2023年4月26日水曜日

空き家問題

「空き家対策特別措置法改正案」という言葉を、ニュースや特集記事などで目にするようになりました。

 空き家対策を強化するために、除去や有効活用・適切な管理を促すための法案です。「特定空き家」「管理不全空き家」の認定を市区町村から指定うけると、指定を受けた所有者は、改善指導・勧告に従わなければ、税軽減特例の対象から外れ、固定資産税額が増える仕組みだそうです。

 託された(遺された)側の人は、認定を受けないためにも、放置せずこまめな手入れや修繕をしなければなりません。空き家となった家の固定資産税・お手入れするための交通費代は勿論の事、掃除の為の水道光熱費などの支出は考えなければなりません。些細な金額かもしれませんが、住んでいない家の為に時間・体力・費用はかなり大きいものとなります。

 誰もいない家の管理をするより、住居人がいるうちにこまめに訪れ、今後の事を話していく機会を増やしていくのも一つの方法です。こまめに訪問するうちに、愛着が増え、私に任せてと言えるようになったら、もう少し空き家の数は減っていくかも知れませんね。

 終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)

2023年4月25日火曜日

まだまだ若いのですが(笑)思い出をまとめて

写真整理協会のアドバイザーになってから、手始めに自分の写真を整理しだした頃のお話です。

               

 フィルム時代の写真は、撮り直し出来ないので、【おすまし顔】&【ここぞ!のベストシーン】が多く、だからこそ思い出が深く語れる写真が多かった気がします。 デジタルカメラに変わって、気軽に撮れるようになり、パラパラ漫画のようなコマ写真だったり、携帯電話のカメラ機能が充実してくると、なんでこの写真を撮ったのだろうと首をかしげる枚数が多々ありました。 取り直しがきかない状況下では、思い出を残す為に、気軽に撮れる環境では情報の共有の為と、写真を撮る目的が違ってきているように思われます。

 エンディングノートと一緒に、自身の想い出写真を数枚保管しています。最近の思い出もよりも、フィルム時代の写真の比重が多いのですが、自分の歩み・楽しかった思い出をコンパクトなアルバムにしてみました。楽しかった気持ちに戻れるように、こんな人生楽しかったなと実感できるように、なにかあった時に持ち出せるように。

 人生100年時代、まだまだ先は長いのですが、写真整理も終活の一つだと思っています。 終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)


 弊社では、ご自身の歩みやペットの記憶として、写真と映像で想いを残すサービスを提供しております。ご興味・ご関心のある方は、こちらへどうぞ(画像をクリックするとHPに移動します)


2023年4月21日金曜日

AIとの付き合い方


新年度になり「チャットGPT」に関するニュースを耳にする機会が多くなりました。
チャットGPTは生成AI、対話型AIともいわれ、人間の質問や指示に応じて自然な文章で回答する人工知能だそうです。

中央省庁や自治体などもチャットGPTを業務に導入することを決めたとか、大学がチャットGPTとの関わり方について見解を発表したとか、日々色々な話題を耳にします。反面、機密情報の漏洩、著作権の問題など課題も多いようで、規制の動きも同時進行しているようです。

詳しいことはよくわかりませんが、子供がチャットGPTを使って作文の宿題をしたりしては困るなと思いました。「作文を小学生風に・・」のようなリクエストができると聞いて唖然としました。


AIと聞くと「将来仕事を奪われる」など若干負のイメージもあります。しかし労働力が不足するという未来に、なくてはならないものになっていくであろうことは間違いありません。

介護の現場でもAIロボットが活躍しているというニュースを耳にしたことがあります。AIロボットが入所者の会話の相手をしたり、AIロボットに合わせて体操をしたりするそうです。体操を嫌がるお年寄りもAIロボットとならできるとか、AIロボットの指示なら腹を立てずに聞けるとか興味深い話もありました。

高齢世帯にかかってきた特殊詐欺の電話を、電話機に設置されていたAIが検知し犯人逮捕につながったというニュースもありました。

AIとうまく付き合うことができればこの先様々なシーンで助けてもらえそうです。柔軟に受け入れることも大切だと思いました。  (担当 I)

2023年4月19日水曜日

コミュニケーションはいつも大事!

 おひとりで住まわれている高齢女性の方がいらっしゃいます。最近、ヘルパーさんが別の方に変わったそうです。とても、テキパキされていて、前任者同様、とても助かっているそうです。

 ある時、年金の受取通帳の記帳をしたいと思ったそうで、高齢女性の方は、「通帳がなくなったから(繰越をしにいきたい)」とヘルパーさんに伝えたところ、ヘルパーさんは【通帳を紛失した】と受け取り、ひと騒動あったそうです。


 人と話す・会話をするという事は、自分・他人の考えをお互いが理解しあう動作です。人に伝えたからといっても、例にあげた高齢女性のように、自分の中で経緯を消化し、結論だけ相手に話しても、相手は100%理解をしてくれない場合がほとんどです。年齢を重ねていくと、思い込み・固定観念や経験上での根底の考えが強くなっていきます。聞く方も自身の経験・固定観念にとらわれず、とことん聞いてみる事です。

 若い方は、『陰キャだから』『人見知りだから』と、他人との間に、シャッターを降ろしてしまいがちです。心が柔軟な時だからこそ、自分の気持ちに向きあうため・他人の気持ちを理解するための一つの練習だと思ってください。          


 人生を重ねていくと、「わかっているよね」「こうだよね」という固定観念を取り外して伝え受け取る行為が難しい時が来ると思います。その期間を少しでも短くするために、元気で若いうちから、コミュニケーションの時間を大切にしていきたいものです。

 終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)

終活は前向きに

  ここ最近、【ネオ終活】なるものがトレンドになっているらしいのです。20代の若者が終活を行っている(気にかけている)そうです。コロナ禍を経験し、突然亡くなる事は年齢に関係ないという状況が数年続いた背景からと言われています。   葬儀関連・相続問題・ラストメッセージなど、彼らの終...