2023年6月16日金曜日

まったなしの相続の手続期限

悲しみながら故人を偲ぶ期間。故人へのかかわりによって、偲ぶ期間も様々。ただ、感情的になってばかりではいけなくなります。行政機関への手続き3つは待ったなしです。
 
 【キーワード1 10か月】
   故人の死亡を知った日の翌日から10か月。
   相続税の申告と納付期限

   遺産分割の話し合いが終わらない場合でも、延長されません。
   

 【キーワード2 3年以内】
   相続開始と不動産取得を知った日から3年以内
   相続登記の期限

   2024年4月から義務化となります。
   正当な理由なしに登記を怠ると過料の対象となります。

 【キーワード3 10年以内】
   被相続人死亡時から10年以内
   遺産分割協議の期限

   2023年4月から始まっています。 
   遺言がない場合、10年過ぎたら法定相続分で遺産分割できます。

   

スムーズな手続きを望むのであれば、やはり、遺言書があると自身の想いを遺せるのと同時に、煩わしさも半減するかも知れません。 終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)
    

2023年6月14日水曜日

梅雨の時期の悩み

朝からジメジメとして蒸し暑く感じます。現在東京の湿度は88%です。湿度が70%を超えると「不快」と感じる人が多くなり、80%を超えると大半の方(9割)が「不快」だと感じるそうです。

この時期をうまく乗り切る方法は「服装の調整」くらいしか思い浮かばないのですが、「ハッカ成分」の含まれた商品がたくさん出ているのでこちらを試すのも良いかもしれません。日焼け止めや頭皮スプレーなどいくつか試したところ効果は感じました。


この時期は「カビ」にも気をつけなければなりません。以前、古くて気密性の高い住宅に暮らしていた頃、しまっていた皮製品に一斉に「白カビ」が生えました。衝撃の光景を今でも思い出します。白カビはある程度自分で落とすことができます。

①カビをブラシで払う
②皮革クリーム(クリーナー)などで汚れを落とす
③除菌アルコールで拭く(※目立たないところで試して色落ちしないことを確認してから)

皮革用の除菌剤(スプレーなど)も販売されておりこちらもおすすめです。コロナ禍、スマホケースや財布を拭くのにも役立ちました。

辛い季節ですが工夫して乗り切りたいものです。       (担当 I)



2023年6月12日月曜日

ネット証券口座

 日経平均株価がバブル景気後の最高値更新というニュースが出ていました。久々に見る3万円台。いまだに緩やかな右肩上がりになっており、バブル期の失敗は2度としないと思いながら、ちょっとワクワクしてきますね。堅実な成長期であってほしいです。NISAやiDeCoなどといった投資の知名度も定着し、老後の蓄えとして証券会社との取引を広げられた方も多いと思います。 

  今日は、投資の話・・ではなく、ネット証券口座のしまい方を簡単にお話します。へそくり感覚でこっそりはじめられた方もいるのではないでしょうか。ネット証券口座なので、ネット上で手続きは出来るのですが、口座開設の手続きは書類も必要です。簡易書留で送られてくるので、家族や同居人には知られてしまいますが、受取時間がうまくいけば・・という事もあり得ると思います。


  家族などに知られていない場合、亡くなった時はそのまま放置されてしまうかもしれません。相続人にとっては故人の資産を確定するために、何とか探し出さなければなりません。

  故人のスマホ・パソコンの履歴・アプリなどの確認

  金融機関の通帳に証券会社への入出金の確認

  口座開設時の手続き書類(書面)

など、探す手立てはあります。

  ネット証券口座も金融資産なので、厳格な相続手続きを経る必要があります。ただ、ありがたいことに、≪ネット≫という言葉が付いていても、IDやパスワードがわからなくても、口座開設している証券会社名さえ分かれば、相続手続きに進めます。各社HPで相続手続きの流れが分かりやすく載っています。

 それでも悲しみの中の手続きは大変です。せめてエンディングノートに証券会社名は書き残しておきましょう。

  終活はげんきなうちに少しずつ(担当 M)

 

2023年6月9日金曜日

梅雨入りしました

関東地方も梅雨入りしました。アジサイがあちらこちらできれいに咲いています。

先日、花屋で珍しいアジサイに目が留まりました。「アナベル」という種類の薄いグリーンのアジサイです。「アメリカアジサイ」「セイヨウアジサイ」とも言われるそうです。昔ながらのアジサイ(青や紫など)も美しいのですが、近ごろ見かけるようになった種類のアジサイは、色や花の付き方が変わっていて見ていて飽きません。

アジサイの原産地は「日本」です。最古は「万葉集(7世紀後半~8世紀後半に編纂)」に詠まれているそうです。その後海外に渡り、品種改良(変化)を経て、戦後様々なアジサイが日本に輸入されたようです。

梅雨時期は何かと気が重くなりますが、アジサイに目を向けながら気分良く過ごしていけたらと思います。                    (担当 I)



終活は前向きに

  ここ最近、【ネオ終活】なるものがトレンドになっているらしいのです。20代の若者が終活を行っている(気にかけている)そうです。コロナ禍を経験し、突然亡くなる事は年齢に関係ないという状況が数年続いた背景からと言われています。   葬儀関連・相続問題・ラストメッセージなど、彼らの終...