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2024年4月15日月曜日

同じ会話を繰り返す・・・

 97歳の高齢女性の知人がいます。半時ほどお話をしていました。昔話に花がさいた楽しい時間でしたが、同じ話題が5回上がりました。お住いのマンションの外壁改修工事が始まり、ベランダから工事の人が見えるのが嫌だというお話です。

 ただ、1時間ほどの会話の中で、一言一句違わぬぐらいの繰り返しの話は、認知症の兆候なのか、ただ単に嫌な事を訴えたかったのか、真相は分かりません。

 お一人暮らしの高齢者。見守りつつも、彼女の日常を確保してあげたいものです。(担当 M)



2024年4月8日月曜日

私の軌跡 好評受付中

弊社では、【私の軌跡】という事業を行っております。

世の中に出ているエンディングノートには、自身を振り返る思い出のページが殆ど掲載されています。 また、家の片付けをしていて、どうにも処分の決断がつかないものにアルバムがあります。

 昔を振り返る事で、こんな事を頑張っていたな、こんな事があったな、こんなことを諦めたかななど、色んな思いが蘇ってくるでしょう。喜びも後悔も、今後の土台になるのが、今まで経験してきた全てです。

 その思い出を、厳選してデータで遺しませんか?というのが【私の軌跡】プロジェクトです。
 弊社の提供する【私の軌跡】は、スライド写真と動画を一緒に保存する事が出来ます。
 ご自身の思い出をつづるのは勿論、ご家族からご両親へスライド写真とともにメッセージを入れてプレゼントをするにも喜ばれるかと思います。また、最近では事業継承ツールとして、企業の歴史をDVDにし後継者に引きついていく方もいらっしゃいます。
 
 写真整理に行き詰った時、終活でご自身の軌跡を振り返った時、弊社のサービスを思い出していただけたら幸いです。 (担当 M)
          ←詳細はWEBで


2024年4月1日月曜日

1日は写真整理の日

先日、97歳おひとり様の知人宅にお邪魔しました。久しぶりのお宅訪問。ご本人はほとんど家の中でも動かなくなってしまい、日常生活は1日2回のヘルパーさんにお願いしているようです。ベッドサイドには一日過ごせるように、セットしてあります。また、視界には、テレビと窓からの景色が常時見えるようになっていました。
 少し離れた棚には、見たこともがなかった、幼子の小さなアルバムがありました。
聞くところに、甥の孫にあたる写真のようです。 
         
 残念ながら、かわいらしいアルバムには、手が届かないので日常ではほとんど見ることはないようです。いつでもテレビで見られる【おもいでばこ】の利用も頭によぎりましたが、リモコンの置き場所と操作方法をかんがえると、このままアルバムのままにした方が使い勝手が良いと思われました。
                 

 そのアルバムをめくりながら、その時の話をする知人は、とても生き生きとした表情が見受けられました。写真は思い出を呼び起こすものですね。

 
 1日は写真整理の日。アルバムをめくりながら、楽しい思い出・懐かしい顔ぶれに触れてみてください。 アルバムを出すことが、億劫だなと思った時は、是非写真の整理を。(担当 M)

2024年1月17日水曜日

ネットバンキング

 主に入出金の多い、金融機関のアプリをやっと入れました。ネット上かATMかで対応していましたが、そろそろ次のステージにという思いでアプリをダウンロード。

 ちょっと困ったことを2つ。

1つは、口座を移管しているため、通帳には新口座番号が表記されていますが、カードは旧番号のまま。(新口座番号にカードを切り替えるには手数料がかかるシステム)アプリをダウンロードしてから、口座番号を登録しようとしても、なかなか出来ず。入力間違えをしたかなど散々悩み、そのまま放置し数日後。やっと、移管をしていたことに気づき通帳片手に手続き完了。移管をしたのも、20年ほど前。通帳も用意して手続きをしておけばスムーズだったと少し反省。

2つ目は、パスワードが増えたこと。数行の金融機関アプリをダウンロードしたので、それぞれパスワードやログインパスワードなど、決める事・覚えておくことが確実に増えました。毎回ログアウトを確実に行っているため、利用する時はパスワードなど最初から。なかなかの難問です。


