二十数年前、九州で生活をしていたことがあります。当時、東日本では、今ほど騒がれていなかったので、九州では黄砂と噴火の時はベランダは大変だという話をきいても、さほど気にしていませんでした。
赴任一年目の春先。地元の人に、「洗濯物はあんまり外に干せないよ」と言われてましたが、天気がいい日は外に干したい欲望が。出社前に外に干し、暗くなった帰宅後に慌てて取り込む日常。日中は屋内だったのでさほど実感はなかったのですが、週末、駐車場の白い車がかなり汚れているのに気づき、大変驚きました。車の持ち主の方は、綺麗好きで車もよく乗られていたので、黄砂の威力を見せつけられた思いでした。そして2週間ほど、何も考えずにいつも通り洗濯物を取り込んでいた自分を後悔。
今日は黄砂が広い範囲に届くそうです。外に干した洗濯物、パタパタするのをお忘れなく。
(担当 M)