2022年4月15日金曜日

高齢化と自治会(町内会)について思うこと


地方に住む高齢の親族が、今年度「町内会班長」を引き受けることになりました。
輪番制で何年か振りに担うことになったため、少々戸惑っている様子ではありましたが、拒否をする健康上の理由も無いので引き受けるようです。

「何歳までできるのだろう・・」話を聞いた時、私も咄嗟に思いましたが、社会との関わりにもなるので一年間無事に役目を終えてほしいと思いました。

自治会・町内会によっては
高齢者の免除規定
申告による拒否権

があるところもあるようですが、高齢者世帯が多い昨今では高齢の方を年齢で除いてしまうとそれ以外の世帯の負担が大きくなりすぎるため、特にきまりを設けていないところが多いようです。


単身世帯も増え、若い世代の世帯であっても個別の事情を抱えていたりします。
非正規雇用で休みを取ることが死活問題なのに、自治会・町内会の仕事などできない・・というような意見はもっともであるし、負担は全世代での共通課題だと思います。

かと言って、出来る人だけで担うというのも公平ではないし、我慢する人・負担を負う人で回っていく世の中の仕組みはおかしいと思います。

「任せる人、担う人」、そのあいだに報酬が発生して良いと思うし、何よりも必要なのは役務を大幅にカットして負担を減らしていくことだと思います。自治会も町内会も(ついでにPTAも)変わるのは必然だと思っています(持論です)。                                 (担当 I)

2022年4月13日水曜日

実家の片づけ

自宅の片づけより気力を使うのが、実家の片づけだと思います。

子供であった自分達が巣立っていったあと、人数が減った家には、当然、空間が増えてきます。そして、いつのまにか子供である私達の「今は使わない」物が集められていきます。思い出の物もあれば、捨てる事を先延ばしにしているものが実家に蓄積されていくのです。

 しかし、実家は物置や倉庫ではありません。自分よりも年配者が住んでいるのです。自分のものではない物に囲まれて生活していかなくてはなりません。親心から、「○○が使っていたもの、懐かしいな」「○○の部屋は狭いだろうし」と、子供たちの事を思って物を引き受けをしていきます。

 では、子供は親の気持ちを考えることはあるでしょうか。この場合、親の気持ちよりも親の体力を考えてみましょう。私自身も親の好意に甘えてきた立場ですが、何の心配もいらない親の体力だとしても、【もしも】のリスクは少なくとも自分より高いのです。

 物より思い出を増やしていくことを子供としては考えてあげたいものです。 (担当 M)

2022年4月12日火曜日

写真を見る時はどんなとき?

ご自身や家族の写真を見る時はどんな時ですか?

 幼少期に、壁や目につくところに写真があると、自己肯定感を育てるといわれるようになってから、部屋に飾るご家庭も多いかと思います。お子様が学校に通っている時期は、イベントごと・毎年の誕生日や、帰省時に祖父母の見せる事もあるでしょう。 大人になって、仲間やパートナーとの楽しい思い出を写したものを飾っているご家庭もいるでしょう。

 現在、飾っている写真以外は、どんな時に目にするのでしょう。せっかくの思い出の一コマをずっと見ていないというのは勿体ないように思います。

 たまには、アルバムを広げて楽しかった時を思い出すことをお薦めします。(担当M)

2022年4月8日金曜日

成人年齢引き下げのはなし


2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられました。各国の成人年齢は多くが18歳であり、日本も世界標準になったわけですが、子を持つ大人からすれば心配なことも多いのではないでしょうか。

自身の経験からみても、社会のことや契約について理解できるようになったのは就職する年齢になった頃であった気がします。学生の間は世間を知る機会も少なかったように思います。令和3年度学校基本調査(文部科学省)によると高卒の進学率は83.8%で過去最高を更新しています。18歳は多くが学生です。

詐欺に遭わないだろうか、取り返しのつかない契約に巻き込まれないだろうか等々心配はつきません。18歳になると親が「未成年取消権」を行使できなくなり、正直怖い気がします。

個人的にはまだまだ頭が追いついていきません。


18歳(成年)になったらできること
・親の同意なしの契約(携帯電話・ローン・部屋を借りる・クレジットカードを作るなど)
・10年有効のパスポート取得
・公認会計士、司法書士、医師免許などなどの国家資格の取得
・女性の結婚可能年齢、18歳に引き上げ
など

20歳にならないとできないこと(これまでと変わらないこと)
・飲酒
・喫煙
・ギャンブル
など                      (政府広報オンラインから抜粋)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      

                                 (担当 I)  

終活は前向きに

  ここ最近、【ネオ終活】なるものがトレンドになっているらしいのです。20代の若者が終活を行っている(気にかけている)そうです。コロナ禍を経験し、突然亡くなる事は年齢に関係ないという状況が数年続いた背景からと言われています。   葬儀関連・相続問題・ラストメッセージなど、彼らの終...