 何事も新しいことに向き合う時は、ちょっとした勢いと気合が必要でしたが、それに記憶力も求められる個人情報。自分の身を守るのは大変です。(担当 M)

                                 


2024年1月4日木曜日

新年 

 2024年を無事に迎えることとなりました。本年も、ゆる~く終活や日常について情報(?)発信していきますので、軽い気持ちでお付き合いいただけたらと思います。

          


 年末年始、帰省をされたり旧友と会ったりと、懐かい時間を過ごされた方も多いと思います。思い出話に花を咲かせたり、相手の成長に時の流れを感じたり。思い出を語る時には共通の認識が持てる写真が一番ですね。親戚で集まると、アルバムを出してきて思い出を語りあい、さらに思い出として集合写真を一枚!友人との会話でも、携帯のアルバムを見ながら盛り上がったりしていませんか?

 写真は思い出の1つです。一つの出来事に1枚あるだけで、思い出は広がっていきます。便利なツールの写真をすぐに取り出しやすくしていますか?

 新しい年に、いつ良き出会いがあるかわかりません。早めに写真ストックの整理をしておきましょう。輝く瞬間に保存先データいっぱいで、設定変更をしている場合ではありませんね。(担当 M)


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 自分史をコンパクトに・会社の節目に・ペットとのおもいでに、とお考えでしたら、弊社HPもご覧ください。大手映像会社と連携して、写真とメッセージ入り動画の編集も行っております。ご興味のある方は、下記バナーからHPに飛びます。

   


2023年12月27日水曜日

年の瀬・人生の瀬

 早いもので、今年もあと数日となってきました。仕事や片付けなど順調に進んでるでしょうか。来春に進路が決まる方々にとっては、追い込みの時期ではないでしょうか。 何はともあれ、いつも以上に健康に注意して日々を乗り切っていきましょう。

 一年の終わりは決まっております。期限があるので、スケジュールを立てやすいものですが、人生の終止符は誰もわかりません。年齢関係なく、自分自身が後悔なく過ごせるように、あらゆる準備をゆるーく進めていきましょう。それが人生の終活につながります。ただし、自分で終止符を打っては絶対にいけません!辛い時は必ず声を上げてください。一人で抱え込まないでくださいね。 これからどんな楽しいことが待っているか、今まで辛かった分、楽しい事もきっとまっていますよ。

 

 このブログでは、ゆる~く終活をしている行政書士事務所スタッフが運営しております。日常の事がメインですが、皆様の終活に少しでもお役に立ち・息抜きに・はけ口にしていただければよいと思っております。

 今後ともよろしくお願いいたします。(担当 M)

  

2023年12月13日水曜日

医療費がかかる時

 知人が医師からガンの告知を受けました。幸いなことに、悪性ではなく・転移もほとんどしないパターンのがん細胞だったので、切除手術だけの対応となりました。

 ただ、年齢も重ねており、ガンという言葉に落ち込みつつも、切除・移植と数回の手術を経て、身も心も落ち着けたようです。数年の経過観察の為通院を余儀なくするそうです。ガンは不治の病ではなくなってきており、今回は良性ということもありましたが、まずは早期発見・早期受診が重要なようです。

 さて、病院にかかるという事は、診療費用が掛かります。お仕事をされている方は通院や入院により収入面でも心配になってきます。そんな時に給付を受けられる制度があります。

  高額療養費制度 :治療中の医療費に上限

  付加給付制度  :健康保険によっては高額療養費制度で払い戻される分に上乗せ

  医療費控除   :1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合、税負担が軽減

  傷病手当金   :連続する3日を含む4日以上休み、給与が支払われない場合に

  障害年金    :初診日から1年6ヶ月を経過した日に要件を満たす障害がある場合

  介護休業給付金 :家族の介護で働けない時


 それぞれ、制度を利用する時には金額や日数に制限などありますが、仕事を続けていく事は収入面の安定にも精神面の支えにもなります。医療機関や都道府県には就労に関する相談窓口が必ずあるようです。一人で悩まずに、是非、門をたたいてみてください。(担当 M)

                     


