾祖母については写真すら見たことがありません。既に亡くなっていた祖父についてもほとんど知っていることがありません。写真と写真の情報があれば、自分のルーツを辿り、伝えることもできただろうにと少し寂しい気がします。

アルバムで綴る自分史は、何十年か先の読者が手に取り、ルーツに思いを馳せる一助となります。写真が伝える情報は想像以上に大きいと思います。      

(担当 I)


~思い出の写真を集めて自分史作り~

写真と映像で綴るあなたの人生の大切な記録を

DVD/ブルーレイに残しませんか。写真整理アドバイザー上級の資格を持つスタッフがお手伝いします。

終活のひとつとして、行政書士事務所が想いを残すお手伝いをいたします。

ライフヒストリー「私の軌跡」厳選した記録を映像化 (admini-s.com)

2022年9月28日水曜日

エンディングノートの中身は・・・。

    提供元:https://www.souzoku-isan.net/

 書店にいくと、【エンディングノート】のコーナーがあり、色々な出版社・監修者の物があります。冠婚葬祭の豆知識と共に数ページにわたり家族に伝えたい覚書を書くもの。キャラクターと共に進めていくものやオリジナルスクラップブックのようなものまで、多数あります。まずは、ご自身にあったものを見つけてみましょう。


 最近では、デジタル化されたエンディングノート(アプリ)も出てきて、思いついた時に気軽に更新でき、提供元によっては健康管理まで入力できたりします。 

 エンディングノートは、一度書いたら終わりではなく、機会を見つけて更新・書換が出来るので、軽い気持ちで初めて見てください。

 もちろん、市販のものを利用しなくても、ご自身でノートに記入していくのも良いと思います。その際は、、、

  ●資産

  ●保険

  ●不動産

  ●マイナス資産

  ●希望する葬儀・納骨方法など

  ●形見分け方法


を必須事項とすることをお薦めします。

 現在の生活状況によって、ペットを飼われている方は、ペットのその後も記載しなければならないし、お一人生活でしたら、生年月日なども記載しておいた方がよいかと、記入していくにつれて、伝えるべきことが見えてきますので、その都度、追加していきましょう。


 法的な効力はありませんが、まずは書き始めることによって、今後の生活にメリハリがついてくると思います。

  終活は元気なうちに少しずつ  (担当 M)


 

2022年9月26日月曜日

そろそろ衣替え

 日中の日差しは強いのですが、空気は秋の気配が感じられます。そろそろ衣替えの時期でしょうか?


 今年の衣替えは、先を見据えた衣替えにしませんか?

      


 洋服ダンス(クローゼット)に入っている夏の洋服は、すべて今年は着まわしていましたか?一度も着なかった&衣替えで出てきたなどの服は、手離してみてはいかがでしょうか。着ていなかったが、とても思い出のある服(〇〇にいただいたもの、思い出がいっぱいの〇〇の時に来ていた服など)は、試着してみるのも良いでしょう。 今の自分に似合っていますか?


 値段が高かったものやブランドものなど、置いてある(目に触れる)ことで今の自分を楽しい気持ちに導いてくれますか?あぁ、あの時は・・などの懐かしい回想シーンは、実物が無くても出来ます。思い出を写真におさめても良いと思います。

 また、綺麗に保管していた洋服で手離せるものは、お住いの資源回収や寄付でもよいと思います。ネットで売れば、儲かるかもと思いがちですが、ネットにあげるまでの工程はご自身で出来ますか?子供や孫が来たときに、ネットにあげてもらおうと先延ばししていたら、いつの間にか数か月・数年経っていたという話も聞きます。 決断した時にすぐに実行に移しておくと、心が軽くなりますよ。

  

  終活は元気なうちに少しずづ (担当 M)

2022年9月21日水曜日

高齢者

日本における総人口の29.1%が高齢者であると、総務省の発表がありました。世界主要国でもこの割合はトップとの事だそうです。【長寿大国日本】の異名は健在ですね。

 さて、この≪高齢者≫というワード。何歳から高齢者だと思いますか?高齢者の決定的な定義は探しきれなかったのですが、高齢者に関して発しているであろう、厚生労働省・財務省・日本年金機構・内閣府・WHO・広辞苑・イミダス・新明解・・・の公式HPや辞書を検索してみると、大体が65歳以上をさしているようです。 

