2023年10月30日月曜日

何と一緒に次の世界へ?

 先日、棺の中のドライアイスによる中毒死事故の注意勧告が消費者庁から発表がありました。確かにドライアイスは空気より重いニ酸化炭素なので、蓋を占めていたら棺内にたまったままでしょう。気を付けないといけませんね。

      


  あるエンディングノートに、副葬品として棺に入れて欲しいものリストが書けるものを見かけました。イメージと経験から、お花がメインで故人の方の良く身につけていた物を入れていたような気もします。ご本人が望んだものではないかもしれません。

 また、棺に入れなれないもの(不燃性・危険物)もあるようなので、希望を伝える時には要注意ですね。どうしても思い入れのあるものと一緒に・・・という時は、写真にとって故人と共に入れてあげると良いそうです。

 三途の川を渡るには渡銭が必要という話もありますが、現在、貨幣損傷等取締法により燃やすことを禁止されています。実際に入れるものは金額が書かれた紙だそうです。お金は死後の手続き等で必要になります。お世話になった方や事後処理をしてくれた方にお譲りするのも良いと思います。そして、自分の為に自分のお金を使う事。他の人の懐を頼りにしたり、されたりしないように。  終活は元気なうちに少しずつ。(担当 M)

        


2023年10月27日金曜日

【花金】は死語だった?!

 大人の世界では【花金】といえば、翌日のことを考えないで思いっきり遊べる(飲める)という言葉でした。週休2日が定着し土日休みの企業が多くなったためでしょう。

 サービス業の企業も多く、働き方改革も手伝って、土日休みの固定概念から平日休みの【花木】【花水】など、呼び方も変わっていったとか・・・。バブルもはじけて【花金】の概念も薄れ死語になっていったようです。

 近年、若者世代が、【花金=休みの前日】という意味で復活しつつあるそうです。

 毎日が【花金】になっていく高齢期。なにをして過ごそうか、いまから楽しみでもあります。体力と資金力に左右されそうですが・・・・。終活と楽しい事は、元気なうちに少しずつ(担当 M)


2023年10月25日水曜日

相続人がいない時

高齢化時代の中、核家族や単身者の割合も増えて、今後、相続人がひとりもいないというケースが多くなってくるかもしれません。そのような場合、遺産はどうなってしまうのでしょうか。

 相続財産管理人が選任されて、最後は国庫金となります。

遺言書の中で、遺言執行者を選任しておくと、遺言執行者が相続財産を処分し、医療機関・葬儀・埋葬料など支払った後に財産の遺贈が出来ます。

 生前、お世話になった知人やヘルパーさんなどへ感謝の気持ちを込めて遺贈される事も良いでしょう。 ただ、この遺贈行動も、文書化していないと何もできません。健康なうちに、公正証書遺言(財産管理など委任契約・任意後見契約・死後事務委任契約もセットがベスト)を作成しておくことが重要です。

 終活は元気なうちに少しずつ(担当 M) 

               

2023年10月23日月曜日

警察犬

 先日、警察犬の報道番組を見ていました(といっても、ながら視聴だったので、正確にお伝え出来ないのが残念ですが)

 警察犬というと、麻薬や追跡調査などで見かけるドーベルマンのような犬を想像しやすいかと思います。その番組の警察犬は、トイプードルが主役でした。         

 犬を飼ったこともないので、イメージでしかお伝え出来ないのですが、一般家庭に飼われているような、愛らしい犬でした。 外見がどうであれ、やはり犬は犬、臭覚と運動神経が優れているため、訓練の末に警察犬に合格したそうです。

 行方不明者を探し当てたトイプードルとしてのお話でしたが、ここで、終活の立場から気づいた事が1点。

 認知症で徘徊してしまい、当人を探すときの警察犬として、非常に役に立つと言われているそうです。捜索を依頼するご家庭では、ご近所に認知症と気付かれたくないという思いを持つご家庭がいるという事です。ドーベルマンなどの犬が捜索していると、ご近所からは「なにか事件?」と不安がられたりするようです。トイプードルが捜索していると、傍から見ればお散歩途中というイメージがあるようです。

 外見だけで警察犬を判断してはいけないという趣旨の番組かと思われますが、人の方も認知症は恥ずかしい事ではない、ご近所の人として協力・声掛けをしていかなければいけないというメッセージもあったかと思う番組でした。 (担当 M)




悩む老後

 昭和時代の幼少期。冠婚葬祭では親族間での集まりや顔合わせがとても多かったです。特に、葬儀の時は、初めてお会いする方もいたり、大所帯でした。確かに親や祖父母の世代は、兄弟が多いですし、私の場合、曾祖父母が商売をしていたせいか、暖簾分け先の繋がりもあり、名前を言われても、すぐにわか...