2023年11月27日月曜日

世界的に有名な遺言

 本日、11月27日は、ノーベル賞第一回授賞式が行われた日だそうです。1901年の事です。ノーベル賞は、ダイナマイトを発明した、アルフレッド・ノーベルの遺言により、創設されたのは有名なお話です。

 さて、このノーベル氏が亡くなったのは1896年。このノーベルを財団の創設の想いを遺した遺言書は1895年作成されたものだそうです。

 ただ、ノーベル氏が残した遺言書は全部で3通あるそうです。書かれた年は、1889年・1893年、そして、ノーベル財団の意向を残した1896年。1889年の遺言書は破棄され、1893年の遺言書には具体的な金額ではなく、【遺産分配の割合】が示され、1896年の遺言には、具体的な【金額】が記されていたそうです。さらに、【遺言執行人の指定】もありました。

 ノーベル氏は生涯独身で、親戚にあたる続柄は兄の子供達(甥)のみ。遺言状がなれば、どれだけの財を得て彼らはどのように財産を使っていたであろうか。金額が莫大なだけに、予想もつかないが、現在ほど世界的な平和には貢献出来なかったであろうと思われます。

 工事作業の効率化のためにダイナマイトが発明されたのが、1866年。その後、戦争で使用されるようになり、遂には死の商人との二つ名を持ってしまったノーベル氏。のちに遺言を残すことで、平和への貢献に役立つようにと強い願いが実を結んだ、ノーベル財団。100年以上前に作成された遺言書が、今もなお効力を発揮しているのは、ノーベル氏だけかもしれません。

 遺言書は、自分の想い・願いを遺された人・後世につたえるツール。財産がなくても、あなたの想いを遺してみるのはいかがでしょうか。終活は、元気なうちに少しずつ(担当 M)


 

2023年11月15日水曜日

目の衰え

 小学生の頃から近視と乱視が入り乱れてのメガネっ子でした。現在ほど気軽に買えるメガネのお値段ではなかったと思いますが、失くした時用に、レンズの買い替えではなく、メガネごと新規購入を繰り返し、結構なメガネ在庫が家にありました。コンタクトレンズにし、快適な目回りでしたが、花粉症に負けメガネに戻り早数十年。 昔ほどではありませんが、いまだに家には若干度数が違うメガネがゴロゴロと・・・。

 ここ数年は、老眼という言葉も加わり、さらにメガネが増えつつあります。最後に視力を測ったのは三年前ぐらいでしょうか。いまだに遠近両用メガネには慣れませんが、快適な生活を送っていましたが、最近、さらに視力の低下を実感してきています。

 電車内のドアから、反対側のドア近くの広告が読めないという経験ありませんか?先日、電車内で座っている状態で、向かいの窓の近くの気になった広告があったのですが、大きな見出ししか読めない、目を凝らしてもちょっとメガネをずらしてみても、読めない。車内は比較的空いていたのですが、わざわざ立って広告を見に行くのも変に思われるかもと、車内が混んでくるまで、広告とにらめっこ状態でした。

 年齢を重ねる速さよりも、体力系の衰えの速度の方が早い感じが否めません。毎年、児童並みに健康診断を受けないといけませんね。ちなみに、電車内の広告はその後巡り合っておりません。 (担当 M)

 

2023年10月20日金曜日

買い物問題

 知人の高齢女子の買い物は、週に何度かくるヘルパーさんにお願いしています。近くにはスーパーというようなお店はなく、少し離れたコンビニエンスストアで食品を購入しているそうです。そして、親戚の人が月に1度おとずれているので、車で買い物に連れ出してくれたり、ネットで日時配達などの指定をしてくれているようです。

  自身一人で動ける時は、行きたいところに行き、自分の目で選び、その時の気持ちも左右されながら買い物をすることが当たり前でした。しかし、体力面・体調面などで自由に出来ていた行動に制限がかかってしまうと、精神的に疲労が重なっていっていきます。

 知人の彼女も、当初、他人と一緒に出掛けなればならない苦痛・距離的にお気に入りのお店に行けなくなった不自由さ・思うように行動できない体力の低下に悩まされ、反発し、嫌な性格になっていたと愚痴をこぼしたこともありました。

