2023年1月4日水曜日

年の初めに思う事

【一年の計は元旦にあり】という言葉にもあるように、年の初めに『こうなりたい』『こうしたい』と理想の姿を目標に計画をたてて実行していこうと思われた方も多いと思います。元旦から数日過ぎておりますが、いかがですか?

  「若い時ではないのだから、もう、目標なんてないわ」と思われている方もいらっしゃると思います。そんなときは、一年を通しての目標ではなく、期間を短くして一か月先・一週間先の目標でもよいと思います。朝起きた時に『今日も元気に過ごそう』という目標でも素晴らしいと思います。

 年が変わって新たな気持ちで日々を過ごすのは清々しいことです。年の初めに一大決心するのもよし、日々を丁寧に過ごすのもよし。ゆったり一年を過ごす中にも少しだけ去年より背伸びをした時間を過ごしたいと、年の初めに思いました。(担当M)

 

2022年12月27日火曜日

区切りがつくもんです

 社会人生活の半分程の時間、頼りにしていた通勤バックが遂に使えなくなりました。昭和の子供の持ち物のように底に穴があいてしまいました。本や靴も十分に入り、小物もさっと取り出せるお気に入りでしたが、ついに寿命が・・・。


 年の瀬に【これも一つの区切りだ】と感謝をこめつつゴミ袋に。袋に入れた途端ふっきれたかのように、なんとなく手放し辛かったけれども使っていない、趣味の道具・材料やその他小物などをごみ袋に入れ始めました。


 熱い思い入れもない品ばかりでしたが、なかなか手離せなかった物たち。今回で(衝動的に?)手離してしまいましたが、数年(古いものでは10年以上)使っていない物を手放すことで心と空間に余裕が生まれてきます。

 処分・捨てるという行為に罪悪感を抱く年代の一人ではありますが、物をため込むことで、自分の心を捨てていたのではないかと思う時間でした。

 年の区切りでもあるこの時期、自分にも区切りをつけて新しい時間を過ごしてください。

終活は元気な時に少しずつ(担当 M) 


2022年12月21日水曜日

今回も介護資金の話

 介護をすることになったら、その当事者の資金からという話をしてきました。お金が絡むと、親しい人間関係だった絆も多少なりとも歪みが生じてくるのはよく聞く話です。

 

 もし、ご自身が介護される方の資金をまかされたなら、簡単なもので構いませんので、帳簿を付ける事を強くお勧めします。「家計簿やお小遣い帳とか、続いたことないし、付け方も分からない」とおっしゃられる方もいると思いますが、抑えておくべきことは2点

 ①現金でいつ、いくら引き出したか

 ②その現金で何に支払ったか

この2点だけは記しておきましょう。

 例えば、大学ノートや自由帳などに、1ページにレシートを貼る・隣のページに通帳から引きだした、日付・金額・用途をかき、見開きで見れるようにすると見やすいと思います。現金の使い道は忘れがちになります。小銭だったからと諦めずに細かくても必ず記録にとどめておきましょう。

 また、その方の身内などに会う時に、そのノートを公開しても良いでしょう。見る側としては、介護はこのぐらい費用が掛かるという認識・やりくりの大変さもわかるでしょう。一方で、お金にクリーンな対応をしている証明にもなります。


 小銭であっても、お金が絡んでくると何かと揉めがちです。少しでも身にかかる火の粉を払う為にも、細かく記録に残していきましょう。(担当 M)

           


2022年12月19日月曜日

贈与

最近では少なくなりましたが、道路を歩けば、ポケットティッシュやボールペンを貰ったり、親しい方から、旅行のお土産を貰ったり、【貰う】という言葉はちょっとウキウキしてしまいますね。「タダほど怖いものはない」という言葉もありますが、やはり見返りを求められずにもらえるのは嬉しいものです。

  相続において、単純に【貰う】という意味をあらわすのは【贈与】という言葉にあたるのではないでしょうか。

  こちらは見返りもなく貰えるという意味だけではありません。贈与の形態を分類すると4つになります。

 ①定期贈与

    定期的に一定の財産を渡すことで成立する

     (例)毎年50万円を10年間あげるよ

 ②負担付贈与

    もらい受ける人(受贈者)に対して負担を課すことで成立する

     (例)この家あげるからローンを払って

 ③死因贈与

    あげる人(贈与者)が亡くなった時に成立する

     (例)死んだらこの土地あげるよ

 ④それ以外

     挙げる人(贈与者)ともらう人(受贈者)とで成立する


そして、これらはあげる人・もらう人の両者の同意が根底にあります。


不用品の押し付け合いは贈与ではありませんのであしからず。(担当M)



終活は前向きに

  ここ最近、【ネオ終活】なるものがトレンドになっているらしいのです。20代の若者が終活を行っている(気にかけている)そうです。コロナ禍を経験し、突然亡くなる事は年齢に関係ないという状況が数年続いた背景からと言われています。   葬儀関連・相続問題・ラストメッセージなど、彼らの終...