昨年の流行語の中に、【あれ】という言葉がありました。プロ野球の監督が選手に対し優勝へのプレッシャーを感じさせないように、あえて表現していましたが、私たちの日常では、【あれ】は【優勝】の代替品とは限りません。
あれはどこ?
ほら、あれだよ、あれ!
あれをこうしたいから、あれを探して
どこのリビングでも日常的に飛び交っていると思います。
日常的な【あれ】は、ハサミだったり新聞だったり。べんりなコソアド言葉です。便利だけれども、相手には一度で伝わらない。会話している両者にとってお互い理解出来ず、イライラが募るばかり。最後には「認知症になってきたんじゃない?」と留めの一言。
自分の気持ちや状況を相手により理解してもらう為にも、【あれ】に頼らない練習を。仕事もしていないし、一人だし、1日誰にも話さないから【あれ】が増えたって・・・と油断していたら、いざというときに会話が出来なくなってしまいます。挨拶の言葉を声に出す事から初めて見ても良いそうです。お気に入りの本を音読するのも良いかもしれません。
口を動かすことで、脳に刺激を与え・頬のたるみも抑制できると一石二鳥かもしれません。レッツトライ! (担当 M)