2023年2月27日月曜日

楽をしよう

 マスクからの解放日が近づくにつれて、情報番組やネットでは「笑顔の作り方」「ナチュラルメーク」「顔の輪郭を整える」「見落としがちなスキンケア」など、マスク生活に慣れていたフェイス関連の情報が飛び交っています。他人から見られない場所は、手を抜きがちで、時間が経つとそれが慣れになってしまい、いざ、外す時に慌ててしまいますね。一度楽な出来事を経験してしまうと、大したことではないのですが、戻にもどるには時間と気力が必要になってしまいます。


 【楽をしていく】という言葉で思い出したのですが、最近、脳科学から見ると脳の最盛期は50代という記事を読みました。40代から記憶力はと衰退しており、3秒前の記憶も怪しい私からすれば、もう終末期を迎えそうな勢いです。

  脳細胞の数は確かに学生時代からは減少しているそうですが、物覚えが悪くなったという事は、脳細胞同士を結び付ける伝達能力が弱くなってきているという事だそうです。社会に出ると日常的に使う脳のネットワークがフル活動・猛スピードで流れていくために、日々使わないネットワークはスピードが容易に上がらないそうです。

 脳はもともと楽をしたがる特徴があるために、新しいことの受け入れはゆっくりと伝達されていくそうです。フル活動しているネットワークも老化による衰えでスピードも落ちていき、あまり活動していないネットワークは言わずもがな、、、といったところでしょう。


  自分の性格からだからではなく、【脳は楽をしたいもの】と断言した記事を読み、脳を使う人も楽していこうよと思いつつ。現実には己に鞭打って日々過ごしています(笑)


  (担当 M)

2023年2月24日金曜日

会話をする重要性

 マスクを着用しなくても良いという決断が出たそうです。個人的には、花粉症状態の最盛期に入るので、まだまだマスク生活が続きそうですが、感染症に対しては、医学・医療関係の方々のご尽力のお陰だと思います。個々人は引き続き感染予防は続けていかなければいけませんね。

 さて、マスクが外せる状況になり、就職活動の対面面談が戻るため、就職活動生がマスクを取って面接の練習を始めたそうです。マスクをしていると、表情が読み取りにくく目元だけで判断していたここ数年。顔の表情全体が分かると、本心がよりわかるような気がします。

 人と話す事が苦手の方もいらっしゃいます。ただ、自分の事を知ってもらう為には自分の事を言葉で伝えなければ相手には伝わりません。「SNSが私の素なので、詳しくはこちらへ」と初対面の人や社会人に対して言えませんよね。ご自分の長所・短所を踏まえながら、箇条書きにし、キーワードを押さえつつ、話す準備をしていくのがコツだそうです。

 日常生活でも、自分の気持ちを伝えることが重要です。かつて「察する」ことが重宝されていましたが、やはり、伝えなければ相手には分かりません。年数を重ねた仲間・パートナーの間でも、言葉で伝えていかなければ相手にすべてを理解するのは難しいと思います。多少のズレが生じたままだとわだかまりが生じてしまいます。

 相手の言葉に耳を傾ける事・自分の言葉を聞いてもらう事、言葉のキャッチボールをしながらお互いの理解を深めていきましょう。伝えることで「ほら、あれ、あれ。」「なんだっけ?ここまで出てきているのに」という状況は減るかも知れません。(担当 M)

2023年2月22日水曜日

後見人は時間がかかる

自分の判断能力が不十分になった時・将来そのような状態になった時にサポートしてくれる仕組みが後見制度です。


 簡単ですが、まとめてみました。


効力発生の条件に注目してください。判断能力が不十分になってから、親族などが申し立てをし、家庭裁判所の審判によってようやく発効されます。裁判所に申し立てをするために書類→面接→審査→審判と進むため、申し立てたらすぐにサポートできるわけではありません。
 慌てないためにも、早め早めの準備が必要なのが分かりますね。
終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)

