2022年6月30日木曜日

暑さ対策

 連日、最高気温の記録更新の報道を耳にします。クーラーが一般家庭にあまり普及していなかったひと昔(?)、「最高気温30度に届きそうです」という言葉と共に流れた映像は、アスファルトから湯気がでているようなシーン・セミの鳴き声や幼子たちの水遊び姿でした。令和になった現在でも、映像シーンは同じでも、気温が違うせいか、暑さのイメージも違っていると感じるのは、私だけでしょうか。


  誰もがこの暑さに辟易してしまいます。その中で、高齢者の方々の熱中症のニュースを耳にするたびに、「体よりも心がついていけないのではないか」と思ってしまいます。あくまで個人的な経験ですが、冷房生活を若いころから慣れていない高齢者。しかも一人・二人の生活だと、わざわざクーラーをつける手間を省いてしまう事が多いようです。家にいるだけで動かないから暑くない、電気代がかかる、扇風機(うちわ)がある、クーラーの風に慣れていないなどという理由をよく聞きます。子や孫などの若者が帰省したときなどはクーラーをガンガンつけてくれるので、【実家は大丈夫】と思っていませんか?子供たちがいるからこそ、子供達に快適に過ごして欲しいためにクーラーをつけるのです。では、ご自身も快適にすごしませんか?少しボーっとしてしまっても、年のせいにしてご自身を納得させるのではなく、気づかないうちに熱中症だったり、脱水症をおこしているかもしれません。自分の体をいたわってあげましょう。

 親戚・ご近所の方々は、たまには声掛けを。日々何もしないと、人と会話する事だけでもいい運動・刺激になります。汗をかくので水分を取るという一連の繋がり、暑さに対してマヒさせない環境作りをサポートしてあげてください。(担当 M)

  

2022年6月28日火曜日

路線価

毎年7月1日に、国税庁が土地の相続税算定基準となる【路線価】を発表します。

 【路線価】とは1月1日時点で土地1平方メートル当たりの標準価格の事を言います。国土交通省が毎年3月に公表する公示地価の8割程度の金額が、国税庁の【路線価】にあたります。

 公表されるたびに、「銀座の鳩居堂前かぁ」「地価が高いなぁ」と桁外れの金額の為、他人事のように受け止めていた路線価の発表ですが、じつはこの路線価も終活・相続にかかわってくる発表なのです。


 例えば、土地の相続税評価額の算出。自宅の評価額は路線価を基に算出されるので、ある程度の相続税対策を考えやすくなります。遠方の土地を相続する時も、土地を売却して現金化にするときの参考金額にも役経ちます。また、配偶者へのマイホーム贈与の時にも参考になります。贈与する土地の評価は路線価で計算することが一般的な為、贈与するタイミングの決め手となることもあります。


 今週は、国税庁からの路線価の発表があります。国税庁HPや新聞の折込特集などで、確認することが出来ます。ご自身の相続税対策の参考にどうぞ(担当 M)

2022年6月24日金曜日

パートナーを持つという事

 ひと昔前には、「結婚するのが当たり前」という風潮がありました。時代も変わり、世間を取り巻く価値観・働く環境などの理由から、婚姻届けを出して世帯を持つ【法律婚】から、婚姻の意思はあり共同生活を送っているけれども、婚姻届けを自治体に提出していない【事実婚】の方も増えてきています。


  お互いが婚姻の意思があるので、【法律婚】の方と気持ちは何の違いもないのですが、行政サービス・税金面において同様の扱いがなされるわけではありません。以前より、年金や民間の生命保険や住宅ローンは事実婚の方でも対応できる仕組みや商品が多くなってきましたが、税制や相続はまだ法律婚との差が縮まりません。所得税・相続税の配偶者控除が事実婚の二人には適用されません。

                
  パートナーを持つという人生の選択をした時、自分の意志だけでなく相手の思いと今後の生き方をしっかりと見据えていく覚悟が必要になります。 (担当 M)

