2023年1月20日金曜日

こだわっていた事は何?

 年末に、我が家の洗面台の片付けをしました。その時に、社会人になるために購入したメイク道具をいれているポーチを処分したのです。

  私自身としてはメイクは毎日していると思っていても、世間的にはスッピン認定される程度で、学生の時から素で過ごしていました。就活の時に、思い切ってメイク道具一式を購入し何とか駆使して就活を乗り切り、社会人になってからもそれなりにしていたつもりでしたが、日頃から時間をかける習慣がなかったために、あまり活用できなかったメイク道具が入った大きなポーチ。

  人生経験を積み重ね、引っ越しも重ねながらも、殆ど中身を開けることもなくなったポーチは、どこに住んでも洗面所にアピールしていました。

   年齢を重ねるにつれて、「あぁ、いつか手放そう。でも高かったし、メイクも苦労したし…」と先延ばしにしていました。 洗面所の棚を見る度に【いつか】という言葉に押しつぶされながらも、やっと手放した大き目ポーチ。

   今は在ったことすら忘れるぐらいです。何にこだわっていたのだろうと、かえって考えてしまうほどです。


  手放そうとと思い立った時が手放し時で、行動に移せば、案外あっけなく、何のこだわりもなかったと思う事が多そうです。

  【思い入れ】を勝手に大きくして、処分の手を止めている物はありませんか?(担当M)


悩む老後

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