2023年4月19日水曜日

コミュニケーションはいつも大事!

 おひとりで住まわれている高齢女性の方がいらっしゃいます。最近、ヘルパーさんが別の方に変わったそうです。とても、テキパキされていて、前任者同様、とても助かっているそうです。

 ある時、年金の受取通帳の記帳をしたいと思ったそうで、高齢女性の方は、「通帳がなくなったから(繰越をしにいきたい)」とヘルパーさんに伝えたところ、ヘルパーさんは【通帳を紛失した】と受け取り、ひと騒動あったそうです。


 人と話す・会話をするという事は、自分・他人の考えをお互いが理解しあう動作です。人に伝えたからといっても、例にあげた高齢女性のように、自分の中で経緯を消化し、結論だけ相手に話しても、相手は100%理解をしてくれない場合がほとんどです。年齢を重ねていくと、思い込み・固定観念や経験上での根底の考えが強くなっていきます。聞く方も自身の経験・固定観念にとらわれず、とことん聞いてみる事です。

 若い方は、『陰キャだから』『人見知りだから』と、他人との間に、シャッターを降ろしてしまいがちです。心が柔軟な時だからこそ、自分の気持ちに向きあうため・他人の気持ちを理解するための一つの練習だと思ってください。          


 人生を重ねていくと、「わかっているよね」「こうだよね」という固定観念を取り外して伝え受け取る行為が難しい時が来ると思います。その期間を少しでも短くするために、元気で若いうちから、コミュニケーションの時間を大切にしていきたいものです。

 終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)

悩む老後

 昭和時代の幼少期。冠婚葬祭では親族間での集まりや顔合わせがとても多かったです。特に、葬儀の時は、初めてお会いする方もいたり、大所帯でした。確かに親や祖父母の世代は、兄弟が多いですし、私の場合、曾祖父母が商売をしていたせいか、暖簾分け先の繋がりもあり、名前を言われても、すぐにわか...