2023年2月21日火曜日

頼れる人を見つけましょう

人生終盤になり、家族やパートナーがいても、自身の資産や死後の手続きなどを任せるのは気が引けるという方もいらっしゃいます。

 そんな時に頼れる人々を元気なうちから認識しておきましょう。

①民生委員

   地域住民の身近な相談相手。支援の必要な住民と行政・専門機関のパイプ役

②社会福祉協議会

   高齢者や障害者への福祉・介護サービスを担う。成年後見制度の利用支援も可

③地域包括支援センター

   介護保険法に基づいた期間。介護員の派遣手続き、相談対応など

④自治体

  高齢福祉課などに登録すると、定期的な訪問や器具貸し出しなど、自治体によって高齢者へのサポート


 サポートしてもらえる機関はありますが、年齢などの区切りで自動的につくものではありません。申し立てをしなければ、せっかくのサポートの受けることは出来ません。

 申し立てが出来る人は、本人・配偶者・4親等以内の親族など、決められています。スムーズにサポートを受けられるには、早めに下調べ、早めに手続きを心がけてみましょう。


 終活は元気なうちに少しずつ。(担当 M)

2023年2月17日金曜日

パンダ返還

 上野動物園と和歌山アドベンチャーワールドのパンダが間もなく中国に返還されるということで、関連ニュースを目にする機会が多くなりました。

パンダは絶滅危惧種で自然繁殖も難しいため、生後24ヶ月で繁殖の目的で中国に戻る協定が取り交わされているそうです。中国が「ワシントン条約」に加盟した時からパンダは商業目的の取引が禁止され各国への「貸与」となりました。所有権は中国にあります。日本で生まれたパンダも中国に返ることが決まっているのです。

コロナ禍でパンダのライブ映像の存在を知り、たびたび見ていたことから、パンダのニュースはたいへん気になります。

今月中国に渡るパンダの中に30歳(人間でいうと90歳)の高齢パンダ「永明」がいることに驚きました。日本で30年近く飼育され、何度も繁殖に成功したくさんの子供たちがすでに中国に返っているというお父さんパンダです。高齢で飛行機の移動もたいへんであろうに今どうして??と疑問に思いましたが、「パンダの保護や研究に長けている中国が、高齢パンダ向けに設備の整った施設で余生を過ごさせるため」という理由を知り安心しました。

中国では親や高齢者を大切にする家族観があると聞いていましたので、高齢パンダを大切にするという意識に繋がっているのかなと想像しました。

中国に渡ってしまうのは寂しいですが、その後のパンダたちの様子を知る機会があれば良いと思います。    
                 

   (担当 I)









2023年2月15日水曜日

デジタル遺品 ⑦

 

デジタル遺品の相続については、まず相続できるかどうかがカギになるそうです。

相続の対象は、【故人の財産に属した一切の権利義務】となります。また、【故人の一身に専属したもの(一身専属)】については、契約者である故人しか利用できないため、相続の対象にならないそうです。
 オンラインのサービスなどは、この一身専属の性質に持つものもあるそうです。利用していたサービスがどのようなものかは、利用規約を確認する事です。ただ、利用規約にも書かれていない場合もあるそうですので、個別に連絡を取ってみる必要もあるかもしれません。

 終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)


2023年2月13日月曜日

身に覚えのないお知らせに注意

携帯電話の普及によって高齢者の契約数も増えてきています。若者顔負けに使いこなしている方も多いでしょう。

 最近、年配の方や若い方でも見に覚えのない通知(ショートメッセージ)を受け取ってヒヤッとしたという話を耳にするようになりました。

 ●おめでとうございます。当選しました。

 ●不在でしたので荷物を持ち帰りました。

 ●(クレジット会社・ネットショッピング)のお支払いが出来ていません

 ●会員情報の更新を行ってください。

などなど


 自分が利用した覚えのない企業名からのお知らせなら疑いますが、相手も考えています。表示されている電話番号やHPアドレスをよく確認してください。ポッチっと対応する前に

  ①一呼吸

  ②表示されている連絡先をじっくり確認

  ③家族(自分をよく知っている人)にも確認

犯罪に巻き込まれないために、くれぐれもご注意ください。(担当M)




