今朝広島平和記念式典の映像を見ました。被爆から76年、被爆者の平均年齢は84歳に近づいているということです。
数年前に広島平和記念資料館と原爆ドームを訪れた際に、海外の方が多いことに驚きました。しかもファミリーで来館している人々をたくさん見かけました。大人も子供も閲覧物にじっくりと見入っていました。唯一の被爆国である日本で、核の脅威を伝える施設は貴重だなと感じました。
以前近県に住んでいた私は小学校の修学旅行でもここを訪ねました。事前学習として平和について考えたり資料を作成したりするなかで戦争や核が身近なこととして捉えられるようになりました。大人になって家族を連れて再訪し、子に伝えることはできました。
コロナ禍で海外旅行や修学旅行が難しくなり、平和関連施設に触れる機会も止まっています。
被爆体験の風化、という話題を耳にするたび危機感は私にもわかります。
世の中が早く元に戻りますように。
「平和」と「新型コロナウイルスの収束」を祈ります。 (担当I)