 調べていく中で、『高齢者のイメージは何歳ですか?』という、内閣府が発表した意識調査がありました。調査期間が平成16年2月27日~3月14日なので、今現在と多少認識のズレがあると思いますが、その調査結果では、『高齢者は70歳以上のイメージ』と回答した割合が高かったそうです。


 あなたのイメージする高齢者の定義はいかがですか?法的に関する高齢者の定義は仕方がないとしても、体力・気力も若者であり続けたいと、強く思っています。(担当 M)

  

 
 

2022年9月15日木曜日

ゴミの分別困りごと「複合素材ゴミ」


片付けをしていると、分別に困る物が出てきて手が止まってしまうことがあります。プラスチックと金属など「複合素材」の物の捨て方は特に迷いが生じます。おもちゃや電子機器など身近な物です。

自治体によって出し方が異なりますので、実家の片付けをする場合などは確認しておく必要があります。

【複合素材(おもちゃ、電子機器など)の捨て方 ~それぞれ自治体のきまり~】

例① 「複合素材ゴミ」「複合ゴミ」などというコンテナが用意されている。

例② 複合素材はできる限り分離して分別して捨てる。
         分離できない場合は素材の割合の多いほうで捨てる。

例③ 複合素材のうち、わずかでも金属が含まれていれば燃えないゴミ(金物)。

例④ 複合素材のうち、金属が含まれていれば燃えないゴミ(金物)。
         ただしプラスチック製品に小さなネジが付いている程度なら燃えるゴミ。

なんとも複雑です。私の場合、自宅は例③で、実家は例②となりますのでいつも混乱してしまいます。電池を外したり素材ごとに分離したりという作業は手間がかかり億劫になります。

分別が面倒な物はまとめておいて、出来る人に託すのが良いと思います。一人で何もかもしようと思わないで、出来る人に協力してもらうのが片付けのコツなのかなと思います。

「ゴミの分別はやるから、いらない物を分けておいてね」
このような声かけが、高齢の家族の片付けをスムーズにするのではないでしょうか。

(担当 I)

2022年9月14日水曜日

地元のお祭り

 9月に入り、町会単位のお祭りの幟が見られるようになりました。少しずつ以前の日常が戻ってきたなと感じられる風景です。 秋は豊作の報告の為のお祭りが多いため、お住い近くの神社などで秋祭りを行う事が多いと思います。

 隣近所の繋がりが少なくなってきた現代。【遠くの親戚より近くの他人】。これを機会に少しご近所との交流が持てると、何かと頼れる日常になるかと思います。(担当 M)


2022年9月12日月曜日

お墓問題

終活の中で忘れがちなのが、【お墓をどうするか】です。

かつては、「結婚したら夫のお墓に入るもの!」と言われた時代もありました。実家と同居・近隣で生活していた時代は、一緒に入る入らないは別として、先祖代々のお墓のお手入れも出来る距離だったと思います。
 現代は、ご自身の生活圏と先祖代々のお墓の距離が遠い人が多くなってきています。そのため、お墓のお引越しをする方や墓じまいをする方も少なくありません。

 ご先祖の方の行方を考える事も大事ですが、自身の遺骨は考えていますか?自分の希望をしっかりと遺しておかなければ、先祖代々・親族の方々と共に眠ることになるかもしれません。ですから、ご自身の希望を遺言書やエンディングノートに記して置くことが重要です。

 後継ぎがいなかったり、遺された方への負担を軽くするためにと、永代供養や自然葬や散骨を選ばれる方も多いそうです。新しい形のお墓なので、対応できる業者を見つけるのも一苦労しそうです。お願いする業者選びは慎重に。

  終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)
  