 ヘルパーさんなど、第三者が家の内側にかかわってくるのは相変わらず慣れないそうですが、少しずつ割り切っていけるようになったそうです。

 自分の出来る範囲内で、心の許容範囲の中で、より負担の少ない選択肢を見つけていくことが、これからの自身の課題になっていくかもしれません。 

 終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)



2023年10月16日月曜日

今年もそろそろ・・・

 猛暑に悩まされていたら、いつの間にか涼しくなり、キンモクセイの香りに想いを馳せていたら、もうそろそろ今年のゴールが見えてきました。

 カレンダー売場開設

 ハロウィーングッズの近くに、クリスマスケーキやおせち料理の予約

 増える年賀状印刷のちらし

 届き始める保険料控除証明書の通知

 年末テレビ番組の大枠の告知・・・・などなど


気付けば10月中旬。今からでも間に合います、今年の目標・願いの達成への道。やり残したこと、後回しにしていた事はありませんか?比較的予定が立てやすい10・11月中に何とか片づけてしまいましょう。動きやすい良い季節になってきたのですから。私は、第二の人生への部屋の模様替えを再開することにします。  終活は元気なうちに少しずつ(担当 M) 


2023年10月13日金曜日

家のエンディングノート

 終活には、エンディングノートを!と繰り返しお伝えしていますが、先日【おうちの終活ノート】というのを目にしました。一般社団法人が発行されているようです。

 ノートには家にまつわる思い出や入居(購入)した時こだわりなど、家を中心とした歴史が書けるようになっています。そして、最後の方には、家の将来、つまり住まなくなった時にこの家をどうしたいのか、記入者以外の家族はどうしたいいのかを書くことができて、家族内で共通認識が持てるようになっています。

 自分がいなくなってから、誰が住むのか。親族か第三者かと、考える事が数多くあります。自分の人生と同じぐらい家の行く末も考えてあげましょう。終活は元気なうちに少しずつ(担当M)


2023年10月11日水曜日

短時間で決断を

 人が亡くなってから葬儀を行うまでの時間は、思った以上に短いものです。

 以前知人が病院で亡くなった時、病院関係者とのお別れの前に、葬儀関係の方と葬儀や宗派の確認・打合せがあり、日程・葬儀方法など残された身内が考えなければならない事がたくさんありました。悲しみと思い出に浸りたい時に、日程や費用を決めていかなければならない慌ただしさ。知人の話では、自分で返事をしたはずだが、いつの間にか細々とした事が決められており、気づいたら部屋に似つかない立派な仏具や立派な墓石が準備されていたという話も。

 また、親族だけに亡くなった事を知らせたが、後日、故人の友人が「棺に入れて欲しいと頼まれていた」と訪れてきたという話も聞きます。

 死期は自分で選べません。残された方々に少しでも負担を軽くするために、少しでもお別れの時間が増やせるように、元気なうちから、思いや希望を伝えておくことが重要だと思います。


 終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)

 

2023年9月13日水曜日

濡れた写真は・・・。

 近年、台風よりも大雨・線状降水帯などで大変な被害に遭われる地域が多くなっている気がします。被災状況などを映像でみると、胸が締め付けられる思いです。

 家具や電化製品の処分と一緒に、思い出の詰まったアルバムなど処分していませんか?後片付けで心身ともに疲れている時に、アルバムを気にしている時ではないのは重々承知しています。ただ、写真は思い出がギュッと詰まった一枚です。家や家族の歴史です。ぬれても、汚れても応急処置をしておけばどうにかなります。

  アルバムは濡れたままにはせず、まずは乾かします。アルバムは広げて風通りをよくしてください。写真は重ねない事。この第一段階が踏めればもう大丈夫です。気持ちや体力に余力ができてから、水洗いをしていきます。その時も、しっかり乾かしてくださいね。

 写真がなくても、思い出は皆さんの心の中に残っています。必ず残さなければならないというわけではありませんが、すぐに手放すことはせずに、応急処置をし、心身共に日常が戻った時に、改めて写真保存の選別をしてみてはいかがでしょうか。

 まずは一日でもはやく日常が戻りますよう、お祈り申し上げます。(担当 M)


  

2023年9月4日月曜日

脳の活性化?!

