2022年9月8日木曜日

相続財産

相続財産と聞いて、まず何が思い浮かびますか? イメージとしては、【プラスの財産】が真っ先に浮かびませんか?預金や不動産、保険金などが想像しやすいと思います。


 相続の対象となる財産は、相続の開始における被相続人のすべての権利や義務です。権利は、物を所有する権利やある人にお金の支払いなど一定の行為を請求する(債権)があります。一方、義務はある人にお金を支払わなければならない事が代表的です。 権利は【プラス財産】義務は【マイナス財産】といったところでしょうか。

  具体的に例を挙げてみると・・・


プラス財産

  ●不動産(土地・建物)

  ●動産(自動車・絵画・貴金属など)

  ●現金・預貯金

  ●有価証券(手形・株式 など)

  ●債権 (未回収の売掛代金、他人に対する貸金)

  ●損害賠償請求権

  ●借地権・借家権


マイナス財産

  ●借金

  ●保証人の地位(身分保証、限度額や保証機関の決まっていない保証契約以外)


相続財産で忘れられがちなマイナス財産。特に、住宅ローンを完済しているので、マイナス財産はないと思われている方が多いのですが、抵当権が外れていない場合があります。返済後に外していないと、所有者の死後に売却する場合、抵当権を外す手続きが複雑になる恐れがあります。 自身の財産を確認する時に、一度、登記事項証明書で確認してみる事をお薦めします。相続を受ける側も、マイナス財産があることを忘れないようにしましょう。

   

(提供:https://www.souzoku-isan.net/)

 

 終活は元気なうちに少しずつ (担当 M) 



2022年9月5日月曜日

人生の終盤に頼れる人

あるエッセイに、人生の終盤に「おひとりさま」であっても友達がいればなんとかなる・・
と書かれていました。著者は50代。離婚後に一人暮らしをしていて、信用できる友人に家の鍵を預けてあるそうです。何かあったときに助け合えるように近所で暮らしているということでした。

そのような関係性の友人がいたら心強いだろうなと思う一方、友人にそこまで委ねるのは気がひける気もします。同じような境遇であっても、健康状態、老いのスピードも違います。自分ばかりが迷惑をかけたらどうしよう・・と思ってしまいます。

私ならば、頼れる友人がいてご近所で暮らすとしても、様々な困りごとについては専門家に頼りたいと思います。費用は掛かるけれども余計な気遣いは無用です。自尊心を保つための出費だと思っておきます。

行政書士 田村通彦事務所 ℡03-3458-3508 では
「おひとりさま」のお困りごと、不安の解消のために
パンフレットをご用意
いたしました。将来の備えについてわかりやすくご説明しております。
無料で差し上げておりますので
お気軽にお問合わせください。

 http://www.admini-s.com/tamura/


【人生の終盤に頼れる人々】

行政書士、税理士、弁護士、司法書士などの専門家
金融機関(財産管理や遺言執行などを実施している機関)
地域包括支援センター
民生委員
社会福祉協議会
自治体
成年後見を受託しているNPO法人    など

                                (担当 I)

2022年9月1日木曜日

1日は写真整理の日

 1日は写真整理の日です。


 今回は9月1日防災の日もかねて、写真が水に濡れてしまった場合の対処方法をお知らせいたします。

 思い出のアルバムが水に浸ってしまったりした場合は、出来るだけ早く乾かす事に尽きます。あとでまとめて作業しようと袋の中に詰め込んだままでは更にいけません。

 乾かし、そのあと汚れを落とす事がベストです。


写真整理アドバイザーの立場からは、ネガのない写真もデータでの保管もお薦めします。かさばりませんし、クラウドに保存しておけば、USBやCD-ROMの保管の手間も省けます。(担当M)

こちらのHPに動画での説明もあります。

2022年8月30日火曜日

処分できない物

押し入れや戸棚の中に、使っていない洋服・雑貨・食器などありませんか?結婚式の引き出物でいただいた食器・粗品などでいただいた雑貨類・おさがりやプレゼントで貰った洋服・数年着ていない洋服・・・。クローゼットやタンス・戸棚には探検家になったような発見をしてしまう物はありませんか?   

 それらの品々をみて【今】使わないけれども、【〇〇したら】【〇〇だったら】使うかもしれないから、取っておくと思っていませんか?色あせたブランド物の箱からタオルやブランケット、立派なティーセットなど、ブランド名があるものや未使用で保管していた物はなかなか手離す事は出来ないと思います。

 しかし自宅は美術館・博物館ではありません。自分の生活スペースです。生活するための空間を物で埋め尽くしても、心身ともに休まりません。


常に眺めて心が落ち着くものですか? 

   YES→箱や棚から出して、目につくように飾ったり、日常で使いませんか

   NO →捨てる気分にはならなかったら、どなたかに譲ってみても。リサイクルを検討するのも良いですね。換金したいのならば民間のリサイクルへ、誰かに使ってほしいと思われる時はお住いの行政のリサイクルセンターなどが利用できます。           


 ほんの一瞬でも自分の手に渡った物。処分を他人に任せないで、自分の意志で物の行方を判断していきませんか?ゆっくりと少しずつ選別していきましょう。

 終活は元気なうちに少しずつ(担当 M)

終活は前向きに

  ここ最近、【ネオ終活】なるものがトレンドになっているらしいのです。20代の若者が終活を行っている(気にかけている)そうです。コロナ禍を経験し、突然亡くなる事は年齢に関係ないという状況が数年続いた背景からと言われています。   葬儀関連・相続問題・ラストメッセージなど、彼らの終...