2022年4月13日水曜日

実家の片づけ

自宅の片づけより気力を使うのが、実家の片づけだと思います。

子供であった自分達が巣立っていったあと、人数が減った家には、当然、空間が増えてきます。そして、いつのまにか子供である私達の「今は使わない」物が集められていきます。思い出の物もあれば、捨てる事を先延ばしにしているものが実家に蓄積されていくのです。

 しかし、実家は物置や倉庫ではありません。自分よりも年配者が住んでいるのです。自分のものではない物に囲まれて生活していかなくてはなりません。親心から、「○○が使っていたもの、懐かしいな」「○○の部屋は狭いだろうし」と、子供たちの事を思って物を引き受けをしていきます。

 では、子供は親の気持ちを考えることはあるでしょうか。この場合、親の気持ちよりも親の体力を考えてみましょう。私自身も親の好意に甘えてきた立場ですが、何の心配もいらない親の体力だとしても、【もしも】のリスクは少なくとも自分より高いのです。

 物より思い出を増やしていくことを子供としては考えてあげたいものです。 (担当 M)

終活は前向きに

  ここ最近、【ネオ終活】なるものがトレンドになっているらしいのです。20代の若者が終活を行っている(気にかけている)そうです。コロナ禍を経験し、突然亡くなる事は年齢に関係ないという状況が数年続いた背景からと言われています。   葬儀関連・相続問題・ラストメッセージなど、彼らの終...