2022年6月20日月曜日

「何のために学ぶのか」再びの気付き


昨日、6月19日は父の日でした。6月に入りいつも通りかかるお花屋さんにも父の日のプレゼント用に花束が並んでいました。

黄色い「ヒマワリ」と青い「デルフィニウム」の花束は爽やかな色味で素敵でした。

‘‘父の日のプレゼントに‘‘
と書かれたポップには「ウクライナの国旗」が載せてありました。青と黄色はウクライナカラーです。父の日にウクライナに思いを馳せる、平和を祈るというようなメッセージなのでしょうか。

しかし、「ヒマワリ」はロシアの国花でもあるのです。不快に思う人もいるだろうなと思いました。


知らず知らずのうちに人に不快な思いをさせたり、傷付けたりすることもあります。
知らなかったでは済まないこともあります。

やはり知識は大切だなと思いました。かつて自分も、知らずに失敗したことがあるかもしれない。もっと意識して学んでおけば良かったなと改めて思いました。 

                              (担当 I)

2022年6月17日金曜日

歯のはなし

 今日の投稿は何にしようと考えながら、気分転換に飴をなめ始めたら突然口の中で解放感(?)に変わりました。さわやかな飴ではなかったので「おや?」と思ったら、なんと差し歯が抜けていました。しばらく抜けた歯を見て何も考えられませんでした。


  最近、【国民皆歯科検診】の制度化の報道を目にしたばかりです。確かに、子供には健診やフッ素塗布など健診がありましたが、学生過ぎたら行かなくなってしまいました。勿論、毎年歯科に行き、健診やクリーニングなどを行っている方は数多くいらっしゃると思いますが、他科の医院と同じように、何か症状があった時に予約を入れるという人もいらっしゃると思います。 

  昨今、病気が口腔不良を引き起こすのではなく、口腔不良が病気の原因とわかり、歯科医療が見直されています。 8020を目指すために、自分の体を強くするために、予防のための歯科検診も心がけていかなければいけませんね。


  健診を受けていたら、私の差し歯の状況も把握できていたかもしれません。ちょっと後悔しております。近日中に歯科に行ってきます。  

  皆様も自分の体は自分で守ろう!早期発見・早期治療 (担当 M)



 

2022年6月15日水曜日

もはや昭和ではない

 昨日、男女共同白書が閣議決定されたとの報道がありました。

 それらの報告を見ていくと、【家族】のイメージが変化し、大家族⇒家族⇒核家族⇒単身といった家族(世帯)体系と推移していく現代。昭和を引きづって生きている私にとっては寂しいような羨ましいような調査結果でした。


 人生100年時代、今家族がいてもいなくても、高齢になったら【ひとり】になる確率は確実に高くなってきます。体や思考が動ける時いま、もしもの場合に備えておきましょう。(担当M)


  弊社では【おひとり様】にむけ終活準備のパンフレットをご用意しております。


ご興味のある方は、弊社HPの【お問い合わせフォーム】より申し込みをお願いいたします。無料にて送らせていただきます。皆様のご連絡、お待ちしております。

  弊社HP ⇒ www.admini-s.com/tamura/



2022年6月14日火曜日

終の棲家

先日、新聞に「住宅の修繕費が10年で2割超上昇」という記事を読みました。終の棲家をもつ高齢者が多い中、情勢による工事費の上昇・長寿化による修繕回数と要因はあるようです。もともとバリアフリーを考えた設計であっても、屋根や壁など、修繕を行うべき箇所は元号が変わっても減ることはないようです。


 持ち家が戸建ての場合、かつては何世代で住んでいた環境でも、現代は老夫婦で・お一人でという住居事情。修復するのは老後の資金や年金から捻出するしかありません。マンションの場合も、修繕の年は決まっているので、修繕積立金を実施していますが、先述したとおり工事費は値上がりしている状況。

 高齢になって、賃貸が利用しにくくなっている中での持ち家を選ぶ道。老後資金は覚悟しなければなりませんね

。(担当 M)

 

 

2022年6月9日木曜日

生命保険契約のはなし(生命保険契約照会制度)