2023年2月8日水曜日

相手に伝える・相手を知るには。

生命保険会社行ったアンケートによりますと、新社会人の約半数が、「上司との業務外のコミュニケーション」が必要と感じたそうです。
 コロナ禍もあり、人と話す事も苛まれていた若者たち。ひょっとしたら、人と話すこと自体に飢えているのかもしれません。しかし、目上の人・社会の(会社の)先輩とのコミュニケーションが必要と感じてくれたのは、とても嬉しく思いました。

 「飲みにケーション」とは言わないまでも、一日の大半を一緒に過ごす諸先輩方の人となりを知るには、まず話すことが大事ですね。波長が合う合わないを知る事だけでも、生きていく上でとても重要だと思います。

 高齢になって、第三者の力を借りる場合、自分の意見を言える・相手も人柄も理解できる状態でしたら、衝突があっても気持ちを伝えられると思います。ただ、第三者の力を借りる場合は元気な時とは限りません。認知症になってしまってから・思うように話が出来ない状態の中、初めてお会いする方には、どうしても自分を理解してもらうまで時間がかかってしまいます。
 
 そのような時に役に立つのがエンディングノートです。ここには記入者の生い立ちから人となりなど、その人を理解する手助けの要素がたくさんあります。 
 エンディングノートは、資産や体調を伝えるだけではありません。その人の軌跡も残せるスペースもあります。市販されているものには、殆どが軌跡を書くページもあります。また、出版社によっては、ご自身の性格を記入する箇所もあります。 一度手に取ってみてください。
 終活は元気なうちに少しずつ。 (担当M)

2023年2月3日金曜日

電化製品のマニュアル

 ご自宅にある電化製品などのマニュアルはお持ちですか? 最近の電化製品は簡単なマニュアルのみで、詳しい作業方法は「ホームページへ」という表示が多くなりました。スマホといえども、老眼を駆使しながらスクロールして目的ページにたどり着くまで一苦労です。


 電化製品の買い替え時・捨て時に、一緒にマニュアルも処分していますか。購入した日に設置したら処分している方は該当しないのですが、マニュアルを保管している方は、かなりの確率で一つ前の電化製品のマニュアルが棚に眠っているそうです。

 使わなくなったものの説明書はもう使いません。潔く処分していきましょう。棚の隙間に積み重なっていますよ。発掘した時は、思わず「懐かしぃ」と自然に言葉が出てしまいますよ。(担当 M)


2023年2月1日水曜日

1日は写真整理の日

 自分の写真を整理する時は、最近の時代から遡るように行うようにしています。

特にカメラが趣味というわけではないので、1年に数枚写真があればよい方です。実際、自分が思い出にしたい・残したい写真がここ数年なく、さほど苦労なく写真の分別が出来てしまいました。(ある意味、寂しい時間を送っているのか分かりませんが、日々楽しく生活しておりますのでご安心ください)

            


  携帯電話の機能が充実してきて、撮りたいときにすぐに撮れる携帯電話のアルバムフォルダがここ数年主流となっています。私自身もデジタルカメラなどを使って写真を撮っていたのはもう数年前になっていました。

  携帯電話のアルバムも、第三者に見せたいだけのもので、自分の歴史の一枚かと言われると全くそうではないので、すぐ削除できました。動画ほどではありませんが、写真も削除していくと結構なデータ空き容量が出来ます。動画の削除も同じです。ご自身の歴史の一部か・思い出に残して置きたいものかと判断していくと、先延ばしにしていた消去ボタンも素直に押せると思います。勿論、ただ、消去すればよいというだけではありません。残したいもの・判断が出来ないものは、2か所以上にデータ化をしておくことです。クラウドとPCやCDーROMなどにデータを落とす事です。せっかく分別していても、データが見れなかったら残念な結果になってしまいます。携帯電話だけ、PC内だけ、SDカードだけといった【だけ】ではなく、予備でもう一か所に保存していくようにしましょう。(担当 M)

           


ご実家では終活の話を

  今週末から、大型連休が始まります。旅行や買い物など、楽しい計画は進んでいますか?  ご実家に帰られる方。是非、ご家族での会話の中で、「終活」についてお話ください。確かに持ち出しにくい話題の一つです。しかし、万が一のことを考えた場合、苦労されるのはご自身です。  会話の糸口とし...