2023年8月7日月曜日

新しさに対応する気力

 新しい制度・新しいデジタル機器・新しい人間関係・・・これからどんなことが起こるのだろうというワクワクと不安。どちらの比重が大きいですか。

 私事ですが、先日、扇風機を新しく購入しました。年代物の扇風機を使っていたのですが、別の部屋で過ごすときに扇風機と共に移動していた日常。暑さと面倒くささで最近では部屋の移動もうんざりしてきており、思い切って新しく購入としました。

 壊れたわけでもなく、扇風機の数を増やす事にも抵抗があったのですが、購入してみると、今まで利用していた物より軽い・静か・移動も苦にならず。(電気機器メーカーの関係者ではありません)


 新しいことに一歩踏み出すことはとても勇気がいります。たかが扇風機1つといえども、支出・場所などで二の足を踏んでいました。技術も生活環境も日々進化しています。対応していく気合・気力は必要だと思います。そして、その気持ちが発生した時にすぐ行動できるように心がけていけたら、さらに自分らしい時間が過ごせていける事でしょう。終活は精神も体力も元気なうちに少しずつ。(担当 M)


2023年8月4日金曜日

携帯電話3G終了のはなし

3Gの携帯電話サービス終了が各社で進んでいます。ソフトバンクやNTTドコモも終了を控えているので案内が届いているお宅は多いと思います。

3Gの大半はいわゆる「ガラケー」で大半がシニアの方の利用だと思われます。未だ利用している人が1400万人近くいるそうで(2022年調査)。もうじき終了するというのにその数の多さに驚きました。

4G(5G)への移行を進めるために、各社がスマホや4Gガラケーへの機種変更無料や移行手数料無料の案内をしているようですが、利用中の高齢者、特に後期高齢者にはなかなか難しい気がします。

ある大手携帯会社は、申込をして自宅に新しい機種が届いた後、自分でSIMを差し替えたうえで、窓口への連絡が必要とのことでした。申込書のチェック欄も少なくしてあり、わかりやすい説明も加えてありましたが、後期高齢者の方が単独で新しい電話の利用開始までこぎつけることは正直難しいと思われます。

(すでに3Gを終了した会社で)終了間近になっても、どうしても反応のない契約者に対して自宅への訪問や遠隔操作などをしたところもあるそうですが、「訪問」と聞くと警戒する人も多いような気がします。

この問題をどうすれば良いのか・・若い世代が手伝うよりほかないと思います。携帯電話は離れて暮らす家族につながる生命線です。この夏帰省される際に電話の移行を進めるお手伝いをしていただきたいと切に願います。        (担当 I)




2023年8月2日水曜日

デジタル遺産⑨

 デジタル遺品のお話です。

     


 世界的な感染症大流行のお陰で、非接触の生活が凄まじいスピードで浸透してきたように思えます。その代表が、キャッシュレス決済サービスです。買い物や乗り物代金など、スマートフォンやカードでの支払いが日本でも主流になりつつあります。給料も今は電子マネーで支払われるというニュースもありました。経済産業省が2025年までに国民の4割利用を目指すとの発表もありましたが、2022年現在では、36%の利用率だそうです(経済産業省統計)内訳としては、クレジット利用が大半を占めていますが、この2~3年で電子マネーやコード決済の利用比率推移も躍進しているようです。

 では、故人がスマートフォンでのキャッシュレス決済サービスを利用している場合はどうなるのでしょう。インストールされているアプリを確認することが一番早いですね。最近では、フリーマーケットサイト内でのキャッシュレス決済機サービスもありますので、アプリだけにとらわれず、視野を広く対応していく事も重要です。

            


  主要なキャッシュレス提供サイトのHPではほとんど名言されておらず、残高の相続手続き方法は直接問い合わせされた方が早いと思います。必要書類や相続方法など、統一ルールが敷かれていないのが現状です。

  手続きをスムーズにするためにも、金融機関の利用と同じで、

     ●手広く利用しない

     ●利用しているサイトは相続者と情報を共有

     ●エンディングノートに書き残して置く

これも一つの終活です。遺された人々の負担を軽くするために。終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)

 

2023年8月1日火曜日

1日は写真整理の日

 毎月1日は写真整理の日です。

 家族の中で唯一、最新スマートフォンを持っている子どもが、海外に飛び立つことになりました。スマートフォン購入時も、カメラの性能が一番よい物を選んでいたのですが、何故か「デジカメってうちにある?」という発言が。

 家で使っていた(過去形)デジカメと最新スマートフォンだと、スマートフォンの方が綺麗な映像になると思いますが、言われるがままに充電池と共に渡しました。だいぶ活躍していたデジカメ。出してきた親は懐かしいという感想ですが、子どもにとっては「こんな感じなんだ、カメラって」という新鮮な反応。

 出発前日に、ふと、SDカードは空かどうか不安になり、慌てて確認。やはりSDカードに写真や動画が残っていました。当時はこまめにCD-ROMに入れていましたが、もう、その時の記憶はなく、記録を探すのも一苦労。保存はしてあるとは思いますが、とりあえず、最近の我が家の写真データ保存先【おもいでばこ】にデータを移し、親の心配なく旅立っていきました。          

           ←バッファローの【おもいでばこ】

 留守番の親はゆっくりテレビ画面でデータを確認作業しつつ、思い出に浸るひととき。やはり十数枚に渡るCD-ROMを見返すより、一か所にまとまっていたほうが、整理する時も見る時も楽であることを実感。

 皆様の写真管理はいかがですか? (担当 M)

  

悩む老後

 昭和時代の幼少期。冠婚葬祭では親族間での集まりや顔合わせがとても多かったです。特に、葬儀の時は、初めてお会いする方もいたり、大所帯でした。確かに親や祖父母の世代は、兄弟が多いですし、私の場合、曾祖父母が商売をしていたせいか、暖簾分け先の繋がりもあり、名前を言われても、すぐにわか...