2022年3月22日火曜日

高齢者一人での入院・入居

高齢者のため、入院や老人ホームの入居に際し、連帯保証人や身元引受人を求められる事があります。最近、核家族化のため、頼れる身内が近くいない方が多くなってきます。

   医療機関が保証会社と契約しているケースも出てきているようです。連帯保証人を探す手間もなくなり、保証料は医療機関が払う場合もあるようです。
   連帯保証人のほか、身元引受人を求められる場合もあります。費用の支払いの代行や退院・退去時の説明などの窓口役を担います。


 保証人が確保できない場合は、医療ソーシャルワーカーや近隣の社会福祉協議会、地域包括支援センターに一度相談してみてください。 成年後見人の利用や支援、高齢者サポートサービスについての説明であったり、直接医療機関と交渉してくれる場合もあります。



 一人で悩まず、まずは相談してみましょう

終活は元気なうちに少しずづ (担当 M)

2022年3月18日金曜日

つれづれなるままに

 桜の開花宣言が南の方から聞こえてきました。寒さに震えていても、春の訪れは心が躍りますね。


 少し前(?)までは、4月に桜が咲いて【入学式と桜】が定番でしたが、今は【卒業式と桜】の風景が定番になってきたように思います。

 自分の幼かった頃と今の環境・生活は確実に変化しています。未来の環境・生活も確実に変わっていきますよね。環境が変わること・生活様式も変わることに、柔軟に対応できなくなっていきますが、いつの時代になっても平和で心豊かであり続けたいと思います(担当 M)

2022年3月17日木曜日

捨てるという罪悪感

機会があって、高齢の一人暮らしのお宅にお邪魔しました。幼いころからよく訪れていたご自宅ですが、訪れたのは何年かぶり。昔のままのお宅でした。


 100歳という区切りが見え隠れしている彼女。高齢による身体の衰えはありますが、 幸いなことに体力以外は元気で過ごしておりました。 そんな彼女が「終活のために部屋を片づけないと思っているんだけど…」と言い出し、いろんな物が目の前に陳列されていきます。「これ、いる?」「まだ使えるものだけど」「持って帰りなさいよ」「あなたにあげようと思って」と、巷でよく聞く【物の押し付け】が始まりました。数年前からのやりとりだったそうです。


 物がなかった時代を経験しているからこそ、【捨てる】という行動に抵抗感を感じてしまうのは十分わかります。しかし、物は使って・活用して・手入れしていなければ、不用品であるという考えに変えていかなければならないと思います。転んだり落下したりで、ケガをしたら大変です。【もったいない物】から【もったいない時間】になってしまいます。


 ありがとうの気持ちを込めて、手放す勇気も必要ですね。


終活は元気なうちに、快適な時間を過ごす為に。 (担当 M)


2022年3月14日月曜日

遺言書は一人で

どんなに仲の良いパートナー同士でも、遺言書を連名でという事は出来ません。民法で禁止されています。 共同で作成する事は、一方の遺言者の撤回の自由が妨げられてしまう形になるからです。

 ただ、同じ証書で遺言することは禁止されていますが、別々の遺言書で相互に同一の内容の遺言をするのには問題はないようです。

 一人一人の意思がしっかり守られていますね。


 終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)


 

悩む老後

 昭和時代の幼少期。冠婚葬祭では親族間での集まりや顔合わせがとても多かったです。特に、葬儀の時は、初めてお会いする方もいたり、大所帯でした。確かに親や祖父母の世代は、兄弟が多いですし、私の場合、曾祖父母が商売をしていたせいか、暖簾分け先の繋がりもあり、名前を言われても、すぐにわか...