2021年3月15日月曜日

先の事を【今】考える

 終活の第一歩は、今を知ることです。


 前回は、個人情報を書き出してみましょうとお話ししました。

 今回は、今までの道のり(経歴)や思い出を振り返ってみましょう。

「振り返ったところで何になるの?」と思われると思います。

 今までの思い出や経験を書き出すことによって、自分を客観的に

見ることができるのです。楽しかった思い出はこれからも取り入れて

今後の活力に、悲しい思い出は今抱えている不安のきっかけになって

いたり、今だから出来る事もあるかもしれません。冷静に自分を振り返り、

これからの目標が見えてきたら今どうすべきかもおのずと見えてきます。

 振り返る時は、最近の事からさかのぼってみると思い出しやすいです。

アルバムを見たり、お子様や知人と話すきっかけにするのもよいと思います。


 さらに、自分の好きだった音楽・食べ物・景色なども、いろいろ思い出して

書いてみましょう。この書き出した情報は、今後の介護や医療に携わる方々の

情報共有となり、充実した生活を送る助けとなっているのです。介護施設で

コミュニケーションが取りづらい方とのきっかけになった実例もあります。

好きなことを話題に取り入れたことで、より話しかけやすくなったり、

リハビリの気分転換や脳への刺激になったりしているそうです。


  これからの時間をより充実させるため、ゆっくり思い出してみましょう。

                       (担当 M)
 


2021年3月12日金曜日

「私の軌跡」について④

  ライフヒストリー「私の軌跡」はお客様にお選びいただいた35枚程度のお写真を使用して制作する商品です。それぞれのお写真にはコメントが付けられます。ご家族にプレゼンとしたり、後に見てもらう機会があるかと思いますので写真の説明とともに当時のお気持ちなどを載せておくこともお勧めです。

 古い時代のお写真は若き日の父母(祖父母)の姿を映すだけでなく、時代やかつての風景を知る貴重な資料となるのではないでしょうか。見慣れた景色も時代を遡ると全く別の風景であったり、驚くほどの発見があることでしょう。

 短いものでも当時のお気持ちなどを載せていただくと一枚の写真が特別なものとなり、受け取る家族の想像力を広げたり、ルーツを辿るきっかけとなるかもしれません。

 

 先日親族から古い写真を見せてもらう機会がありました。説明をしてもらいながらでないと一見して時期や人物がわかりませんでした。自分の幼少期の写真であるのに映っているのが誰かと問うた者もいました。写真について語ってくれる人がいるのはありがたいなと感じました。

 写真選び、写真の整理は家族とご一緒に始められてはいかがでしょうか。色々な話をしながら写真を眺める時間は想像以上に心地良いものでした。(担当 I)


2021年3月10日水曜日

平和の日

 3月10日は東京大空襲のあった日です。

 

 この日になると思い出されるのは、小学生のころ、戦争の事について

調べることがあり、母から聞いた祖母の話です。 

 私自身がその話を聞いてから、すでに何十年。話を聞いた時の衝撃は

今でも鮮明に覚えていますが、母からの話でもあり、文章にする難しさもあり、

正確にお伝えすることは残念ながら出来ません。

 

 あの日から76年。悲しい経験・苦しみを未来で二度と起こさないために、

平和について改めて考え・願う日にしたいと思います。

                             (担当 M)


 


 

2021年3月5日金曜日

「私の軌跡」について③

  ライフヒストリー「私の軌跡」は35枚程度の写真をスライドショー形式にまとめた商品ですが、動画や音声メッセージを入れることができます。面と向かってはなかなか伝えられない家族へのメッセージを動画や文字で映しこみます。

 メッセージを受け取った家族は、きっと温かい気持ちに包まれるのではないかと想像します。 

 行政書士事務所に勤務するようになって、遺言書に「付言事項」というものを書き加えることができることを知りました。相続に関するいわゆる事務的な事項が並んだ最後に、ご本人の言葉で家族に向けたメッセージが加わります。私が初めて目にしたのは「兄弟で仲良く暮らしてください。ありがとう」というような短いものでしたが、ご本人のお気持ちが一瞬にして伝わるような何ともいえない温かみを感じました。

 何かを伝えてもらう機会はそう多くはないのかなと思います。法務省の調査によると遺言書を作成する人の割合は抽出した調査対象者(55歳以上)の10%にも満たないようです。全ての遺言書に付言事項が加わるわけではありません。普段の生活のなかで面と向かって伝えてもらうシチュエーションもあまり想像できません。

 ただ、メッセージを受けとった家族の、その先の人生を照らすような力が言葉にはあると思います。離れて暮らす家族に会えないような今の状況だからこそ、大切な人に言葉を残すことに大きな意味があるのではないかと思います。(担当 I)

 

2021年3月1日月曜日

1日は写真整理の日

  ステイホームのきっかけで、ご自宅の片付けを進められた方も

多いと思います。 【要るもの・いらないもの】と判断するコツを

習得した方もいらっしゃるのではないでしょうか。物が減ったり、

空間が出来たりとスッキリしましたか?


 では、写真はどうでしょう? 写真は、写っている人への思い・

場所の思い出などがつまっていて、「いらないものなんてない」と

思うのが大多数だと思います。 


 写真の整理は、写真の枚数を減らす事が真の目的ではありません。

写真を通して、思い出やその時の気持ちを大切にするために見返しやすく

することが目的です。写真を見返す行動を通して、自分の心や気持ちを

スッキリさせていく手助けになるのです。

(具体的に写真を見直していく方法は別の機会にお伝えします)


 あの時の・あの出来事の・・・と思い出す手助けとなる写真。

「どこにあったかなぁ」「どんなだっけ」と、もやもやしながら

探す時間よりも、自分や人と思い出を語りあえる時間を

大切にするために、写真の整理を心がけてみましょう。

 (担当 M)

 


2021年2月26日金曜日

「私の軌跡」について②

  「私の軌跡」という商品は、人生の節目に半生を記録しておく、自分史制作としても皆様にお勧めできると考えています。

 人生の新たなステージに進むとき何をすれば良いのか、どうすれば前向きに次へ進めるのかについて先人の教え、言葉を拾ってみました。

  それまでの人生を見つめ直し心の整理をする

  身辺整理をし、気持ちも新たに次の人生を考える

  人生を仕切り直し、次のステージに余裕を持って踏み出す

 月並みですが人生を箱に例えると”新しいものを受け入れるためにはそれまで入っていたものを整理しないといけない”というイメージなのかなと感じました。

 在宅時間の長い昨今、皆様がご自身の人生を振り返るお手伝いができれば幸いです。

(担当 I)

 








2021年2月25日木曜日

いつのまに梅が・・・

 テレビの中継などで

 「河津桜がさいております」

 「菜の花の色がきれいですね」

などと映像で見ていた春の訪れ。

 自粛中のため、花粉症の症状でしか実感のない今年の

季節の移り変わりは、どこか他人ごとのようでしたが、

昨日、近所の小学校の梅の木が咲き誇っているのに気付きました。

 思わず足を止めてしばらく見惚れてしまいました。

やっと春の訪れを実感。


 桜の咲き始めはのんびり外に出たいですね。

                      (担当Ⅿ)




 


  

 


 

1日は写真整理の日

  毎月1日は、写真整理の日です。 弊社では、写真と動画で想いを残そうと、自分史作成のお手伝いをしております。 個人の思い出もさることながら、ペットの思い出にもご利用いただけます。 DVDに納められる写真データは35枚程度。動画も一緒に保存できるので、ペットとの思い出のヒトトキも...