2026年5月12日火曜日

本の紹介

 是非、男性にも読んでいただきたい本をご紹介。

  【喫茶おじさん】 著者:原田ひ香 

早期退職し無職となった主人公。第二の人生をゆった(?)のんびり(?)過ごしつつ、仕事・家庭・老後・・など様々な問題を抱えながら今日も純喫茶の扉を開く・・・・。会社を早期リタイアし、やりたい事に挑戦しつつものほほんと過ごしていくおじさん。身近にいそうな主人公です。

 

 まず、実名こそは出ませんが、都内の様々な場所の喫茶店が登場しています。場所と雰囲気から、ひょっとしてあそこのお店かな?あそこだな!などと想像しやすいです。(喫茶店の聖地巡礼のサイトもありますが)かつて通勤・仕事途中で訪れたお店があるかもしれません。なにより主人公の食レポには涎が出てきそうになります。


 そして主人公・純一郎は、どこにでもいそうな、もしかしたら自分かもしれないと思えるようなぐらいの親近感。家庭に・同期に・仕事に対して焦りや不満も見え隠れします。読み手としては、なんでこんなに危機感がないの?とイライラしてしまう反面、流れに任せ時間が解決してくれる姿勢にも共感。 問題に対する純一郎の態度には、やっぱり『わかってないなぁ』とツッコミをいれたくなります。まさに的を射た一言!純一郎が『わかる』のはいつか。読み手の自分も『わかってない』かもしれないと気付くのはいつか・・・。


  短章で構成されているので、気軽に読めます。そして喫茶店にいきたくなる・自分の第二の人生を考えるきっかけにそっと手を差し伸べてくれる1冊でした。

 もしよければページをめくってみてください


 

 

 

2026年1月9日金曜日

写真を撮ってみよう

 

 最近、ご自身の写真は撮った記憶がありますか?

 先日、久々に集まった友人と記念写真なるものを撮った時、改めて自分の姿を見てみると、まぁビックリ。それなりの人生が容姿に現れており、毎日見ているはずの鏡の姿とかけ離れている現実に多少落ち込んでおります。客観的に見れるのが写真なのかもしれません。


 【『雨利終活写真館』作者:芦沢央】 を手にする機会がありました。巣鴨の遺影専門写真感を舞台で繰り広げられていく小説です。 簡単ではありますが、遺言書の仕組みも簡単に理解できますし、写真の必要性もわかってくると思います。身構えせず終活の一歩が踏み出せるかもしれません。 このブログでは、読後感想は話がそれてしまうのでグッと堪えておきます。


 遺影というと、実家や田舎などで欄間に飾られた写真を思い浮かべる方も多いと思いますが、技術が進んだ現代ですから、写真の加工は当たり前のように出来ます。以前、写真関連のイベントを訪れた時に、若者の『盛れる』『ばえる』ではありませんが、遺影も既存の写真に盛れるようです。だからと言って、1020代の写真を持ってそれ相応の年齢になどとお願いするのは気が引けますし、「若く見えるように」というのが違うようですが・・・。もしものとき、葬儀までの短い時間で、第三者に「これでいいんじゃない?」と選ばれるよりも、ご自身のお気に入りの写真を選んでおいた方が良いと思います。葬儀と場違いなポーズだったり洋服であっても、加工は出来ますから。


 気兼ねなく旅先やイベントで自分を入れた写真をとって、思い出と共に良い笑顔も残しておきましょう。元気な時に楽しいことを。


           


2025年12月15日月曜日

最期に何を食べたいですか?

  先日、知人(Aさん)を最期まで見送りました。医師から、「そろそろ覚悟を・・・」と言われてから約2週間。医師に会うたびに、「何度か三途の川を渡りかけたのですが、悪くなっては持ち直しという状況で、本当に生命力が強い!!人は不思議ですね」と話されておりましたが、Aさんもとうとう力尽き、白寿目前にして旅立っていきました。

 人間は最期まで聴力は衰えないと言われていたので、ずっと寝ているAさんのお見舞いに来る友人達は顔を見ながら個々の思い出話に花を咲かせるようになりました。

 Aさんは美味しいもの・あまいもの好きのため、思い出話も食べ物の話ばかり。しかも面白いことに、友人一人一人、Aさんの好きなものがバラバラで。

 「〇〇の羊羹をよく食べていたよね」

 「あら、▼▼のプリンをよく食べに行っていたよ」

 「▼▼が好きなのは知らない。その近くの××のお店の季節の和菓子をよく買っていた」

 「えー、××では、お饅頭が好きじゃなかった?」

 「お饅頭は彼女そんなに食べていないよ」 

 「そういえば、■■のお店で夕方でもカツカレー食べてなかった?」

 「カレーだっけ?えびピラフじゃなかった?」

などなど。しかし、グルメ座談会も結論は「彼女が好きなのはやっぱりお芋よねぇ」と毎回一致。


 そんなAさんも、最期は喉の潤いを補充するために差し入れられた、バニラアイスを一口含んだ程度でした。そのバニラアイスは、ここ数年コンビニで買ってみたら美味しかったと言っていたメーカーのものです。一番好きなものではなかったようですが、バニラは辛うじて合格点は貰えたかなと遺された友人達と話しています。 

 あなたの最期に食べたいものは、何でしょうか?「人生これが最期の食事ですよ」など予告はありませんので、元気なうちにコンスタントに好きなものを食べておきたいとつくづく感じました。 ちなみに、今のところ私は鰻と珈琲を希望食で挙げておきたいと思います。しかしここ数年鰻を食べていないので、まだまだ元気でいないと(笑) 

 最期の希望の生活は、エンディングノートに記しておきましょう。終活は元気なうちに希望を伝えておくことも大事です。

2025年10月17日金曜日

終活は前向きに

  ここ最近、【ネオ終活】なるものがトレンドになっているらしいのです。20代の若者が終活を行っている(気にかけている)そうです。コロナ禍を経験し、突然亡くなる事は年齢に関係ないという状況が数年続いた背景からと言われています。

  葬儀関連・相続問題・ラストメッセージなど、彼らの終活の心構えを拝聴していると、感心することばかり。死を考えたからこそ、今を充実させようという気合もみられ、強く前向きな気持ちがうかがえました。

  年齢を重ねると、自身の体や記憶の不調であったり、目の当たりにする介護懸念などのマイナスイメージばかりが先行し、自分が今どうしたいのかすら考えられなくなってしまいます。

 終活は、身の回りの整理・もしもの時の事務手続き・相続を考える事だけではありません。比較的時間や体力もあり、生きていくための知恵もついている今。若者たちを見習って、今を充実させること・やり残したことが無いように行動する事も終活の一つです。前向きに取り組んでいきましょう。

 終活は元気なうちに少しずつ

         






本の紹介

 是非、男性にも読んでいただきたい本をご紹介。   【喫茶おじさん】 著者:原田ひ香  早期退職し無職となった主人公。第二の人生をゆった(?)のんびり(?)過ごしつつ、仕事・家庭・老後・・など様々な問題を抱えながら今日も純喫茶の扉を開く・・・・。会社を早期リタイアし、やりたい事に...