 先日、開かずの引き出しを整理していたところ覚えのない「生命保険証券」を見つけました。
あれ??どこの口座から引き落とされている??と一瞬混乱しましたが、落ち着いて思い出してみると、10数年前に途中解約をした保険でした。解約の手続には証券が必要ないため、破棄しないでそのままになっていました。

例えばこんなものが残っていて、亡き後に家族が見つけたら余計な手数をかけてしまいます。
相続人が把握できない場合、故人の生命保険契約を調べるのは大変です。

生命保険証券を探す
生命保険会社からの通知物を探す
預金通帳の口座振替履歴をみる

まずは調査してみますが確認できない時もあります。ネットでの契約であったり、ペーパレス化により手掛かりが少ないなど調査困難なこともあると思います。


そこで生命保険の契約先を知る方法として、2021年7月から始まった新しい制度が利用できます。

【生命保険契約照会制度】
親族などの依頼により、一般社団法人生命保険協会が各生命保険会社に契約の有無を一括照会してくれます。

・相続発生時
・保険契約者(被保険者)の認知判断能力低下時
・災害による保険契約者(被保険者)の死亡や行方不明

利用料1回3,000円(税込)。本人との関係を証明する書類が必要。

一括照会してもらえるという点がありがたいですね。  (担当 I)

2022年6月3日金曜日

ストレスのはなし


 ストレスを感じると脳は影響を受けます。脳の3分の1を占める「前頭前野」に影響します。前頭前野には思考に関わる神経回路があり集中力を高めたり、感情や衝動を抑制する働きをしているため、強いストレスの影響でこの活動が弱まると精神の制御がきかなくなったり、行動を調整する能力が低下してしまうのです。不安を感じる、ぼんやりする、自制心を失うなどの反応が出ます。

特に、脳が成長過程にある子どもの場合、強いストレスにより脳そのものの成長が止まったり、変形してしまうこともわかっています。

大人も子どもも、長期にわたる過度のストレスを避ける必要があります。「逃げることも大切」とはよく言われることです。

ただし、ストレスは全てが悪ではなく、適度なストレスは生きていくうえで必要なものであるようです。ストレスが全く無い状態だと、免疫力が低下したり自律神経機能に異常をきたすこともあるそうです。ストレスにより適度に緊張感をもって生活していくことで、生きる活力が生まれ向上心にもつながるそうです。

ストレスとうまく付き合うことが大切です
 ・ストレス解消法やリラクゼーション法を見つけて実行してみる。
   ストレッチなどをしてからだをほぐすことも効果的だそうです。
 ・ストレスを溜めやすい傾向がないかを知る。
   少しだけ思考を変えてみることも大切です。

完璧を求めたり、極端な考え方をする傾向があれば、それは生き辛さにつながりやすいと思います。
中間を受け入れる、中間のある考え方に改める
白か黒でなくても良い。選択肢は2つだけではない。
要は柔軟に、しなやかに生きていくのが理想であるということだと思います。
                           (担当 I)

2022年6月1日水曜日

1日は写真整理の日

 写真をSDカードに保存をしている方は多いかと思います。SDカードにすべて写真をおさめているから、データ保存にぬかりはないと過信していたら大間違いです。


 実はSDカードにも寿命があるのです。実際に経験した事はありませんが、携帯やデジカメで撮ったお子様の動画・静止画を含めた成長記録。時間に余裕が出来た数年後にいざ編集・見返しをしようとしたら・・・という話はよく出てきます。
 
 SDカードは静電気に弱く、金属面を傷つけない配慮が必要です。多くのデジタルカメラで利用されていますが、長期保存にはお薦めしません。


 【保存】をしていることに満足せずに、2か所以上のデータ保存を心がけてください。(担当 M)

ご実家では終活の話を

  今週末から、大型連休が始まります。旅行や買い物など、楽しい計画は進んでいますか?  ご実家に帰られる方。是非、ご家族での会話の中で、「終活」についてお話ください。確かに持ち出しにくい話題の一つです。しかし、万が一のことを考えた場合、苦労されるのはご自身です。  会話の糸口とし...