2023年12月4日月曜日

大掃除に際し

大掃除は、気合と体力に余裕がなければ出来ないと常々思います。日頃からこまめに片付け・掃除をしていれば体力もそれほど消耗しないと思います。 とはいえ、日常も時間に追われ、家に帰れば「バタンキュー」としたいところを、老体に鞭を打ち、食事準備やお風呂掃除、買い物など、生活している限り家事は必須。日頃から心地よい空間で生活し続けている方は、素晴らしい事だと思います。

 個人的な憧れと愚痴を述べつつ、年末の大掃除の時、不要品の片付けや整理の時に、対象を広げて欲しい事。それは、自身の資産の把握です。

 長年使っていなかったカバンから見覚えのない通帳が出てきてませんか?かつての金融機関カード、金融機関との付き合いで入ったクレジットカードや保険関係。以前に住んでいた時のポイントカードや最近利用しなくなった会員カード。

 会員費など引き落とされていなければそのままにしてしまいがちなカード類は、第三者からしてみれば、どう対応していいかわからないものです。

 使っていない・使わなくなった金融機関の口座 →解約手続きを

 使っていない・使わなくなったクレジットカード →解約手続きを

 使っていないスタンプ・ポイントカード  →破棄を(ただし、クレジット機能がついたポイントカードは解約手続きをしてから破棄を)


金融機関関連の通帳やカードは、残高がない・会費を支払っていないという判断だけで処分をするのではなく、必ず確認し・解約手続きを行ってください。名前などの情報は残っていると思われます。解約手続きが確実に終わってから、個人情報が表示されている部分を細かく裁断してから出来るだけ分割に処分することをお薦めします。そして、体力・気力が落ち着いたら、エンディングノートに資産の記入をしておきましょう。  終活はいつでも誰でも元気なうちに(担当 M)

2023年12月1日金曜日

1日は写真整理の日

毎月1日は、「写真整理の日」です! 

 そして、12/5は「アルバムの日」です。年の最後の月に、写真を整理して思い出を振り返ろうと、ナカバヤシ株式会社が制定したそうです。ナカバヤシ株式会社は、アルバムや製本や文具などを手掛けている会社です。ご自宅のアルバムやノートなど、そばに寄り添っている製品ですね。

 12月は、今年の総決算と新しい年を迎える準備とで大忙しです。この一年を振り返るには、写真をめくってみるのが一番手軽です。一枚も写真がない方もいらっしゃるかもしれません。携帯電話やタブレットなど、スクリーンショットやダウンロードした画像や動画はありませんか?

 こんな一年だったなぁ、来年はこうしたいな・こうなればいいなと、思いをはせられるツールの写真。 写真を遡りながら、写真の整理・整頓もしていきましょう。 (担当 M)

      



 

2023年11月29日水曜日

忙しい時こそ大きく深呼吸

もうすぐ、12月がやってきます。【師走】の文字通り、慌ただしいひと月。心ウキウキのような、時間に追われているような一か月。いつもと変わりなく時間は過ぎるのに、この感情はなんででしょう。
 気が急いてしまうと、周りが見えなくなってしまします。「忙しい!」「大変だ!」と思った時は、大きく深呼吸。場所を選ばず・怪しまれず、気軽に出来る気分を落ち着かせる行動です。目をつぶって視界を遮るのも良いかもしれません。背筋を伸ばして大きく息を吸ってゆっくり息をはいてみましょう。

 急いては事を仕損じる・・・。平常心を保ちながら、12月は乗り切っていきましょう。(担当 M)
 

2023年11月27日月曜日

世界的に有名な遺言

 本日、11月27日は、ノーベル賞第一回授賞式が行われた日だそうです。1901年の事です。ノーベル賞は、ダイナマイトを発明した、アルフレッド・ノーベルの遺言により、創設されたのは有名なお話です。

 さて、このノーベル氏が亡くなったのは1896年。このノーベルを財団の創設の想いを遺した遺言書は1895年作成されたものだそうです。

 ただ、ノーベル氏が残した遺言書は全部で3通あるそうです。書かれた年は、1889年・1893年、そして、ノーベル財団の意向を残した1896年。1889年の遺言書は破棄され、1893年の遺言書には具体的な金額ではなく、【遺産分配の割合】が示され、1896年の遺言には、具体的な【金額】が記されていたそうです。さらに、【遺言執行人の指定】もありました。

 ノーベル氏は生涯独身で、親戚にあたる続柄は兄の子供達(甥)のみ。遺言状がなれば、どれだけの財を得て彼らはどのように財産を使っていたであろうか。金額が莫大なだけに、予想もつかないが、現在ほど世界的な平和には貢献出来なかったであろうと思われます。

 工事作業の効率化のためにダイナマイトが発明されたのが、1866年。その後、戦争で使用されるようになり、遂には死の商人との二つ名を持ってしまったノーベル氏。のちに遺言を残すことで、平和への貢献に役立つようにと強い願いが実を結んだ、ノーベル財団。100年以上前に作成された遺言書が、今もなお効力を発揮しているのは、ノーベル氏だけかもしれません。

 遺言書は、自分の想い・願いを遺された人・後世につたえるツール。財産がなくても、あなたの想いを遺してみるのはいかがでしょうか。終活は、元気なうちに少しずつ(担当 M)


 

終活は前向きに

  ここ最近、【ネオ終活】なるものがトレンドになっているらしいのです。20代の若者が終活を行っている(気にかけている)そうです。コロナ禍を経験し、突然亡くなる事は年齢に関係ないという状況が数年続いた背景からと言われています。   葬儀関連・相続問題・ラストメッセージなど、彼らの終...