2021年5月21日金曜日

誰かに片付けてもらうとして・・・


 親の家も、自分が住む家も未来永劫誰かが住み続けるわけではなく、いつか片付けをして「箱」の状態に戻すべき日がきます。誰が片付けるのかと考えるとそれはおそらく「自分」以外の誰かです。
片付けについて見聞きしているうちにそんなことを考えるようになり、自分の現状が少し心配になってきました。

「物が多いな」「買い物しすぎだな」「捨てられない人だったんだな」「片付けが苦手だったんだな」

こんなことを思いながら誰かが途方に暮れながら片付けをする姿はあまり想像したくありません。誰かの時間を奪ってしまうことも本意ではありません。  

ということで最近物の整理をすることへの意欲が増してきました。
同時に、身内の誰が手にしても大切な書類等のありかがわかる「重要ファイル」の作成も始めました。
片付けは自分のプライドを守ることにもつながります。
気力や体力があるうちに、未来の自分のために・・。

この週末も片付けを頑張ってみようと決意しました!

(担当 I)


2021年5月19日水曜日

朝の風景

 連休明けの通学路でよく見かける風景。黄色い帽子や綺麗な制服を着た幼子の涙の訴え。登校・登園のイヤイヤ行動。大泣きして道にしゃがみ込み、小さい体で戦っている姿に「ここで戦えるなら、教室でも戦えるよ!」と心の中でエールを送ってしまいます。

保護者の方々、お疲れ様です。全身を使って自分の気持ちを表現できるのは素晴らしいと思い込んで数日を乗り切っていきましょう。(思い込む余裕すらないのは重々承知していますが)


 大人の皆さんはいかがですか?自分の気持ちを表現するのは難しくなっておりますが、秩序を守って、ストレスためないように一緒に乗り切っていきましょう。

2021年5月17日月曜日

先の事を【今】考える

人が亡くなった後、どのような手続きが必要になるのでしょうか  

    死亡(相続開始)  
      ↓  
    通夜・葬儀  
    死亡届の提出        7日以内 
      ↓
    遺言書の有無確認
      ↓
    相続財産の調査・評価
    相続人の確定調査
      ↓
    相続放棄・限定承認の手続き  3か月以内
      ↓
    遺産分割協議
    相続財産の分割・名義変更手続き
      ↓
    準確定申告          4か月以内
      ↓
    相続税申告・納税       10か月以内

               (行政書士とうきょう増刊号 から抜粋)

流れを見ていくと、「うちは財産なんてないから」「相続人もいないし」と簡単に思われると思います。しかし、これらは代表的な手続きなのです。例えば、世帯主変更・健康保険喪失・後期高齢者医療保険喪失・介護保険喪失等役所関係の手続きは14日以内、その他、公共料金や通信契約の解約など、細かい手続きも必要になってきます。これらの手続きはどなたが行いますか?
  財産も金銭面だけではなく、使われていた家具・衣類・保存食・思い出の品々等、ある意味財産です。どなたに託しますか?

  自分が居なくなってからあれこれとお願いしたり伝えることは残念ながら出来ません。前もって元気なうちに少しづつ伝えていく事を心がけてみましょう。


   元気な【今】、先の事を一緒に考えていきましょう。

        (担当 M)



 
   

2021年5月14日金曜日

今日は「温度計の日」


今日5月14日は「温度計の日」です
水銀温度計を発明したドイツの物理学者ファーレンハイトの誕生日を記念して制定されたそうです。
水銀温度計・・水銀体温計とともに昭和の時代にはどこのご家庭にもあったかと思います。今は電子体温計(デジタル温度計)を使用しているが、昔の水銀のタイプのものが捨てられずに残っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。水銀そのものは有害であるためその処分はどうするのか、少し調べてみました。


