2022年8月30日火曜日

処分できない物

押し入れや戸棚の中に、使っていない洋服・雑貨・食器などありませんか?結婚式の引き出物でいただいた食器・粗品などでいただいた雑貨類・おさがりやプレゼントで貰った洋服・数年着ていない洋服・・・。クローゼットやタンス・戸棚には探検家になったような発見をしてしまう物はありませんか?   

 それらの品々をみて【今】使わないけれども、【〇〇したら】【〇〇だったら】使うかもしれないから、取っておくと思っていませんか?色あせたブランド物の箱からタオルやブランケット、立派なティーセットなど、ブランド名があるものや未使用で保管していた物はなかなか手離す事は出来ないと思います。

 しかし自宅は美術館・博物館ではありません。自分の生活スペースです。生活するための空間を物で埋め尽くしても、心身ともに休まりません。


常に眺めて心が落ち着くものですか? 

   YES→箱や棚から出して、目につくように飾ったり、日常で使いませんか

   NO →捨てる気分にはならなかったら、どなたかに譲ってみても。リサイクルを検討するのも良いですね。換金したいのならば民間のリサイクルへ、誰かに使ってほしいと思われる時はお住いの行政のリサイクルセンターなどが利用できます。           


 ほんの一瞬でも自分の手に渡った物。処分を他人に任せないで、自分の意志で物の行方を判断していきませんか?ゆっくりと少しずつ選別していきましょう。

 終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)

2022年8月26日金曜日

事実婚のはなし(増えゆくメリット)

大手の化粧品メーカーが今年から福利厚生の対象範囲を拡大し、事実婚・同性パートナーも対象者として認めるように人事制度を変更したそうです。慶弔・育児・介護などについて休暇を取得したり、手当をもらったりすることができるようになったそうです。

最近このようなニュースを耳にすることが多く、グローバル企業は先進的だなと感じます。「事実婚」を選択する方々を取り巻く状況は良くなってきている、前進していると思います。

「事実婚」に関しては自治体にも動きがあります。沖縄市は市内事業者を利用して挙式するカップルに費用の半額、最大20万円を補助する事業を検討しており、「事実婚」カップルもその対象となるそうです(結納やフォトウェディングも対象)。コロナ禍でダメージを受けているブライダル産業の支援の一環ということですが、結婚のかたちや世情を反映して対象者を決めていることがわかります。

「将来婚姻率が下がっていく」とか「若者は結婚には興味がない」など寂しいニュースもあるなか、企業や自治体が新しい結婚のかたちに理解を示すことは明るいニュースです。結婚特別休暇も結婚祝金も、大いにはずんであげて欲しいと個人的に思いました。

ところで、ある会社では就業規則で「再婚」の場合は結婚の特別休暇や結婚祝金を半分にすると決めているとか ←これはなかなか手厳しいと感じました。

 (担当 I)



2022年8月24日水曜日

施設の入居資金

 新聞の折込チラシや郵便ポストに、ケアホーム・老人ホームなどのチラシが気になる年頃になりました。こんなに費用がかかるのかと、電卓片手に考えてしまいます。

 ただ、施設やホームに入ってしまうと、自宅はどうしてしまうのかと不安が募っていきます。自宅に帰ってくる事を目標にはしますが、誰も使わなくなってしまっている家に戻ってくるには、掃除やメンテナンスも行わなければなりませんね。

 また、施設に入る時は、自宅を売却してその資金を基に入居しようという考えもあります。いざ入居する時は自分の体力は今と同じではないでしょう。そのような状態で売却手続きは自分で出来るでしょうか。

 もし認知症になってから、家を売ろうとする場合、意思確認ができないという判断により、不動産売買に制限がかかります。自分の意志が正しく伝えられるうちに、任意後見契約や民事信託などの方法を考えておきましょう。


 お住いの行政やNPO法人を活用し、より安心な第二の人生を一緒に歩んでいきましょう。


 終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)

2022年8月22日月曜日

銀行口座

 8月の第3週に入りました。第3もしくは4週目の日曜日に、普通預金に利息をつける金融機関が大多数です。(ご利用金融機関をご確認ください)一度通帳記帳をしてみてください。


 しかし、今は低金利時代。記帳をしても残高が変わっていない場合もあります。そんな時はこれを機会に、ご利用通帳の整理をしていきませんか?


 一年以上入出金がない通帳、近くに支店がなくなり不便になったなどの理由から、今使っていない通帳はありませんか?

