2021年9月7日火曜日

元気なうちに出来ることを


 エンディングノートを書いているときに、困ってしまう項目があります。 

 介護・看護・延命治療

といった項目です。


 生活環境も医療の技術も進み、不治の病であったものも治る時代です。先日も、認知症の進行を妨げる薬も開発されたとか・・・。しかし、病や老いと戦っている時に自分の希望・要望を第三者に伝えられるでしょうか?

  財産管理のための制度は、

    ●成年後見制度

    ●任意後見契約

    ●財産管理等の委任契約

    ●代理人

といった制度が利用できます。(これらの説明は次の機会に・・・)    

                          

  では、自分の気持ちを伝えるにはどうしたらいいのでしょうか。

    ●自分で判断することが難しい時

    ●介護・ホスピスなどの希望

    ●告知するかしないか

    ●延命治療

    ●臓器提供


その場になってみないと分からないかもしれませんが、元気な今だからこそ、自分自身の身体と心に向き合い、心地いい時間を送っていけるように考えてみませんか。

 【今】こうありたいと思っても、【のちに】、いや、こういう時間を過ごしたいと考えを変えても良いのです。自身にとっての過ごしやすい環境・精神は、経験・体力によって変わっていくものなのですから。  

 何よりも忘れていけないのは、それを第三者に伝えておくということです。 心の中で思い描いているだけでは伝わりません。家族や周囲の方に日頃から話題にすることが一番良いのですが、気恥ずかしさや会話の難しさもありますので、どうか、書き記しておいてください。そして、書き記してある事は周囲に必ず伝えてください。  

 エンディングノートを書いたけれど、恥ずかしくて見られないように閉まってある・・・前から「もしもの時に準備してあるからね」と言われていたが、遺言書だと勘違いしていて、亡くなった後に初めて目にした、などの話もたまに耳にします。


  自分の希望を人に伝える・・・・元気なうちに始めてみましょう。


 (担当 M)

2021年9月3日金曜日

終活のはなし~家族と話しておくべきこと~

そういえば1年半以上遠方の実家の親と会っていないのですが、電話だけでは今一つ様子もわからず案じています。コロナ禍、いつまでこの状況が続くのか先が見えないなか、刻々と月日だけが流れます。

身内が亡くなった経験から終活がいかに大切かを実感し、積極的に家族と「もしも」の時の話をしておいたほうが良いと思うようになりましたが、離れていて家族に会えない今の状況ではなかなか難しいものがあります。

・エンディングノートを書くことを勧める
・少しずつ片づけを始めてみることを提案する

このくらいなら離れていても電話で伝えることはできそうですが、唐突で不快な思いをさせてもいけないなと思いを改めます。

ちなみに、理想のかたちかもしれませんが、
「生前に家族と話しておくべきこと」は次のようなことのようです。
・相続について
・預貯金など財産について
・生命保険について
・延命治療や葬儀について

いやいや、どれもハードルが高いです!
この状況下でどうやってそのような話にもっていくのか私にはわかりません。
どうか変わらず元気でいてもらいたい、コロナ禍を無事に乗り切りたい、と祈るばかりです。                              (担当 I)                          

            

   



2021年9月2日木曜日

相続のはなし~相続登記義務化~

2021年4月21日に「相続登記義務化法案」が国会で可決されました。
2024年までに施行予定です。

法案の詳しい説明は専門家にお任せしたいのですが、私たち国民に最も影響があるのは、
不動産を相続したら相続登記の申請を3年以内にすることが義務化される。
正当な理由なく申請を怠ると制裁もある。
ということでしょうか。

身内が亡くなり相続をした人にとっては見過ごせない法改正となります。
また、法改正以前の未登記の不動産にも適用されるので一大事です。


これまで相続による不動産登記は期限のある法律上の義務ではなく任意でした。
実際そこに居住している場合などは、登記しなくても滅多に問題が生じないため、
登記しないままになっているケースは多いようです。
「所有者不明土地」や「空き家問題」が社会問題化し今回の法改正となりました。 


身内で相続登記が必要になったこともあり「相続登記を自分でする方法」を調べてみました。
揃える書類が多いので時間はかかりそうですが、詳しく説明しているサイトを見たり、法務局に問合せや相談をしながら進めてはいけそうです。
ただし相続人が複数いる場合などは手をつけられない気がしました。

・・・大変そうだし時間が取れないならやはり司法書士さんに頼むほうが良いでしょうか。検索すると報酬の相場なども出てきます。

行政書士 田村通彦事務所 ℡03-3458-3508 では
相続のエキスパートが司法書士の先生と提携しておりますので
一度ご相談いただくことをお勧めします。

いずれにしても、重い腰をあげる準備くらいはしておいたほうが良いなと感じました。

                               (担当 I)


                            

                         

2021年9月1日水曜日

1日は写真整理の日

 皆様の写真の保管状態はどのようになっていますか?

 子供の時はアルバム

 小学校はアルバムと紙袋のまま

 中学以降はほとんど写真がすくない

 社会に出てからは自分以外の写真が多い

   ・・・・


 そんな声をよく聞きます。

その中から今日は入学前のアルバムについてお話します。


 年代的(?)に、子供時代のアルバムはカメラ撮影の為、より厳選された写真が日付順に貼られているのではないでしょうか。(日常を気軽に同じシーン何枚もというのは少ないかと思われます)


 しかし完成されたアルバム一冊は、重くありませんか? 出産祝いなどでいただいたアルバム・ページが追加できるアルバム・台紙に貼ってフィルムシートでカバーするアルバム・・・・。とても素敵なものですが、幅と重さがありませんか?

 アルバム本体を変えるのもいいと思います。手に取りやすい大きさ薄さを選んでみましょう。移し替える時は、台紙に貼ってある写真をゆっくりはがせば綺麗に取れます。


  又、入学前のアルバムは、親(写真の撮り手・綴り手)目線での写真集です。成長の記録として残して置くの大事ですが、ご自身がベストだと思われるものや思い出深いもの以外とお別れするのも一つの手です。写真を処分する時は、そのままでもいいですし、個人情報との認識から裂く・シュレッターなども考えられます。気持ちが落ち着かない方には、塩と一緒に紙に包んで処分したり、ご先祖の物は供養としてお寺等にお願いする方もいらっしゃいます。


 そしてこれを機会に写真を手にしながら、デジタル保存をされてみてはいかがでしょうか。デジタル保存はかさばらないからいいですね。

 写真のデジタル化はご自身でスキャナーを用意する方法、お近くの写真屋さんでディスクにしてもらう方法・思い切ってミニアルバムの作成をしても良いと思います。スキャナーも写真1枚1枚を読み取るものから、アルバムの1ページ分読み取れるものもあります。写真のデータ保存は必ず2か所以上。クラウドの利用・機器のHDD内の保存・紙など、最低でも2か所以上に保存しておけば復元は出来ます。 

   

  お一人おひとりにとって、写真1枚は当時に戻れる貴重な一枚です。ただ持っているだけでなく、より手に取りやすく・後世に伝えられる状態にすることをお薦めしたいと思います。


  (担当  M)

1日は写真整理の日

  毎月1日は、写真整理の日です。 弊社では、写真と動画で想いを残そうと、自分史作成のお手伝いをしております。 個人の思い出もさることながら、ペットの思い出にもご利用いただけます。 DVDに納められる写真データは35枚程度。動画も一緒に保存できるので、ペットとの思い出のヒトトキも...