2022年4月5日火曜日

会話をするということ

日中、BGMで流れているラジオから、「しばらくお休みをいただいて、ずっと一人だったのでしゃべれるかどうか心配」というような話が聞こえてきました。そういえば、一人暮らしの年配者の方から、「一人だから何をするわけもなく、ぼーっとしているから人と話さなくなった。たまに来るヘルパーさんと話していても言葉が出てこなくて・・」という悩みをよく聞きます。ラジオで話されている方はまだ20代ぐらいの方だと思いますが、同じことかしら?とふと思います。


  ここ数年の人との接触を避ける行動・黙ったままの行動のお陰で、雑談すら少なくなった実感があります。そして、会話という言葉のキャッチボールというより、一方通行の伝達になりつつあります。会話をする事は、相手の話を聞き理解する・自分の気持ちを伝えることの繰り返しです。相手の事を考え言葉を選ぶこともあるでしょう。より理解してもらいたいために言葉を探す事もあるでしょう。相槌で相手の気持ちがわかる時もあるでしょう。たわいのない会話でも、いろんな言葉を探し・発し・理解し・表情を読み取るといった様々な機能を駆使していると思われます。


  何気ない会話でもよいのです。脳に刺激を与えるためにも、言葉のキャッチボールを心がけてみましょう。


  元気な今から終活を  (担当 M)

  

 

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