 自身の資産も自分で管理できる範囲に収められるように、今のうちに整理していきましょう。お使いの通帳片手にエンディングノートに書き出していければ一石二鳥ですね。(担当 M)

2022年8月19日金曜日

認知症と個人賠償責任保険


地方に帰省していると、自治体の町内放送で「高齢者の行方不明と情報提供のお願い」のアナウンスを耳にすることがあります。近年珍しくはない放送内容だそうです。
ご家族のご心配はいかばかりかと悲しい気持ちになります。

認知症の方でしょうか。徘徊して事故に巻き込まれてしまい、相手方から賠償責任を問われるというようなこともあるようです。

2007年、JR東海の線路に侵入してはねられた認知症を患う高齢者の事故では、家族への賠償責任について最高裁まで争われました。この最高裁判決をきっかけに、認知症家族の監督責任の可能性という点が強く意識されるようになったそうです。

「個人賠償責任保険」に加入していれば保障を受けられます。認知症患者の増加に伴い保険会社が認知症に特化した個人賠償責任保険「認知症保険」を数多く販売しています。
現在では自治体が公費で認知症保険に加入していて、無料や少しの負担で被保険者になれるそうです。
認知症高齢者の賠償保障をしている自治体は現在40近くもあるそうです。
はいかい高齢者個人賠償責任保険(大和市)
認知症事故救済制度(神戸市)
など名称はそれぞれですが、お住まいの自治体の導入状況を調べてみてはいかがでしょうか。
                                (担当 I)

2022年8月17日水曜日

クーラー問題

 連日の猛暑で熱中症患者が増えています。 特に高齢者は冷房器具を付けない方もいるようです。 

 電気代が勿体ないと思われるかもしれませんが、万が一、熱中症になった場合、【医療費】+【身内などへの連絡】+【自身の身体的・精神的なダメージ】+・・・ これら合計は金額では表しきれません。

 また、今更クーラーを買ったところで何年使うかわからないからと言われる方もいます。日本は平均寿命が年々伸びていますよ。まだまだ使います。冷房だけではなく暖房も除湿もついている機能の製品もありますから。

         

 かつては最高気温30度で夏を満喫していた日本も今では40度近い夏の日。ご自身の体に良いことを率先して活用していきましょう。  (担当 M)

2022年8月15日月曜日

8月15日

終戦の日  終戦記念日 全国戦没者追悼式・・・昭和20年8月15日、玉音放送によって国民に第二次世界大戦の終戦が告げられた日です。今年は77年目になります。


 ここ数年、戦争体験者の語り部の高齢化が進み、次世代への口承・より多くの映像などの力を借りても、後世に伝える難しさもあるようです。


  大げさな言葉は要りません。戦争体験された方々・その話を直接聞いた方々、どうか次の世代にも伝える事を辞めないでください。


  戦争のない平和な世界であってほしいと切に願います。(担当 M)


2022年8月12日金曜日

一冊のアルバムに

 夏休み・お盆休みが本格的になり、通勤電車の混み具合も緩和され、通勤者よりも家族連れや旅行カバン姿の人々が増えてきた印象を受けます。どうぞ楽しい時間をお過ごしください。


 旅先・帰省先での思い出として、写真を撮られる事でしょう。楽しい一瞬、美しい光景・ウケを狙ったショットなど、1回の旅でどの位写真を撮られるのでしょうか。最近ではSNSアップのためにこだわりを持った写真を数多く撮られていると思います。


 撮りためた写真は、旅行の思い出として、1冊のアルバムにしても良いかと思います。ページ数は20枚前後から作れます。表紙の紙質・大きさなどによりお値段はピンキリですが、今年の夏の思い出を写真で振り返りながら写真を選び、プリント会社による綺麗な画質でのアルバムを作っておけば、写真も思い出もきれいなまま残っていくでしょう。

    

  興味のある方は、【フォトブック】で検索してみてください。(担当 M)

2022年8月11日木曜日

帰省をしたら

 帰省をされている方が多いのでしょうか。高速道路の渋滞情報や鉄道・飛行機の乗車率などが報道されていますね。 体調に気を付けて楽しい時間をお過ごしください。


 さて、久しぶりに実家を訪れるとよく話題になるのが実家の片づけです。人からの頂いたものやご自身が昔使われていた思い出の品々が多くありませんか?綺麗に片づけられているご実家でも、日頃生活している環境動線と違うために、生活しにくさを感じて「片づけたら?」などと言ってしまうようです。

  

  ご実家に帰られた時に、「片づけたい」と思われた時は、まず、自分の物を探してみてください。昔使っていた部屋に自分の物は一つもありませんか?いつか使うからと、子供の物を物置のように実家に置いていませんか?住まわれている方の安全・安心なスペースを確保するためにまずは自分の物をご実家から撤退してみてください。いつかは片づけなければならない自分の【忘れ物】。今が片付け時ですよ。


  親孝行の帰省の時間を楽しくお過ごしください (担当M)



2022年8月8日月曜日

そもそも終活とは・・・

そもそも、終活とは何でしょう?
  エンディングノートを書く事?
  遺言書を書く事?
  身のまわりの片付けをする事?
  思い出を作っておく事?

