2023年度の税制改正に向けて、日々報道されています。自分の懐具合は今後どうなるのだろうかと思いながら、傍観している一人です。【非課税】なる言葉の魅力も感じますが、国の懐の穴埋めは、次世代にのしかかるのではないかと危惧しております。
資金の話題が出てきたところで、今回は介護の費用についてです。
親の介護に携わることになった場合、ご自身の懐から出すことはお勧めしません。ご自身の老後破綻にもつながりかねないからです。育ててくれた親だからと思うかもしれませんが、終わりは明確ではありません。親子共倒れにならないためにも、親の介護は親の資産内でを強くお勧めします。お得だからと生前贈与をする前に、介護費用がどの位かかるのかを計算してみましょう。
親の懐事情をしっかり把握をして、可能な範囲の介護をすることが、笑顔で長くお世話することが出来る秘訣だと思います。
行政や地域包括センターなどを通じて、利用できるサービス・制度をあらかじめ知っておくことが、介護に心の余裕が生まれると思います。
終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)