2021年5月6日木曜日

誰に思いを伝えますか

 先日、5/1(土)日本経済新聞土曜版にエンディングノートの記事が載っていました。


 この記事に登場した会社員の方は、亡くなったお父様が書き残したノートに、葬儀の希望や財産の記録などが記載されていたため、遺産トラブルもなかった経験から、ご本人もノートに書き残していく事に決めたそうです。


 エンディングノートには、遺言のように法的効力はありません。ですが、残された家族や知人に希望を伝える事が出来ます。また、素直に「ありがとう」の感謝の気持ちも伝えられます。自由に書けるので、気兼ねなく自分の思い・希望を綴っていくことが出来ます。

 残された方へのメッセージと共に、個人情報・財産情報・エンディングの希望などを書かれるとよいでしょう。 


 残された大切な方々に悩みを増やさないように、お世話になった方に迷惑をかけないように、【今】の自分の思いを書き残してみてはいかがでしょうか。

   

   (担当 M)

  


 

 

2021年4月30日金曜日

片付けについて~何のために~


「断捨離をしたあと捨てたものが再び必要になってもう一度買った」
という話を聞いたのは一度や二度ではありません。自分自身も不要と思い捨てたものを「捨てなければ良かった」と後悔したことがあります。こういった経験があると捨てるのが怖くなり片付けはうまくいかなくなります。

「サステナブル」「環境にやさしい」
このようなワードを耳にすることが増えた昨今、物を消費することについての是非を問われることも多いため片付けや処分は時代に逆行していることのような気もします。

「いつでも捨てられるからとっておく」「捨てるのは今ではない」
それもそうだなと思います。ほんとうに片付けをする必要はあるのか・・何のためにするのかそんなことを考えながら片付けを保留していたとき腑に落ちるフレーズを見つけました。

「片付けをすれば家事が楽になる!」



なるほど、増えた物のせいで掃除にも管理にも大変な時間と労力を奪われていることに気が付きました。床置きした物につまづいたりする生活上の危険もあります。生活をするうえでの利便性のためにやはり片付けは必要でした。

片付けをする意義を見つけたので、この連休中頑張れそうな気がしてきました。

(担当 I)


2021年4月27日火曜日

先のことを【今】考える

今回は、100円均一ショップでやっと見つけた、もしもノートシリーズの1つ、【おつきあいれんらくノート】です。5冊まとめてご紹介したいのですが、人気がある商品のため、なかなかお目にかかれません。




 中身を拝見すると、親戚や友人関係の住所録から贈答記録も書けるようになっています。最初のページに項目ごとの記入例もあります。

 このノートの注目ポイントは、家系図が書けること・いざという時に連絡するしないの指示が伝えられることです。


家系図

 家系図はあらかじめ自分を中心とした関係図が書かれてあるので、空欄にお名前を書いていけばよいだけです。 書きながら、最近お会いしていない親族に電話してみたり、家族や知人に思い出話も出来ますね。また、すごく仲が良く後を頼めると思っていたら、相続権のない親戚だと気づいたりすることもあります。


連絡可否

 それぞれの方の住所録に入院時と葬儀時の連絡可否の項目があります。ちなみにどちらでもよいという選択肢もあるのでご安心ください。

「病床にいる姿を〇〇には見せたくない」「後の事をお願いしたいから〇〇には□□の時には知らせてほしい」など、それぞれの方に対して思いはあると思います。 日頃から「もしもの時は、〇〇に連絡して」と伝えている方もいるかもしれませんが、もしもの時は周囲の人達も慌てています。思い出せる状況かわかりません。なので自分の意思を正確に伝えられるよう、ノートに記しておけるのは嬉しいですね。


 


 あくまで、このノートを手にしなければ伝えられないということではありません。お持ちのエンディングノートに同じ項目があれば今の気持ちが選択されているか再確認してみましょう。お手製で作られている方は、ご参考までにお伝えしております。きっかけとしてこのノートをお使いになられても良いですね。

 

  

 元気な時だからこそ伝えられる思い、それが【終活】。少しずつ備えていきましょう。

  

   ※エンディングノートは個人情報ですので取扱いに十分な注意が必要です。


     (担当 M)


 

2021年4月22日木曜日

片付けについて~学校の作品~

  図工(美術)の時間に制作した作品は、そのままにしておくと家の中のかなりのスペースを占領してしまいます。お子さんの成長がわかる作品の数々は処分するには心が痛み、取っておくケースも多いと思います。ただ、家の広さには限りがありますので処分を考えなければならない日がやがてくるはずです。

「写真を撮って作品集として残し現物とはお別れする」この方法はかなり良いと思います。

 ただ、これも注意を払い計画的にやっていかないと、果ては「いつの作品なのか」「誰の作品なのか」ということになってしまいます。早めに写真に収めておかなければパーツがなくなったり、作品自体が劣化したりということもあります。

 写真に収めて安心するのではなく写真データをきちんと保管するまでが一連の作業です。労力や気力が必要ではありますが、まとめて見返した時のなんともいえない「懐かしさ」のために少しお時間を割いてみてはいかがでしょうか。         

(担当 I)




実家での話題

  お盆休みはありましたか?行楽や自分探しに行かれた方もいるでしょう。ご実家に帰られた方はどのぐらいいらっしゃるでしょうか?   一人暮らしの人が、今年帰省する(予定含む)人は、約3割というアンケート結果が出ているそうです。また、既婚者対象に実施した別のアンケートでも、約3割の方...