2022年9月8日木曜日

相続財産

相続財産と聞いて、まず何が思い浮かびますか? イメージとしては、【プラスの財産】が真っ先に浮かびませんか?預金や不動産、保険金などが想像しやすいと思います。


 相続の対象となる財産は、相続の開始における被相続人のすべての権利や義務です。権利は、物を所有する権利やある人にお金の支払いなど一定の行為を請求する(債権)があります。一方、義務はある人にお金を支払わなければならない事が代表的です。 権利は【プラス財産】義務は【マイナス財産】といったところでしょうか。

  具体的に例を挙げてみると・・・


プラス財産

  ●不動産(土地・建物)

  ●動産(自動車・絵画・貴金属など)

  ●現金・預貯金

  ●有価証券(手形・株式 など)

  ●債権 (未回収の売掛代金、他人に対する貸金)

  ●損害賠償請求権

  ●借地権・借家権


マイナス財産

  ●借金

  ●保証人の地位(身分保証、限度額や保証機関の決まっていない保証契約以外)


相続財産で忘れられがちなマイナス財産。特に、住宅ローンを完済しているので、マイナス財産はないと思われている方が多いのですが、抵当権が外れていない場合があります。返済後に外していないと、所有者の死後に売却する場合、抵当権を外す手続きが複雑になる恐れがあります。 自身の財産を確認する時に、一度、登記事項証明書で確認してみる事をお薦めします。相続を受ける側も、マイナス財産があることを忘れないようにしましょう。

   

(提供:https://www.souzoku-isan.net/)

 

 終活は元気なうちに少しずつ (担当 M) 



2022年9月5日月曜日

人生の終盤に頼れる人

あるエッセイに、人生の終盤に「おひとりさま」であっても友達がいればなんとかなる・・
と書かれていました。著者は50代。離婚後に一人暮らしをしていて、信用できる友人に家の鍵を預けてあるそうです。何かあったときに助け合えるように近所で暮らしているということでした。

そのような関係性の友人がいたら心強いだろうなと思う一方、友人にそこまで委ねるのは気がひける気もします。同じような境遇であっても、健康状態、老いのスピードも違います。自分ばかりが迷惑をかけたらどうしよう・・と思ってしまいます。

私ならば、頼れる友人がいてご近所で暮らすとしても、様々な困りごとについては専門家に頼りたいと思います。費用は掛かるけれども余計な気遣いは無用です。自尊心を保つための出費だと思っておきます。

行政書士 田村通彦事務所 ℡03-3458-3508 では
「おひとりさま」のお困りごと、不安の解消のために
パンフレットをご用意
いたしました。将来の備えについてわかりやすくご説明しております。
無料で差し上げておりますので
お気軽にお問合わせください。

 http://www.admini-s.com/tamura/


【人生の終盤に頼れる人々】

行政書士、税理士、弁護士、司法書士などの専門家
金融機関(財産管理や遺言執行などを実施している機関)
地域包括支援センター
民生委員
社会福祉協議会
自治体
成年後見を受託しているNPO法人    など

                                (担当 I)

2022年9月1日木曜日

1日は写真整理の日

 1日は写真整理の日です。


 今回は9月1日防災の日もかねて、写真が水に濡れてしまった場合の対処方法をお知らせいたします。

 思い出のアルバムが水に浸ってしまったりした場合は、出来るだけ早く乾かす事に尽きます。あとでまとめて作業しようと袋の中に詰め込んだままでは更にいけません。

 乾かし、そのあと汚れを落とす事がベストです。


写真整理アドバイザーの立場からは、ネガのない写真もデータでの保管もお薦めします。かさばりませんし、クラウドに保存しておけば、USBやCD-ROMの保管の手間も省けます。(担当M)

こちらのHPに動画での説明もあります。

ご実家では終活の話を

  今週末から、大型連休が始まります。旅行や買い物など、楽しい計画は進んでいますか?  ご実家に帰られる方。是非、ご家族での会話の中で、「終活」についてお話ください。確かに持ち出しにくい話題の一つです。しかし、万が一のことを考えた場合、苦労されるのはご自身です。  会話の糸口とし...