2023年7月10日月曜日

終活は明るく

 週末、首都圏ローカル番組になっておりますが、NHkにて【ひとりで死を迎えるための終活】というテーマで放送されていました。

 人生100年時代・おひとり様世代到来の現代、皆さんは終活はどのように捉えているでしょうか。終活は、自分のこれからを元気なうちに考え、それを目標に生活していく準備であると思います。卒業・定年など、明確な終わりの日があるわけではなく、また終わる日は亡くなる時なので、終活は暗いイメージ・先延ばしにしたい話題であるのは否めません。

 今までの生きてきた道筋を振り返り、お世話になった方々への想いを再確認し

 今後の生き方の目標を見出し、自分にとって有意義な生活を送る

ことが、終活の意味です。片付けだけではありません。遺言書を書くだけではありません。若い時と同じように、今後を見つめての活動が終活です。

 今回の番組で、行政が「おひとり様終活」終活に力を入れ始めているようです。お住いの地域はどうですか? 

 終活は何から始めてよいのか分からないと思われましたら、是非、エンディングノートを書くことから始めてください。市販されている種類も多数ありますし、それらを参考にしてご自身でアレンジしたノートでも良いでしょう。自身の過去を振り返り、現状を把握し、今後どうしていきたいかを文字にすることで明るい未来が見えてきますよ。何度でも書き直せます。是非、トライしてください。

 終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)


2023年7月7日金曜日

風鈴の季節

駅前の街頭ビジョンの上に、数日前から「風鈴」がたくさん吊られています。毎年見るこの光景で夏の訪れを感じます。風のある日は一斉に鳴るので少し足を止めてみたりもします。

夏の風物詩である「風鈴」ですが、その音色も場合によっては騒音となってしまうので自宅で使用する際は注意が必要です。東京都環境局の環境資料にも、生活騒音の例として「風鈴の音」の記載があります。住宅の密集している地域や集合住宅では仕方のないことかもしれません。

自分にとっては好ましいことでも、他人にとっては排除したいこと(もの)であるということは往々にしてあります。蚊取り線香のにおいがその例でしょうか。においが苦手な人もいるということは認識していましたが、喘息の持病のある人に配慮する必要があるとは最近知りました。

身近なところから発する音やにおいが周囲に迷惑をかけていないかを、いま一度気にしてみたいと思います。正直窮屈なことだとも思いますが、マナーやルールが守れない人だとは思われたくありません。

個人的には蚊取り線香のにおいは大好きです。地方に帰省した際には積極的に使用してあの懐かしいにおいを堪能します。           (担当 I)


            

2023年7月5日水曜日

趣味の終活

 アマチュア無線の愛好者が身内に数名います。

 アマチュア無線連盟の会報誌の中に、広告記事ではありますが、無線機の終活についての話題が載っていました。

 私自身が小さい時から無線機がある環境でしたので、大きさ・幅・重量とかなり大きな器材からハンディタイプと様々なものが部屋の片隅にありました。器材だけでなく、様々なケーブル(なぜあれだけ数が必要だったのか分かりませんが)や数種類のアンテナもありました。

 引っ越すとき、これらの機材の処分は大変だったようです。取り外しや解体、買取など、自身で気持ちの踏ん切りをつけながらを手放していったようです。現在は、今の住まいと自身の運用状況を考えながら、かなりコンパクトな器材に変えて趣味を楽しんでいます。

 次の暮らし方を想像して、若いうちに手離していくのも一つの手かもしれません。年月を重ねていくと、【もったいない】という気持ちが強くなってしまいます。ましてや趣味のものは尚更です。

 終活というと暗く先のないイメージが付きがちですが、充実させる時間はまだまだあります。そして、自分で決断をする時は出来るだけ先延ばしにしない事です。今が一番、体力も気力も未来充分ある時です。終活はげんきなうちに少しずつ (担当 M)    


2023年7月3日月曜日

1日は写真整理の日 (でした)

 毎月1日は写真整理の日。今月は1日が土曜日でしたので、遅ればせながら本日更新。

 先月、パシフィコ横浜にてPHOTONEXT2023が開催されました。私が所属している、写真整理協会も出展をしており、残念ながら個人的に見学も出来なかったのですが、協会の報告を見ながら、改めて写真は凄いなと思いました。過去へ気持ちが戻れる最高のツールが写真ですから。撮っただけなんて勿体ない!是非お手元にある写真を見返してみてください。

 アドバイザーとしては、依頼された方の想いをくみ取りつつ、どのように保存していくのがよいか提案しながら【写真を見返す】機会を増やすお手伝いをモットーとしています。

 弊社のサービス【ライフヒストリー】では、ご自身の歴史を写真でつづりながら、動画でのメッセージもセットとした映像の提供をしております。より厳選された歩みと、動画で(自分の声で)想いを遺すことが出来ます。 また、ペットとの思い出を編集される方もいらっしゃいます。

 写真の整理もしながら、コンパクト、かつ、強く気持ちを伝えられる、映像はいかがでしょうか。終活は出来ることから少しずつ(担当 Ⅿ)


 

 

悩む老後

 昭和時代の幼少期。冠婚葬祭では親族間での集まりや顔合わせがとても多かったです。特に、葬儀の時は、初めてお会いする方もいたり、大所帯でした。確かに親や祖父母の世代は、兄弟が多いですし、私の場合、曾祖父母が商売をしていたせいか、暖簾分け先の繋がりもあり、名前を言われても、すぐにわか...