2023年8月18日金曜日

終活のススメ

 天候・交通機関に左右された今年のお盆休み。ご実家に帰られた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 前回の帰省からどのぐらいの月日が経っていますか?頻繁に帰省できる距離と時間はありますか?

 子どもの立場からは、親が介護生活に入った時どうしますか?継続的な空き家になった時、家の管理はどうしますか?

 親の立場からは、倒れた時の移動手段・連絡先・治療方法はどうやって伝えますか?空き家になったら、その家はどうしますか?スムーズに売却や相続できるようになっていますか?

 先のことを考えるのは誰もが不安になります。だからこそ一つ一つ準備していきましょう。それが終活です。

 ●家の片付け:自身の生活の安全 サポートしてもらう立場になった時の伝えやすさ

 ●資産の整理:自身の総資産の把握をしておくことで、今後のライフスタイルも明確化 自身・第三者の手続きの簡易化

 ●健康の相談:自身の希望はありますか? けがをした時、病気になった時、動けなくなった時の連絡先。こんな治療をしてほしい、こういう生活をさせて欲しいという希望を伝えてありますか

 終活は遺言書を作成する事だけではありません。第二の人生を自分らしく生活していくための終活です。触れたくない話題ではありますが、ご自身の為にも、親から・子から声をかけてみてください。不安に思っていることを伝え、元気なうちにいくつかの対応策を練っていきましょう。終活は元気なうちに少しずつ (担当 M)

2023年8月16日水曜日

シニアの結婚

 人生100年時代、どんな未来がまっているのか分かりません。それは、Z世代でも団塊世代でも同じです。期待や不安の混沌とした日常を、お互いが信頼しあえるパートナーに出会い、一緒に人生を歩んでいく事ができたら心強いかもしれません。また、おひとり様の場合でも充実感や幸福感で満たされているかもしれません。

 若者の結婚観の意識が年々下がっているというニュースを耳にする一方で、シニア世代の結婚(再婚)も増えているそうです。第二の人生は、真の第二の人生としたい・老後のことが心配だからとパートナー探しを始めるそうです。

 若い時の結婚よりも、シニア世代の結婚は収入面のある程度の上限は見えてきますね。ですからお互いの財産状況もよく分かりあっていなければならないと思います。その中でも特に再婚で年金収入の場合は、年金分割の存在を忘れてはいけません。

 年金分割とは、離婚した場合、婚姻期間中の厚生年金を分割してそれぞれの自分の年金とすることが出来る制度です。申請に際し基準・合意・手続きと手順を踏まなければなりませんが、取得できた場合、それぞれに年金額の増減が行われます。仮にどちらかが再婚した場合、分割年金は変わりません。(制度や金額など詳しくはお近くの年金事務所でご相談を)

 シニア世代の結婚は感情論だけで乗り切れるものではないなと感じます。いつの世代も一緒に人生を歩むパートナーとは事前に話し合う事が必要ですね。 (担当 M)


2023年8月14日月曜日

実家での過ごし方

今年のお盆休みはいかがですか?台風・猛暑などで思うように行動出来ない場合もありますが、楽しめていますか?

 数年ぶりにご実家に帰省された方もいらっしゃるでしょう。皆様お元気でしたか?家の中は変わりないですか?素早く対応してくれていた行動も少し遅く感じたり、会話の声が大きく感じられたりしていませんか。

 ご実家に帰られたら、まず自身が残していったものはないかを確認してみましょう。ご自身が必ず帰る意志がなければ、これからも住み続ける方が快適にノビノビ過ごせるようにしてあげる環境をサポートしていきましょう。前触れなく片付けを始めるのは親にとって不安でしかありません。わが子に実家でくつろいでもらえる時を過ごそうと思っている時に、「これ、捨てていいよ」「処分していいよ」と言われると、想像した時間の過ごし方と違う不安・物を手放すことを勧められると思い出迄も切り捨てられてしまうのではないかという不安がするそうです。

 まずはコミュニケーション。そして
処分する時は実家に任せるのではなく、ご自身も一緒に行うことです。「あなたが帰ったら捨てておくよ」という言葉はほとんど次回帰省した時も残っていると思います。親任せではなく、ご自身も動くように心がけてみましょう。

 時間・金銭面で頻繁に帰省できないと思いますが、巣立った皆さん自身も長期戦の覚悟で実家の片付けのきっかけを作っていってください。終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)

2023年8月9日水曜日

台風のゆくえ

台風6号の速度が遅く影響が長期化しています。猛暑のなか停電が続いた沖縄地方の方はさぞかしお疲れのことと思います。現在も九州地方などへの影響が心配されています。

日本は台風の上陸数も多く気候変動リスクの高い国です。ひと昔前からみても明らかにリスクが上がってきていると感じます。

今週、来週の台風の影響が気になってきました。今年の夏休みは帰省や移動の計画を立てているご家庭も多いと思います。待ちに待ったこの時期になんとも心苦しい状況ですが、影響が最小限にとどまることを祈るよりほかありません。

子供たちの楽しみが奪われませんように・・・          (担当 I)


片付けは自分のためだけではない

故人のお家の片付けをするときに、使っていない物が大量出てくるという話をよく耳にします。洋服・食品・タオル・食器・ノベルティなどが大量に。年数も経っていれば、使えない物も出てきます。  先日、知人と立ち話をした時に、実家の片付けがやっと終わった・大変だったと教えてくれました。見たこ...