誤って燃やすごみで出してしまうと、焼却炉を停止しないといけないような事態にもなりうるようで、慎重に処分することが求められています。


 割れないように厚紙などで巻いて燃やさないごみとして出す
 危険なのでできれば清掃事務所等に持ち込む

自治体によって方法に違いはあり、赤い紙を貼って出すなどのルールを設けているところもありました。

少し調べれば詳しい情報がすぐに入ってきます。問い合わせ先もあります。
片付けをしていて処分に困るものが出てきたとしてもルールを知ればあっさりと解決します。怯まずに片付けを進めていければと思います。                                 (担当 I)


2021年5月11日火曜日

思いが伝わるエンディングノート

読売新聞にシリーズで掲載されている【備える終活】 本日は第2回目でした。

 今回はエンディングノートについて学ぶセミナーに参加された80代の女性が、姪の方と一緒にノートを作成していく様子も書かれておりました。

 エンディングノートは気軽に自由に何度でも自分の希望を残すことが出来るのです。ひとつポイントなのは、【いつ記入したのか】をわかるように記しておくことです。遺言のように法的効力はありませんが、相続トラブルになった時、本人の率直な気持ちか書かれているエンディングノートによって、早期解決に導くこともあるそうです。最新の日付から、より本人の気持ちが伝わりますね。

 自分が居なくなった後、お世話になった家族や知人の不安を減らす為にも、出来ることから始めてみましょう。  

  元気な時だからこそ伝えられる思い【終活】 少しづつ始めてみましょう。


   (担当 M)
   

 ※エンディングノートは個人情報です。管理に十分気を付けてください。

2021年5月6日木曜日

誰に思いを伝えますか

 先日、5/1(土)日本経済新聞土曜版にエンディングノートの記事が載っていました。


 この記事に登場した会社員の方は、亡くなったお父様が書き残したノートに、葬儀の希望や財産の記録などが記載されていたため、遺産トラブルもなかった経験から、ご本人もノートに書き残していく事に決めたそうです。


 エンディングノートには、遺言のように法的効力はありません。ですが、残された家族や知人に希望を伝える事が出来ます。また、素直に「ありがとう」の感謝の気持ちも伝えられます。自由に書けるので、気兼ねなく自分の思い・希望を綴っていくことが出来ます。

 残された方へのメッセージと共に、個人情報・財産情報・エンディングの希望などを書かれるとよいでしょう。 


 残された大切な方々に悩みを増やさないように、お世話になった方に迷惑をかけないように、【今】の自分の思いを書き残してみてはいかがでしょうか。

   

   (担当 M)

  


 

 

2021年4月30日金曜日

片付けについて~何のために~


「断捨離をしたあと捨てたものが再び必要になってもう一度買った」
という話を聞いたのは一度や二度ではありません。自分自身も不要と思い捨てたものを「捨てなければ良かった」と後悔したことがあります。こういった経験があると捨てるのが怖くなり片付けはうまくいかなくなります。

「サステナブル」「環境にやさしい」
このようなワードを耳にすることが増えた昨今、物を消費することについての是非を問われることも多いため片付けや処分は時代に逆行していることのような気もします。

「いつでも捨てられるからとっておく」「捨てるのは今ではない」
それもそうだなと思います。ほんとうに片付けをする必要はあるのか・・何のためにするのかそんなことを考えながら片付けを保留していたとき腑に落ちるフレーズを見つけました。

「片付けをすれば家事が楽になる!」



なるほど、増えた物のせいで掃除にも管理にも大変な時間と労力を奪われていることに気が付きました。床置きした物につまづいたりする生活上の危険もあります。生活をするうえでの利便性のためにやはり片付けは必要でした。

片付けをする意義を見つけたので、この連休中頑張れそうな気がしてきました。

(担当 I)


悩む老後

 昭和時代の幼少期。冠婚葬祭では親族間での集まりや顔合わせがとても多かったです。特に、葬儀の時は、初めてお会いする方もいたり、大所帯でした。確かに親や祖父母の世代は、兄弟が多いですし、私の場合、曾祖父母が商売をしていたせいか、暖簾分け先の繋がりもあり、名前を言われても、すぐにわか...