2022年7月11日月曜日

故人の預貯金

 亡くなった方の預金口座はすぐに凍結されてしまうので、支払いが大変だという話をよく聞きます。 死亡届を出したらすぐに金融機関が凍結するわけではありません。将来的には可能になるかもしれませんが、今のところ行政と金融機関の情報の連携はしていません。 亡くなった時に、取引している金融機関に亡くなった旨をお伝えします。そこで初めて凍結の手続きとなります。地元の有力者や新聞の訃報欄の掲載・ニュースになるような方の訃報は、申し出がなくても金融機関で確認が取れ次第凍結する場合もあります。

 https://www.souzoku-isan.net/
 

これは、亡くなった方の財産はすべて相続人の共有財産となるため、財産保護を目的としています。以前は凍結された預金を引き出すには、相続人全員の合意が必要でしたが、最近では法改正をされ、条件を満たせば、一定額を引き出せる事になりました。

  ①金融機関に直接申請 

    相続紛争がない。被相続人の戸除籍当方、申請者の印鑑証明書などが必要

  ②家庭裁判所の認可後に金融機関に申請

    相続紛争がある。家庭裁判所の審判所謄本、申請者の印鑑証明書などが必要


上記の2つのパターンとなる。それぞれ必要書類や払戻金額の制限があるので、該当する場合は各自でご確認をお願いいたします。


  ここで、現代の問題点が一つあります。ネット取引による通帳レスの場合です。通帳があれば、この金融機関と取引をしているのであろうと第三者の目から見てもわかりますが、キャッシュレス・通帳レスの場合、故人のスマートフォンや電子端末でしか分からないとなると相続人としてはお手上げになります。お住まいや会社関係から辺りをつけて金融機関に問い合わせをしてみたり、何か取引明細の通達がないかと書類を探したりしなければなりません。

 

  相続人の事を思えば、遺言書に残すかエンディングノートなどに記しておくことが大切になってきますね。

   終活は元気なうちにゆっくりと   (担当 Ⅿ)

2022年7月7日木曜日

七夕ですが・・卒婚のお話

 今日は七夕です。大人になった今でも、織姫・彦星の出会える時間はあるのでしょうかと空を見上げてしまいますね。そんな二人にもいつかはずっと一緒に生活出来る時が訪れるかもしれません。


  先日、【卒婚】という言葉を初めて耳にしました。別居でもなく・離婚でもなく【卒婚】というそうです。巷にあふれる情報から定義づけると

 【卒婚】:離婚はしない、新しい夫婦のかたち

だそうです。籍は抜かず、別居でも同居でもどのような生活形態でも良いらしいのです。緩い関係性を保ちながらそれぞれの人生を進んでいくという形態だそうです。造語との事ですが、なかなか興味深い関係性だなと感じました。(話題のきっかけとなった著書はまだ拝読していないので、時間をつくって手にとってみようと思っています。)


 卒婚を選ぶタイミングは、子育てがひと段落した時やパートナーの退職などが多いようです。家事・育児に振り回されたと感じる方が自分の時間を取り戻したいと思う年頃なのかもしれません。ただ、最近の若い方々は、家事・育児は二人で担うものだという考えが定着しつつあり、この世代の夫婦が卒婚の選択肢が頭をよぎる年齢に近くなるころには、また別の夫婦関係の言葉が出てきているかも知れません。


 時代の流れ・価値観の変化によってパートナーの枠組みは変わっていくかも知れませんが、どんな形でも、相手を思いやりお互いが尊敬しあえる関係であり続けて欲しいと夜空を見上げて願うばかりです。 (担当 M)


2022年7月4日月曜日

事実婚の証明について

事実婚カップルが、婚姻に準じた法的手続きや社会的サービスを受けるために、事実婚であることを証明できるようにしておくことが大切だと言われています。


・住民票続柄の記載
  世帯を一つにし、続柄に世帯主、「夫(未届)」、「妻(未届)」と記載

・事実婚契約書の作成
  公正証書にしておくと良い

上記のほかにも「社会保険の被扶養者にする」「子供が生まれたら父親が認知する」など個別の事情に応じて出来ることをし証明に使います。
「対策」とも言えるかもしれません。

ここ数年で同性カップルを対象に急速に各自治体に広まった「パートナーシップ制度」ですが、現在一部の自治体では異性間のパートナーにも利用を認めるようになってきました。こちらも事実婚の証明として利用できます。
異性間のパートナーシップ制度は、2019年に千葉市が全国に先駆けて設けた制度です。まだ数は少ないようですが、追随している自治体もあるようです。

事実婚の多いフランスでは、PACS(民事連帯契約)を結ぶことにより、法律婚と同等の社会保障が受けられます。イギリスにも「シビル・パートナーシップ」という制度がありますが、2019年に異性間にも拡大する改正が行われました。

日本の「パートナーシップ制度」は法的なものではありませんが、異性間にも認められることで「事実婚への認知」に繋がっていくと思います。

結婚観や家族の在り方が変化してきた昨今、事実婚を選ぶ人々の困りごとが少しでも軽減するのは良い傾向だと思います。                 (担当 I)



2022年7月1日金曜日

1日は写真整理の日

 月に一度は写真整理をしてみましょうという事で、【1日は写真整理の日】です。


 7/1、湘南海岸の海開きとなり、朝から話題になっておりました。熱中症・感染対策にも気を付けながら、海の想い出がたくさん作れるといいですね。思い出と言えば、やはり写真ですよね。現在では防水機能がついたコンパクトカメラや、防水・防水仕様にしたスマートフォンなどで、海での楽しいひとときを収める人が多くなりました。波や水しぶきと遊んでいる姿のショットが撮れると、インスタ映えにもなり楽しいですね。          


 個人的に、夏の苦戦した写真の想い出は海の中の魚を被写体にした時です。恥ずかしながらほとんどカナヅチなのですが、海の透明度に誘われてひたすら海に入り、泳ぐ魚に心を奪われた時があります。しかし、波に揺られて体がゆれて、思うようにピントの合った写真はなかなか撮れませんでした。手振れ防止機能など付いていても、波振れと私の技術では魚の速さにも歯が立ちませんでした。しかし、素潜り大好きな子供達にカメラを託すと、きちんとピントが合った魚の写真が撮れているではありませんか。本人達曰く、岩にしがみついたり、足を固定して写真を撮ったのだそうです。陸でも水中でも、カメラ本体のブレはない方が良いみたいです。

 現像してもほとんど何を写しているかわからない写真。これも夏の良い思い出ですが、写真整理をしたときは躊躇なくサヨナラの写真となりました。


 失敗した写真でさえ、あなたの想い出の一枚になります。昔のアルバムをめくってみましょう。(担当 M)

1日は写真整理の日

  毎月1日は、写真整理の日です。 弊社では、写真と動画で想いを残そうと、自分史作成のお手伝いをしております。 個人の思い出もさることながら、ペットの思い出にもご利用いただけます。 DVDに納められる写真データは35枚程度。動画も一緒に保存できるので、ペットとの思い出のヒトトキも...