2022年4月12日火曜日

写真を見る時はどんなとき?

ご自身や家族の写真を見る時はどんな時ですか?

 幼少期に、壁や目につくところに写真があると、自己肯定感を育てるといわれるようになってから、部屋に飾るご家庭も多いかと思います。お子様が学校に通っている時期は、イベントごと・毎年の誕生日や、帰省時に祖父母の見せる事もあるでしょう。 大人になって、仲間やパートナーとの楽しい思い出を写したものを飾っているご家庭もいるでしょう。

 現在、飾っている写真以外は、どんな時に目にするのでしょう。せっかくの思い出の一コマをずっと見ていないというのは勿体ないように思います。

 たまには、アルバムを広げて楽しかった時を思い出すことをお薦めします。(担当M)

2022年4月8日金曜日

成人年齢引き下げのはなし


2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられました。各国の成人年齢は多くが18歳であり、日本も世界標準になったわけですが、子を持つ大人からすれば心配なことも多いのではないでしょうか。

自身の経験からみても、社会のことや契約について理解できるようになったのは就職する年齢になった頃であった気がします。学生の間は世間を知る機会も少なかったように思います。令和3年度学校基本調査(文部科学省)によると高卒の進学率は83.8%で過去最高を更新しています。18歳は多くが学生です。

詐欺に遭わないだろうか、取り返しのつかない契約に巻き込まれないだろうか等々心配はつきません。18歳になると親が「未成年取消権」を行使できなくなり、正直怖い気がします。

個人的にはまだまだ頭が追いついていきません。


18歳(成年)になったらできること
・親の同意なしの契約(携帯電話・ローン・部屋を借りる・クレジットカードを作るなど)
・10年有効のパスポート取得
・公認会計士、司法書士、医師免許などなどの国家資格の取得
・女性の結婚可能年齢、18歳に引き上げ
など

20歳にならないとできないこと(これまでと変わらないこと)
・飲酒
・喫煙
・ギャンブル
など                      (政府広報オンラインから抜粋)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      

                                 (担当 I)  

2022年4月6日水曜日

相続人不存在

誰が相続人であるのかは、民法で決められれています。配偶者と①子②父母・祖父母③兄弟姉妹という順番で相続人になります。 ただ、相続人となる人が誰もいない場合も多く見受けられます。 戸籍をたどっても、配偶者や子などの相続人へつながりがない場合は、「相続人不存在」として推定されます。

  この場合、相続財産はどうなってしまうのでしょうか。

手順は大まかに次の通り。

 検察官や利害関係のある人が家庭裁判所に相続財産管理人選任の申し立て
         ↓
 家庭裁判所からの相続財産管理人の選任・公告 相続人捜索の公告
         ↓
 相続人不存在の確定
         ↓
 特別縁故者からの相続財産分与の申し立て
         ↓
 家庭裁判所による相続財産分与
         ↓
 残った相続財産の国庫帰属と引き渡し
          

最後は、国庫になってしまいます。お一人様が当たり前になってくる時代。節税を考えるのと同じぐらい、残すべき財産を一度考えてみてもいいかもしれません。
  終活は元気なうちに出来ることから  (担当 M)

 

2022年4月5日火曜日

会話をするということ

日中、BGMで流れているラジオから、「しばらくお休みをいただいて、ずっと一人だったのでしゃべれるかどうか心配」というような話が聞こえてきました。そういえば、一人暮らしの年配者の方から、「一人だから何をするわけもなく、ぼーっとしているから人と話さなくなった。たまに来るヘルパーさんと話していても言葉が出てこなくて・・」という悩みをよく聞きます。ラジオで話されている方はまだ20代ぐらいの方だと思いますが、同じことかしら?とふと思います。


  ここ数年の人との接触を避ける行動・黙ったままの行動のお陰で、雑談すら少なくなった実感があります。そして、会話という言葉のキャッチボールというより、一方通行の伝達になりつつあります。会話をする事は、相手の話を聞き理解する・自分の気持ちを伝えることの繰り返しです。相手の事を考え言葉を選ぶこともあるでしょう。より理解してもらいたいために言葉を探す事もあるでしょう。相槌で相手の気持ちがわかる時もあるでしょう。たわいのない会話でも、いろんな言葉を探し・発し・理解し・表情を読み取るといった様々な機能を駆使していると思われます。


  何気ない会話でもよいのです。脳に刺激を与えるためにも、言葉のキャッチボールを心がけてみましょう。


  元気な今から終活を  (担当 M)

  

 

終活は前向きに

  ここ最近、【ネオ終活】なるものがトレンドになっているらしいのです。20代の若者が終活を行っている(気にかけている)そうです。コロナ禍を経験し、突然亡くなる事は年齢に関係ないという状況が数年続いた背景からと言われています。   葬儀関連・相続問題・ラストメッセージなど、彼らの終...