先日、エンディング産業業界のイベントがあり、終活の勉強にと参加してきました。
終活をする意義、空き家対策の必要性など、いろんなジャンルの話を聞きながら、自身の知識の習得というより、自身の終活に改めて向き合っていかなければならないと思えるイベントでした。

 そのイベントの中で、【思い出ノート】という言葉をよく耳にしました。思い出ノートというのは、エンディングノートとは違い、【思い出のみのノート】だそうです。生まれた時から現在までの振り返りのみを軸に書いていくものだそうです。
 昔のことを思い出すという事は、記憶を呼び起こすために、脳がフル活動していくそうです。それが、記入者の笑顔にもつながり、認知症の予防にも役立っていくそうです。思い出す方法も、年代別・イベント別であったり、キーワードから記憶をたぐり寄せたりと、色々なアプローチ方法で誘導していきます。

 思い出は楽しい事ばかりではないと思いますが、自身の気持ちの整理のためには必要な事だと思います。脳を働かせるために、ゆっくりと昔を振り返ってみてみましょう。【今まで頑張ったな。これからは良い事あるさ】とボソッとつぶやいてしまうと思いますよ。(担当 M)
          
                 ☝自分史に写真やメッセージもそえて

2023年9月1日金曜日

1日は写真整理の日

 毎月恒例の【1日は写真整理の日】です。 

 今年、関東大震災から100年という節目だそうです。震災時の写真がニュースなどで目に触れることが多くなりました。その後の大震災として、2016年阪神・淡路大震災、2011年東日本大震災があります。その他の時にも地震による被害が生じた地域も多くあります。実際に体験をしていなくても、映像や写真で状況は理解できると思います。

 映像技術も進み、モノクロ写真からカラー写真に変換できたり、現像・経年劣化による、写真の汚れやシミが綺麗になくなったりと、現代の人にもより疑似体感が出来るようになりました。


 記憶より記録。その記録も見返すことにより、記憶もより鮮明に持ち続けられることでしょう。ご実家に眠っているアルバムの中に、家系の記録があります。是非記録を掘り起こし、記憶を定着させてみてください。記憶を呼び起こすツール、それが写真です。アルバムにおさめるだけでなく、見返し記憶としても心におさめてください。写真整理の日の1日。ちょっと昔のアルバムを見返すのに良い機会だと思います。 (担当 M)

2023年8月31日木曜日

エンディングノートのすすめ

書店でも、棚の一段を占めるほど、エンディングノートが並べられています。高齢化社会になり、終活にむけ、何かしなければと最初に手にするのがエンディングノートだと思います。
 エンディングノートには
   ①自分史
   ②今の自分
   ③死後のお願いしたこと
おおきく3つの分類に分かれています。

 ①自分史
   生まれてから今日まで、こんな思い出がある こんな事があったと書き出すことで、今後の道標となります。また、思い出すことで脳の活性化にもなります。
 ②今の自分
   現在、どういう健康状態・日常生活などを記しておくことにより、いざという時に医療機関や周囲の人々に伝えることが出来ます
 ③死後のお願いしたいこと
   ②を踏まえながら、自分が動けない・いなくなった場合に、お世話になった方への想い、大まかな資産・デジタル関係、ペットことなどが伝えることが出来ます。
          

 実際に購入しなくても、1冊のノートにまとめておけば大丈夫です。市販のものは細かく項目ごとに分かれているので、スムーズに記入していけるのがメリットです。
 書き直しも可能ですし、項目すべてを埋める必要もありません。少しずつ記入していき、今後の生活の道標にしていくきっかけになればよいと思います。そして、記入内容の公表はしなくても良いですが、エンディングノートがある・書いているという事は、身内の人には伝えておくこともお薦めします。  終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)

2023年8月16日水曜日

シニアの結婚

 人生100年時代、どんな未来がまっているのか分かりません。それは、Z世代でも団塊世代でも同じです。期待や不安の混沌とした日常を、お互いが信頼しあえるパートナーに出会い、一緒に人生を歩んでいく事ができたら心強いかもしれません。また、おひとり様の場合でも充実感や幸福感で満たされているかもしれません。

 若者の結婚観の意識が年々下がっているというニュースを耳にする一方で、シニア世代の結婚(再婚)も増えているそうです。第二の人生は、真の第二の人生としたい・老後のことが心配だからとパートナー探しを始めるそうです。

