写真整理をする時、どこから手を付けていいのかわからないという声が聞かれます。私自身も、「整理をする」という目的で始めたアルバムの見返しも、懐かしさにどっぷり浸ってしまい、ただ時間が過ぎていくという経験がありました。なかなか進みませんよね。
そんな時は、たっぷり思い出に浸ってから、もう一度写真を見返してみましょう。ただ、絵を見る感覚で。 写っている絵はピンボケしていませんか?同じようなアングルの絵はありませんか?
写真の選別方法
フィルムカメラで写真を撮っていた時は、「とるよー」「はい、チーズ」などの声掛けで写真を撮っていたと思います。同じアングルの物が何枚も存在するという事は少ないと思います。その時は、自分がいい顔で写っているか・みんなの顔がきれいに写っているか・どこの場所かはっきり思いだせるかの選択で判断できればいいと思います。
デジタルカメラ以降の写真は気軽に撮れる便利さから、被写体に対して何枚も撮っていると思われます。その中の、自分が好きな1枚を選んでみましょう。最初から1枚選ぶのが難しい時はベスト5程度を選び、時間をおいてその5枚の中から選んでみるのも一つの方法です。
写真は、必ず「1つのイベント1枚」に絞らなければならないわけではありません。思い入れが強いシーンもあるでしょう。ただ、自分にとっては思い出深い写真も、見返す事・伝える事をしていかなければ何もなりません。親しい人にとっても何も伝え聞いてなければ、ベストショットもただの絵でしかありません。
色あせない思い出を残すために、写真を整理していきましょう。
(担当 M)