昔はアドレス帳や電話帳など活用していた時代でしたので、亡くなった事を知らせる時は固定電話から連絡をしていったものです。現在では、電話帳も携帯のデータの中であり、デジタル上だけの繋がりの方も多く、故人の知人に知らせるためには、まず故人の持っているデータを探さなければなりません。
そこで携帯電話やスマートフォンなどで電話帳や交友関係を確認しようにも、パスワードが設定されていたら、閲覧することは出来ません。
【ロックの解除】
機種によって、それぞれ解除対応が違います。こちらは、時代・技術によって変化していくと思いますので、気になる方はお使いの端末提供サービスでご確認ください。ここでは一般的な対応をお話します。
☆iPhone
10回連続でロック解除を間違えると、初期化になる設定のものがあります
☆android
段階ごとに時間をおいて動作制限をかけています
☆galaxy
15回連続でロック解除を間違えると、初期化に設定する機能が付いたものもがあります
携帯電話のデータを見られたくないので、ロックを設定しているので容易に開かないのは当たり前ですが、第三者から知人への連絡のしようがありません。
対策を立てるには、
●パスワードを記入しておく
●知らせて欲しい知人のリストを記載しておく
事です。これらは、市販されているエンディングノートには上記2つの項目がありますので、必ず書いておくことをお薦めします。
間違っても、パスワードが漏れないようにと遺言書に書いておかれても、【時すでに遅し】の状況になります。ご注意を。
終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)