 若い時の結婚よりも、シニア世代の結婚は収入面のある程度の上限は見えてきますね。ですからお互いの財産状況もよく分かりあっていなければならないと思います。その中でも特に再婚で年金収入の場合は、年金分割の存在を忘れてはいけません。

 年金分割とは、離婚した場合、婚姻期間中の厚生年金を分割してそれぞれの自分の年金とすることが出来る制度です。申請に際し基準・合意・手続きと手順を踏まなければなりませんが、取得できた場合、それぞれに年金額の増減が行われます。仮にどちらかが再婚した場合、分割年金は変わりません。(制度や金額など詳しくはお近くの年金事務所でご相談を)

 シニア世代の結婚は感情論だけで乗り切れるものではないなと感じます。いつの世代も一緒に人生を歩むパートナーとは事前に話し合う事が必要ですね。 (担当 M)


2023年8月2日水曜日

デジタル遺産⑨

 デジタル遺品のお話です。

     


 世界的な感染症大流行のお陰で、非接触の生活が凄まじいスピードで浸透してきたように思えます。その代表が、キャッシュレス決済サービスです。買い物や乗り物代金など、スマートフォンやカードでの支払いが日本でも主流になりつつあります。給料も今は電子マネーで支払われるというニュースもありました。経済産業省が2025年までに国民の4割利用を目指すとの発表もありましたが、2022年現在では、36%の利用率だそうです(経済産業省統計)内訳としては、クレジット利用が大半を占めていますが、この2~3年で電子マネーやコード決済の利用比率推移も躍進しているようです。

 では、故人がスマートフォンでのキャッシュレス決済サービスを利用している場合はどうなるのでしょう。インストールされているアプリを確認することが一番早いですね。最近では、フリーマーケットサイト内でのキャッシュレス決済機サービスもありますので、アプリだけにとらわれず、視野を広く対応していく事も重要です。

            


  主要なキャッシュレス提供サイトのHPではほとんど名言されておらず、残高の相続手続き方法は直接問い合わせされた方が早いと思います。必要書類や相続方法など、統一ルールが敷かれていないのが現状です。

  手続きをスムーズにするためにも、金融機関の利用と同じで、

     ●手広く利用しない

     ●利用しているサイトは相続者と情報を共有

     ●エンディングノートに書き残して置く

これも一つの終活です。遺された人々の負担を軽くするために。終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)

 

2023年8月1日火曜日

1日は写真整理の日

 毎月1日は写真整理の日です。

 家族の中で唯一、最新スマートフォンを持っている子どもが、海外に飛び立つことになりました。スマートフォン購入時も、カメラの性能が一番よい物を選んでいたのですが、何故か「デジカメってうちにある?」という発言が。

 家で使っていた(過去形)デジカメと最新スマートフォンだと、スマートフォンの方が綺麗な映像になると思いますが、言われるがままに充電池と共に渡しました。だいぶ活躍していたデジカメ。出してきた親は懐かしいという感想ですが、子どもにとっては「こんな感じなんだ、カメラって」という新鮮な反応。

 出発前日に、ふと、SDカードは空かどうか不安になり、慌てて確認。やはりSDカードに写真や動画が残っていました。当時はこまめにCD-ROMに入れていましたが、もう、その時の記憶はなく、記録を探すのも一苦労。保存はしてあるとは思いますが、とりあえず、最近の我が家の写真データ保存先【おもいでばこ】にデータを移し、親の心配なく旅立っていきました。          

           ←バッファローの【おもいでばこ】

 留守番の親はゆっくりテレビ画面でデータを確認作業しつつ、思い出に浸るひととき。やはり十数枚に渡るCD-ROMを見返すより、一か所にまとまっていたほうが、整理する時も見る時も楽であることを実感。

 皆様の写真管理はいかがですか? (担当 M)

  

手離すタイミング

 十年以上前に趣味として没頭していたビーズ細工用品が捨てきれずにいました。家の近くには適した大きさの材料がなく、電車に乗って道具を揃えてました。自分の体力のある限り、家族が寝静まった静かなリビングで没頭していた日々でした。細かい作業の為、何も考えずにいられたことが、日々のストレス...