2023年2月17日金曜日

パンダ返還

 上野動物園と和歌山アドベンチャーワールドのパンダが間もなく中国に返還されるということで、関連ニュースを目にする機会が多くなりました。

パンダは絶滅危惧種で自然繁殖も難しいため、生後24ヶ月で繁殖の目的で中国に戻る協定が取り交わされているそうです。中国が「ワシントン条約」に加盟した時からパンダは商業目的の取引が禁止され各国への「貸与」となりました。所有権は中国にあります。日本で生まれたパンダも中国に返ることが決まっているのです。

コロナ禍でパンダのライブ映像の存在を知り、たびたび見ていたことから、パンダのニュースはたいへん気になります。

今月中国に渡るパンダの中に30歳(人間でいうと90歳)の高齢パンダ「永明」がいることに驚きました。日本で30年近く飼育され、何度も繁殖に成功したくさんの子供たちがすでに中国に返っているというお父さんパンダです。高齢で飛行機の移動もたいへんであろうに今どうして??と疑問に思いましたが、「パンダの保護や研究に長けている中国が、高齢パンダ向けに設備の整った施設で余生を過ごさせるため」という理由を知り安心しました。

中国では親や高齢者を大切にする家族観があると聞いていましたので、高齢パンダを大切にするという意識に繋がっているのかなと想像しました。

中国に渡ってしまうのは寂しいですが、その後のパンダたちの様子を知る機会があれば良いと思います。    
                 

   (担当 I)









2023年2月15日水曜日

デジタル遺品 ⑦

 

デジタル遺品の相続については、まず相続できるかどうかがカギになるそうです。

相続の対象は、【故人の財産に属した一切の権利義務】となります。また、【故人の一身に専属したもの(一身専属)】については、契約者である故人しか利用できないため、相続の対象にならないそうです。
 オンラインのサービスなどは、この一身専属の性質に持つものもあるそうです。利用していたサービスがどのようなものかは、利用規約を確認する事です。ただ、利用規約にも書かれていない場合もあるそうですので、個別に連絡を取ってみる必要もあるかもしれません。

 終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)


2023年2月13日月曜日

身に覚えのないお知らせに注意

携帯電話の普及によって高齢者の契約数も増えてきています。若者顔負けに使いこなしている方も多いでしょう。

 最近、年配の方や若い方でも見に覚えのない通知(ショートメッセージ)を受け取ってヒヤッとしたという話を耳にするようになりました。

 ●おめでとうございます。当選しました。

 ●不在でしたので荷物を持ち帰りました。

 ●(クレジット会社・ネットショッピング)のお支払いが出来ていません

 ●会員情報の更新を行ってください。

などなど


 自分が利用した覚えのない企業名からのお知らせなら疑いますが、相手も考えています。表示されている電話番号やHPアドレスをよく確認してください。ポッチっと対応する前に

  ①一呼吸

  ②表示されている連絡先をじっくり確認

  ③家族(自分をよく知っている人)にも確認

犯罪に巻き込まれないために、くれぐれもご注意ください。(担当M)




2023年2月8日水曜日

相手に伝える・相手を知るには。

生命保険会社行ったアンケートによりますと、新社会人の約半数が、「上司との業務外のコミュニケーション」が必要と感じたそうです。
 コロナ禍もあり、人と話す事も苛まれていた若者たち。ひょっとしたら、人と話すこと自体に飢えているのかもしれません。しかし、目上の人・社会の(会社の)先輩とのコミュニケーションが必要と感じてくれたのは、とても嬉しく思いました。

 「飲みにケーション」とは言わないまでも、一日の大半を一緒に過ごす諸先輩方の人となりを知るには、まず話すことが大事ですね。波長が合う合わないを知る事だけでも、生きていく上でとても重要だと思います。

 高齢になって、第三者の力を借りる場合、自分の意見を言える・相手も人柄も理解できる状態でしたら、衝突があっても気持ちを伝えられると思います。ただ、第三者の力を借りる場合は元気な時とは限りません。認知症になってしまってから・思うように話が出来ない状態の中、初めてお会いする方には、どうしても自分を理解してもらうまで時間がかかってしまいます。
 
 そのような時に役に立つのがエンディングノートです。ここには記入者の生い立ちから人となりなど、その人を理解する手助けの要素がたくさんあります。 
 エンディングノートは、資産や体調を伝えるだけではありません。その人の軌跡も残せるスペースもあります。市販されているものには、殆どが軌跡を書くページもあります。また、出版社によっては、ご自身の性格を記入する箇所もあります。 一度手に取ってみてください。
 終活は元気なうちに少しずつ。 (担当M)

終活は前向きに

  ここ最近、【ネオ終活】なるものがトレンドになっているらしいのです。20代の若者が終活を行っている(気にかけている)そうです。コロナ禍を経験し、突然亡くなる事は年齢に関係ないという状況が数年続いた背景からと言われています。   葬儀関連・相続問題・ラストメッセージなど、彼らの終...