マスク生活が慣れ、「おひとり様食事」の方を以前より多く見かけるようになりました。会話をすることがないので、最小限のマスク外し時間となりますね。
おひとり様の言葉は若者向けだけではなく、高齢者に対しても「おひとり様」の言葉を使う事が多くなりました。
厚生労働省の発表の最新版(2019年)の発表では、65才以上の単身世帯が、増加傾向にあり、平成元年(1989年)と令和元年(2019年)の約30年で割合は2倍に増えております。(厚生労働省 2019年国民生活基礎調査の概況 より)
生涯独身の方は勿論のこと、配偶者に先立たれていたり身寄りが無いといった高齢者の「おひとり様」は今後も増加傾向にあるようです。では、「おひとり様」の終活はどうしたらよいでしょうか?
亡くなったあと、葬儀や納骨方法をはじめ、公共料金の契約解除や入院費用・施設費用の清算方法、スマートフォンなど電子機器の個人データの取り扱いなど、やらなければならない事は目白押しです。 第三者に依頼をするという事は、生前に準備しておくことがより大切になります。 生前に亡くなった後の事務手続きを依頼することを「死後事務委任」といい、行政書士をはじめとする専門家やNPO法人に依頼する方が近年増えているようです。
先の自分の為にどんなことが必要か、元気なうちに考えてみましょう。
(担当 M)