2022年11月11日金曜日

相続人

【法定相続人】と言われる、法律で決められている人が、故人の遺産を引き継ぐことになります。

 配偶者がいれば、常に配偶者が法定相続人になり、子供がいれば配偶者と子供、子供がいなければ配偶者と故人の父母、子も父母もいない場合は配偶者と故人の兄弟姉妹、となります。
 一方、配偶者がいない場合は、故人の子、子がいない場合は故人の父母、父母もいない場合は故人の兄弟姉妹が法定相続人となります。


 一度、ご自身の家系図を書き出してみてください。身内の中でも、どこまでが法定相続人であるのかがよくわかります。 法定相続人の範囲内ではない、遠い親戚や大変お世話になった親族以外の方にも、遺言書を書いておけば、遺産や気持ちも渡すことが出来ます。

 エンディングノートには穴埋め式に家系図がかける表がついていることが多いです。また、ネットなどでも家系図作成表なども載っています。
        

 
  ご自身の今後の為にも、一度家系図を書いてみてはいかがでしょうか。
終活は出来る事から少しずづ (担当M)

2022年11月9日水曜日

介護

 誰もが経験する【老い】。いつまでも若い気持ちでいても、体力は落ちてきてしまう事に悲しむよりもそれだけ良い時間を歩んできたと思うようにしています。とはいっても、なんともない場所で躓いたり疲れが取れにくかったりを経験すると気持ち的にダメージはありますが・・・。

          

 介護を受ける側に立った時、サポートしてくれる人に余計な手間をかけないためにはどうしたらよいか。逆に、介護する側に立った時、どの情報があれば動きやすいかという、当事者の情報がスムーズに進めていく鍵となります。

 大雑把に分類すると

   ①住民税の支払いについて

   ②(親の場合)世帯分離の可能性を考えておく

   ③地域包括支援センターの場所・連絡先の確認

   ④人生会議をしておく


 ①②については年金受給者の方が非課税世帯の場合、医療費と介護費の上限が優遇される場合があります。ご本人の収入額を考えて対応していきましょう。

 ③介護が必要になる入り口段階でぜひ相談してほしいところです。個人で施設やホームを探すより、情報量はかなり違ってきます。

 ④万が一の場合に、どう医療行為を対応するかを是非、身近な人・かかりつけ医などと話し合ってみてください。 


  元気な時に、考えたくない事ばかりですが、遅かれ早かれ通る道です。でしたら、自分の思うような時間を過ごしませんか?そのためには、周りに伝えておくことが必要になります。 少しの会話から始めてみましょう。


 終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)


※介護する側は一人で抱え込ます、支援センターをはじめ、周囲に助けを求めてください。一人より複数の方が解決方法も情報量も苦労も分配できると思います。 

2022年11月7日月曜日

デジタル遺品 その②



携帯電話やスマートフォン・タブレットを使われている方、個人情報などの理由から、パスワードを設定していませんか?

 昔はアドレス帳や電話帳など活用していた時代でしたので、亡くなった事を知らせる時は固定電話から連絡をしていったものです。現在では、電話帳も携帯のデータの中であり、デジタル上だけの繋がりの方も多く、故人の知人に知らせるためには、まず故人の持っているデータを探さなければなりません。
 そこで携帯電話やスマートフォンなどで電話帳や交友関係を確認しようにも、パスワードが設定されていたら、閲覧することは出来ません。

 【ロックの解除】
機種によって、それぞれ解除対応が違います。こちらは、時代・技術によって変化していくと思いますので、気になる方はお使いの端末提供サービスでご確認ください。ここでは一般的な対応をお話します。

 ☆iPhone
   10回連続でロック解除を間違えると、初期化になる設定のものがあります
 ☆android
   段階ごとに時間をおいて動作制限をかけています
 ☆galaxy
   15回連続でロック解除を間違えると、初期化に設定する機能が付いたものもがあります

 
携帯電話のデータを見られたくないので、ロックを設定しているので容易に開かないのは当たり前ですが、第三者から知人への連絡のしようがありません。


対策を立てるには、
 ●パスワードを記入しておく
 ●知らせて欲しい知人のリストを記載しておく

事です。これらは、市販されているエンディングノートには上記2つの項目がありますので、必ず書いておくことをお薦めします。
 間違っても、パスワードが漏れないようにと遺言書に書いておかれても、【時すでに遅し】の状況になります。ご注意を。

終活は元気なうちに少しずつ  (担当 M)

2022年11月1日火曜日

1日は写真整理の日

先日、写真整理協会に籍を置く方々の交流会がありました。私用があり最初から最後までの参加は出来なかったのですが、会員のお話を伺う中で、ぜひ皆様にお伝えしておこうとおもい、今回は終活の為の写真整理についてお話をします。

          


 ご自身の写真・アルバムは家の中どれぐらいあるでしょうか?このブログでも何度もお話をしておりますが、まず、自分の写真をすべて集めて年代別に並べ直す事をお薦めします。

 ①ある程度年代ごとに振り分ける

 ②学校行事など、業者購入の紙袋に入ったままのイベント写真はそのままでよいので、年代別に振り分ける

 ③データ化をする

 ④人生ベストショットを考えつつ、残す・処分の判断をする。


この流れが理想的です。

 しかし、殆どの方は①の段階で面倒になってしまっています。押し入れに入れっぱなし・アルバムが点在している・自分以外(先祖・親戚の写真が混じっている)などの状態だからです。  


 私と同じアドバイザーの方(その方はベテランの方ですが)で、写真整理の請負時間が半年かかったという例もありました。ご自身の歩みを整理していくにはいくら時間があっても足りません。元気な時に少しずつ取り組んでいきましょう。

        

  また、終活はまだまだ・・と思われている若い方々。写真が気軽に撮れる世代の為、同じシチュエーションで何枚も撮っていたり、イベントごとにアルバムを作られている方も増えているようです。その、写真選別の判断力を今後も持ち続けていただけたら、片付けや本格的な終活も楽になると思います。そして大切な写真のデータ保存は2か所以上を心がけてください。


 終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)


1日は写真整理の日

  毎月1日は、写真整理の日です。 弊社では、写真と動画で想いを残そうと、自分史作成のお手伝いをしております。 個人の思い出もさることながら、ペットの思い出にもご利用いただけます。 DVDに納められる写真データは35枚程度。動画も一緒に保存できるので、ペットとの思い出のヒトトキも...