どれも正解です。
 エンディングノートに書くことで、遺された方々に、自分の事を知ってもらえますね。
 遺言書を書くことで、法的に守られる形で自分の意志を伝えられます。
 身の回りの片付けをしておくことで、自身の物への想いの再確認と遺された人たちへの次へのステップを手助け出来ます。
 思い出を作っておくことで、気持ち的に充実していくでしょう。

しかし、忘れてはいけません。誰もが健康状態でこの世を去ることは出来ないという事を。老いが進行して、精神的・身体的にままらない時間を過ごすことがあるからです。
 
 自分が、病院や施設に入った時に、手助けしてくれる人・手伝ってくれる人・制度はご存じですか? 自身が弱ってから誰もいないと嘆くよりも、終活に取り組める元気なうちに、制度・サポート先を探してみましょう。

 「嫁に・・」「婿に・・」の時代は終わっています。自分の事は自分で決めて、争いのない老後を送りたいものです。
 終活はげんきなうちに少しずつ (担当 M)
 

2022年8月5日金曜日

捨てるための意味付け

 物を処分しなければ片付けは始まらないと理解していますが、物を捨てることに抵抗もあります。
・片付けをすると思考がすっきりとして行動に無駄がなくなる
・物を減らし、自分で把握できるようにしておけば、無駄な物を買わなくなりお金が貯まる
・断捨離をすると気持ちがすっきりとし、新しいことにチャレンジする意欲が生まれる

実際に片付けをした人の声も耳に入り、その境地にたどり着いてみたい気はしますが「物を捨てる」ことがなかなか簡単にはできません。

そうしているうちに家が使わない物で溢れ、家事動線を遮るようになってきました。床置きしている物につまづくこともあります。

使わない物は処分していかなければならない。暮らしやすさが最優先。捨てられない思い出の品で溢れた部屋で家族が一日の疲れを癒せるのか・・

捨てるための意味付けをしっかりとして、納得しながら物を処分しようと決めました。


片付けを助けるおもしろいアプリも見つけました。

「みん断」 一日一捨アプリ

直近30日間に捨てた物を記録できるほか、他の利用者が捨てた物の記録を見ることもできるようです。捨てた記録が時系列で並んでいきます。捨てるという行為が苦しいと感じる時こそ、この淡々とした感じが心地良く、少し気が紛れるのではないかと思いました。
                                (担当 I)                                                                     

2022年8月3日水曜日

立つ鳥跡を濁さず

最低賃金引き上げの報道がありました。過去最大と言われ31円アップだそうです。たった、31円とびっくりする若者もいると思います。しかし、雇っている企業からしてみれば、一人に対して一時間31円上がるということは、単純計算で8時間勤務は一日248円、20日勤務したら4960円の支出となります。約5,000円近く売り上げを上げる事はなんとも難しいことであることは、従業員も肝に銘じていなければなりませんね。

 生きていくためには、賃金がよりよい高いところを目指して転職される方も多いですね。終身雇用制の言葉はもう死語になりつつある現代。しがらみにとらわれず人生・生活のステップアップの転職は前向きな選択ですね。ただ、お世話になったその時の職場、少なくとも自分が希望して働いた職場への感謝の気持ちは持ってほしいものです。いい思い出も嫌な経験もすべてが今後の人生につながっていくと思います。まさに、【立つ鳥跡をにごさず】です。去る側も残る側も気持ちよい感情で次のステップに進めたらいうことなしです。
          

 人生の引き際も同じです。ただ、人生の去り時は自分ではわかりません。人生の引き際、今の生活を共にしている方々に感謝の言葉を遺せますか?争い事を遺してしまうおそれはありませんか?

 人生、どのステージでも【立つ鳥跡を濁さず】をたまに思い出してみてください。

終活は元気なうちに少しずづ   (担当 M) 

2022年8月1日月曜日

1日は写真整理の日

十数年ぶりに友人たちに会う機会がありました。近況報告も出し尽くした所で家族・趣味公開の時間が訪れてきます。まだ、孫のいる年代ではないのですが、子供の成長やペット自慢、趣味の話とこちらも話が尽きません。この瞬間は、片手にスマホ・目は画面・指でスクロールしながら、耳・口は会話中という、若者のような光景になっていました。
 しかし、「見てみて」の声掛けから無言の時間と共に「ちょっとまって、今探しているから」の一声がついてきます。
 そう、携帯に撮りためた写真をそのままにしているため、探すときは「何年前のいつ頃」という記憶で保存されているアルバムからスクロールしていっているのです。あたりをつけて検索している【この頃】もあいまいなものです。

  
 ぜひ、携帯の写真にもアルバム設定をしてあげましょう。

  ⅰPhonの場合
     【写真】アプリ→【選択】から写真を選択→追加→新規アルバム

  Androidの場合
     【ギャラリー】アプリ→【アルバム】→【アルバムの追加】


話の流れを止めないためにも、より、多く友達に自慢する(?)ためにも、携帯のアルバムは見易く探しやすくアルバム設定を心がけましょう。

 話のネタになる写真はお気に入り登録(【♡ハート】や【☆星】をタップ)しておけば、すぐに表示できますよ。(担当 M)

  ※お使いのスマホの操作方法がわからない・不安な場合はお使いの携帯ショップにお問い合わせください



同じ会話を繰り返す・・・

 97歳の高齢女性の知人がいます。半時ほどお話をしていました。昔話に花がさいた楽しい時間でしたが、同じ話題が5回上がりました。お住いのマンションの外壁改修工事が始まり、ベランダから工事の人が見えるのが嫌だというお話です。  ただ、1時間ほどの会話の中で、一言一句違わぬぐらいの繰り...