2025年4月17日木曜日

片付けは自分のためだけではない

故人のお家の片付けをするときに、使っていない物が大量出てくるという話をよく耳にします。洋服・食品・タオル・食器・ノベルティなどが大量に。年数も経っていれば、使えない物も出てきます。

 先日、知人と立ち話をした時に、実家の片付けがやっと終わった・大変だったと教えてくれました。見たこともない高級なタオルやシーツ・食器も出てきて、なんで親は使わなかったんだろうと思いながら処分せざる終えなかったと話していました。
 思い出の遺品を残す・残さないの判断も難しく、さらに、判断した遺品の処分方法も悩むことになったそうです。 遺品の選別 → 処分方法の選択 の2段階の悩みだそうです。

 確かに、 自身の日常生活があるので、実家に滞在している時間も限られた中、地域によって違うゴミの出し方・回収日も考慮しなければならず、ほとんど、ゴミを自宅に持って帰って自身の地域のごみ処分法で対応したそうです。体力的に疲れてくると、悲しみに浸り・思い出を回想するよりも、なんで自分の生活に関係ないゴミを持って移動しなければならないんだと、怒りの方が湧き出て来たそうです。

  遺品整理は行政向けの手続きとは違い、タイムリミットはありませんが、いつかは行わなければならない事。先延ばしにしてしまうと、空き家に入る気力・体力も必要となってきます。遺族のことを考えれば、日頃からシンプルな生活を心がけないといけませんね。怒りよりも楽しかった思い出を持ち続けてもらために。

自分史には是非アルバムを参考に

 エンディングノートは、決まりがあるの?書かなきゃダメなの?というご質問をよくお受けします。絶対にしなければならない事ではありませんが、【今】を書く出す事で、今後の方向性の道標になるきっかけが作れるので、是非活用してみてください。         色んな出版社が出している、エンデ...