2021年10月22日金曜日

備忘録

  日々の忙しさ・年齢のせいか、自分の記憶力が怪しい時があります。人と話していて、すぐに物の名前が出てこなかったり、「あれ」「それ」などの代名詞しか出てこなかったり・・・。

 人は忘れやすいものです。それが人間の良い特徴でもあるのですが、なんとなく年齢を重ねてくると「そろそろ?」など自分の今後を心配してしまいがちです。

              

 気になりだしたら、忘れないためのルーティーンを作ってみてはいかがでしょうか?


 終活をお薦めしている立場から、「エンディングノートに大切な事は書き残しておきましょう」とお伝えしていますが、他愛のない日常の事はメモしておく習慣をこれから作ってみても良いと思います。 

 

 要領は、買い物メモと同じです。「何か気になった事・忘れたらいけない事を書いてここに貼る」のルール化です。買い物メモを書いて、書いたものを忘れて買い物に行く経験もあるかと思いますが、書いたらお財布にしまう流れを作ってしまえば良いのです。


 デスクワークをされていた方は、付箋に書いてパソコンや受話器に貼ったりしていませんでしたか?仕事では固定された場所・目が付く場所にメモを残して貼り、終わったら破棄していませんでしたか? それと同じことを自身の身の回りで実行してみましょう。             


 ●日にちを確認するために、決まった時間に起きてテレビニュースを最初から見るようになった。

 ●特売日で曜日を把握している。宅配日で曜日を把握している。

 ●メモする紙はノートにした/付箋をノートに貼っていくようにした。

 ●電話に出る時は、番号表示/教訓などの覚書を見てから出る習慣にしている。

 ●スマホケースにメモを挟むようにした。それ以外にメモを付けるのを辞めた。


などなど、私の周りから聞こえてきた、「〇〇を忘れないために始めた習慣化」の一例です。これらの行動が認知症の時になった時に役立っているかどうかは分かりませんが、自分で無理なく出来そうな事を早くから習慣化したことで、少なくとも物忘れへの不安解消にはなっているようです。


 元気なうちに出来る事から一緒に始めていきましょう。

     (担当 M)

2021年10月19日火曜日

高齢の親の携帯電話②~スマホ問題~


 3G回線の終了でいわゆる「ガラケー」が使えなくなり、高齢の親がスマホを持つ。
運良く時間を作り契約に同行できたとして、スマホを手にした後、使い方の説明をすることも子世代の役目となります。
「わからない」と言われても時間と距離が壁となり、なかなか応対してあげられないもどかしさ・・・

ただ、これについては子世代が抱え込まなくても解決できるようです。


携帯ショップの「スマホ教室」も随時開催されており、わからない時は使い方を丁寧に教えてくれるようです。

高齢者用の機種が優れていることにも驚きました
使い方がわからない時に「センター」につながるボタンが搭載されているので便利です。
また、これらの機種には「迷惑電話対策」や「血圧管理」などの機能もあり、想像以上に年代に配慮されているなと感じました。

親たちの生活の質(QOL)が上がるのなら、少し無理をしてもスマホ契約に同行してみようかという気になりました。「スマホ問題」と捉えずに家族を守るツールを手に入れると考えるようにします。


やはり「スマホ」は必要ない。使いこなせない。通話機能さえあれば良い。という方には
警備会社がサービス提供している「見守り携帯」を契約する手もあります。
通話はもちろんのこと、GPS機能、安否確認、警備員によるかけつけサービスなども利用できます。

安心して生活するために便利な機能やサービスをうまく利用していきたいと思います。

(担当 I)

高齢の親の携帯電話①~ガラケーからスマホへ~


 先日、大手通信キャリアで通信障害があり、3G回線の復旧が遅れました。

3G回線とはいわゆる「ガラケー」に使われる回線です。
「ガラケー」をお使いの方にとってはお困りの事態であったと思います。

以前からアナウンスされていますが「ガラケー」については各社とも順次サービスを終了していくそうです。今後数年で使えなくなります

‘’通話とメールだけできれば十分なのに、スマホは機能が多すぎてわかりにくい‘’
と思われている方は多いと思いますが、ご高齢の方にとって大変なのは、スマホに替える際の契約ではないかと思います。携帯ショップで説明を受けても理解が難しく、後にトラブルになることも多いようです。

契約内容・機種・オプションなど、説明を受けて判断する事項も多いため、私も親たちには「一人で行かないように」と伝えてあります。

・80歳以上の方の単独契約は家族の同意確認をする
・高齢の方は家族と一緒に来店することを推奨する
など、店側も高齢者トラブルを防ぐために方策を練っているようではあります。
ただ、携帯電話の契約には時間もかかるため、忙しい子世代がどこまで伴えるかという問題があります。

何度もあることではないので、時間を作って親の契約に同行する。
親孝行だと思えば一日くらい・・・
その気持ちはあるが、時間が作れない。遠方だし・・・
これが我が家の「スマホ問題」です。

(担当 I)

2021年10月16日土曜日

ねんきん定期便

 公的年金の加入者には、毎年誕生日月に【ねんきん定期便】が送られてきます。


まず、確認すべきは「これまでの年金加入期間」。国民年金・厚生年金・船員年金と加入していた月数が表示されています。 月表示なので、改めて見た時に「あぁ、長い年月社会人になっているなぁ」と1つ歳をとる誕生月に実感してしまいます。


次に確認するのは、「これまでの加入実績に応じた年金額」です。ここの数字は、50歳を境に表示方法が違います。

 ~50歳未満~

   記載されている見込み額とは、これまでの保険料納付額を基に試算されたものです。

  実際の年金額はその後働き続ける事で増加していくので、参考程度の金額と認識しておきましょう。


 ~50歳以上~

   その時点での納付を60歳まで継続していれば、これだけ支給されますよという、実際に近い金額が表示されます。(※60歳以降も厚生年金に加入していたり、経済動向によっても変わってきますので、実際の金額とは違います。)この金額を参考にするとライフプランがより具体的に描けますね。


  いままで納めてきた年金です。たまにはじっくり確認してみてくださいね。

   (担当 M)

実家での話題

  お盆休みはありましたか?行楽や自分探しに行かれた方もいるでしょう。ご実家に帰られた方はどのぐらいいらっしゃるでしょうか?   一人暮らしの人が、今年帰省する(予定含む)人は、約3割というアンケート結果が出ているそうです。また、既婚者対象に実施した別のアンケートでも、約3割の方...