2023年5月12日金曜日

高齢単身世帯(おひとりさま)


震度6強の地震で被災した石川県の珠洲市で、災害ボランティアの方の活動の様子が報道されていました。ボランティアの方の活躍で被災後の片付けが出来たと住人の女性がお礼を述べられていましたが、その女性はおひとり暮らしとのことで、まだ揺れの続く日々を不安いっぱいで過ごされていることが想像できました。

珠洲市は高齢化率が51.7%(令和2年時点)とのことです。令和2年の日本の高齢化率は28.8%ですのでその高さがわかります。珠洲市を含む奥能登は超高齢地域で、5割を超える高齢化率は「40年先の日本」とも言われているようです。

日本全体でみても20年後には高齢者世帯の過半数が「高齢単身世帯(おひとりさま)」になると予測されています。珠洲市で被災された方も高齢単身世帯の方が多く含まれるはずです。おひとりでどれだけ不安な思いをされているだろうと心が痛みます。

「高齢単身世帯(おひとりさま)」は自分事です。そう遠くない将来のことかもしれません。困ったときに頼れるのは誰か、使える制度は何か、考えて整理しておかなければならないと思いました。



大変な地震のニュースのなかに「光」もありました。

・珠洲市へのふるさと納税の寄付額が短期間で急増した(返礼品を辞退する人もいる)
・災害ボランティアの方の年齢が79歳

身近な方法で支援ができること、自身が健康であれば高齢になっても支援ができることにも気付かされました。               (担当 I)

2023年5月10日水曜日

SNS休眠アカウントになってませんか

 Twitterにも先日つぶやかせていただきましたが、TwitterのCEOが【休眠アカウントの削除】という発言をし、ネットをザワつかせていました。

 【終活】について認知度・実行度をあげる為に始めたTwitterも、不慣れなため思うように活用出来ていない現実を愚痴るのは置いておきまして、、、若者(?)メインだと思っていたSNSも、幅広い年齢・職業・話題に日々驚いております。

 さて、SNSの利用者インターネット利用者の約79%(総務省「令和3年通信利用動向調査の結果」参照)であり、60代以上のSNS利用も6割を超えている結果です。現在、活用しているSNSなら今後も活用していきましょう!と言えるのですが、休眠アカウントとなったSNSは、早めにしまう事を心がけていきましょう。アカウントを持っていても無料だし、手続きも面倒だからと思いがちですが、アカウントの乗っ取りに気づかなかったり、いつのまにか見覚えのある投稿文や写真が利用されていたり、悪用されたり、はたまた、IDをすっかり忘れてしまったり・・・。そのままにしていても、いいことはありませんよ。


 気力のあるうちに、SNS関連のアカウントは今、日常で活用しているもの以外は、早めにクローズしてしまいましょう。クローズの仕方は、それぞれご利用のサポータセンターやヘルプセンターなどに記載されておりますのでご確認をお願いいたします。

 終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)

 

2023年5月8日月曜日

気分が乗らない時

 カレンダーが「休み」となっていても、家の中ではフル稼働の日々。皆様は思い出に残る出来事はありましたか?


 休みが連続してくると、「どうもやる気が起きない」「メンドクサイ」「疲れが取れない」などと、心の中で訴えるのは当たり前。しかし、時は待ってくれません。会社に行く時間・学校に行く時間・・・ちょっとブルーな気持ちになってしまいますね。 

 そんな時、どうしていますか?


ちょっと考えを変えてみる事をお薦めします。

 眠いけれども、【布団から出れた自分は凄い!】

 出掛ける時に、玄関のカギを閉めた【今日も防犯意識ばっちり】

 いつも見かける人とすれ違う通学・通勤路【私と一緒に頑張っているんだ】

 満員電車でヘトヘトだけど、学校・仕事場の椅子に座れて【ここちよい解放感】

         


とてもくだらない捉え方かもしれませんが、体力・気力が消耗されている時は、些細な事でもひたすら自分を労わって・褒めて、気分を盛り上げていきましょう。自分をほめるネタを探しているうちに、心の負の感情は薄くなってきますよ。 (担当 M)

 

2023年5月1日月曜日

1日は写真整理の日

大型連休といわれる週の平日、1日。写真整理の日です。連休中にお出かけする方も、しない方も、写真を手に取って思い出を振り返ってみましょう。

 ご自宅やご実家の掃除や片付けをしていると、1台は出てきませんか、昔使っていた携帯電話。どうされていますか?

 ガラパコス携帯が主流の時は、写真・データ移行は、店頭で受け付けていたのが主でしたが、その後、お店にある機械で自分でデーター移行、ネットで携帯電話も購入できるようになったためか、自身で気軽にデータ移行をするようになってきました。もともとデータ・システム関係に強い方は、かなり早い段階でご自身でのデータ移行をされていたと思われます。

 さて、家の中から出てきた携帯電話は、機種変更するたびに、データを保存していませんか?まずは、保存データがあるかどうかを確認してください。また、充電が出来る環境にある場合は、一度、電源を入れて確認してみましょう。充電コードが既にない場合、最近では変換アダプターも売られているようです。(携帯電話会社に相談してみても良いかと思いますが、以前私はアダプターの購入を進められました。)データがあれば、PC・クラウド・HDD・紙などに保存。しっかり保存をしたならば、もうその携帯電話は必要なくなりますね。

 ご実家で昔の携帯電話を発掘した場合は、ぜひ、皆さんで保存したデータや電源を入れて、想い出を振り返ってみてください。写真は思い出の時間にすぐに引き戻してくれて、ご家族の絆を気づかせ・強くするものでもあります。(担当 M)



悩む老後

 昭和時代の幼少期。冠婚葬祭では親族間での集まりや顔合わせがとても多かったです。特に、葬儀の時は、初めてお会いする方もいたり、大所帯でした。確かに親や祖父母の世代は、兄弟が多いですし、私の場合、曾祖父母が商売をしていたせいか、暖簾分け先の繋がりもあり、名前を言われても、すぐにわか...