知人が医師からガンの告知を受けました。幸いなことに、悪性ではなく・転移もほとんどしないパターンのがん細胞だったので、切除手術だけの対応となりました。
ただ、年齢も重ねており、ガンという言葉に落ち込みつつも、切除・移植と数回の手術を経て、身も心も落ち着けたようです。数年の経過観察の為通院を余儀なくするそうです。ガンは不治の病ではなくなってきており、今回は良性ということもありましたが、まずは早期発見・早期受診が重要なようです。
さて、病院にかかるという事は、診療費用が掛かります。お仕事をされている方は通院や入院により収入面でも心配になってきます。そんな時に給付を受けられる制度があります。
高額療養費制度 :治療中の医療費に上限
付加給付制度 :健康保険によっては高額療養費制度で払い戻される分に上乗せ
医療費控除 :1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合、税負担が軽減
傷病手当金 :連続する3日を含む4日以上休み、給与が支払われない場合に
障害年金 :初診日から1年6ヶ月を経過した日に要件を満たす障害がある場合
介護休業給付金 :家族の介護で働けない時
それぞれ、制度を利用する時には金額や日数に制限などありますが、仕事を続けていく事は収入面の安定にも精神面の支えにもなります。医療機関や都道府県には就労に関する相談窓口が必ずあるようです。一人で悩まずに、是非、門をたたいてみてください。(担当 M)