2022年8月5日金曜日

捨てるための意味付け

 物を処分しなければ片付けは始まらないと理解していますが、物を捨てることに抵抗もあります。
・片付けをすると思考がすっきりとして行動に無駄がなくなる
・物を減らし、自分で把握できるようにしておけば、無駄な物を買わなくなりお金が貯まる
・断捨離をすると気持ちがすっきりとし、新しいことにチャレンジする意欲が生まれる

実際に片付けをした人の声も耳に入り、その境地にたどり着いてみたい気はしますが「物を捨てる」ことがなかなか簡単にはできません。

そうしているうちに家が使わない物で溢れ、家事動線を遮るようになってきました。床置きしている物につまづくこともあります。

使わない物は処分していかなければならない。暮らしやすさが最優先。捨てられない思い出の品で溢れた部屋で家族が一日の疲れを癒せるのか・・

捨てるための意味付けをしっかりとして、納得しながら物を処分しようと決めました。


片付けを助けるおもしろいアプリも見つけました。

「みん断」 一日一捨アプリ

直近30日間に捨てた物を記録できるほか、他の利用者が捨てた物の記録を見ることもできるようです。捨てた記録が時系列で並んでいきます。捨てるという行為が苦しいと感じる時こそ、この淡々とした感じが心地良く、少し気が紛れるのではないかと思いました。
                                (担当 I)                                                                     

2022年8月3日水曜日

立つ鳥跡を濁さず

最低賃金引き上げの報道がありました。過去最大と言われ31円アップだそうです。たった、31円とびっくりする若者もいると思います。しかし、雇っている企業からしてみれば、一人に対して一時間31円上がるということは、単純計算で8時間勤務は一日248円、20日勤務したら4960円の支出となります。約5,000円近く売り上げを上げる事はなんとも難しいことであることは、従業員も肝に銘じていなければなりませんね。

 生きていくためには、賃金がよりよい高いところを目指して転職される方も多いですね。終身雇用制の言葉はもう死語になりつつある現代。しがらみにとらわれず人生・生活のステップアップの転職は前向きな選択ですね。ただ、お世話になったその時の職場、少なくとも自分が希望して働いた職場への感謝の気持ちは持ってほしいものです。いい思い出も嫌な経験もすべてが今後の人生につながっていくと思います。まさに、【立つ鳥跡をにごさず】です。去る側も残る側も気持ちよい感情で次のステップに進めたらいうことなしです。
          

 人生の引き際も同じです。ただ、人生の去り時は自分ではわかりません。人生の引き際、今の生活を共にしている方々に感謝の言葉を遺せますか?争い事を遺してしまうおそれはありませんか?

 人生、どのステージでも【立つ鳥跡を濁さず】をたまに思い出してみてください。

終活は元気なうちに少しずづ   (担当 M) 

2022年8月1日月曜日

1日は写真整理の日

十数年ぶりに友人たちに会う機会がありました。近況報告も出し尽くした所で家族・趣味公開の時間が訪れてきます。まだ、孫のいる年代ではないのですが、子供の成長やペット自慢、趣味の話とこちらも話が尽きません。この瞬間は、片手にスマホ・目は画面・指でスクロールしながら、耳・口は会話中という、若者のような光景になっていました。
 しかし、「見てみて」の声掛けから無言の時間と共に「ちょっとまって、今探しているから」の一声がついてきます。
 そう、携帯に撮りためた写真をそのままにしているため、探すときは「何年前のいつ頃」という記憶で保存されているアルバムからスクロールしていっているのです。あたりをつけて検索している【この頃】もあいまいなものです。

  
 ぜひ、携帯の写真にもアルバム設定をしてあげましょう。

  ⅰPhonの場合
     【写真】アプリ→【選択】から写真を選択→追加→新規アルバム

  Androidの場合
     【ギャラリー】アプリ→【アルバム】→【アルバムの追加】


話の流れを止めないためにも、より、多く友達に自慢する(?)ためにも、携帯のアルバムは見易く探しやすくアルバム設定を心がけましょう。

 話のネタになる写真はお気に入り登録(【♡ハート】や【☆星】をタップ)しておけば、すぐに表示できますよ。(担当 M)

  ※お使いのスマホの操作方法がわからない・不安な場合はお使いの携帯ショップにお問い合わせください



2022年7月29日金曜日

遺産争い

 最近では、【遺産相続】より【遺産争続】の漢字が定着してしまうのではないかと思うときがあります。親(身内)の介護を担っている場合は尚更です。遺族が争わないために、ぜひ、元気なうちから遺言書を作成しておくことをお薦めしています。

 「では、遺言書を書いていきましょう!」と軽いトーンで声掛けをしても、何から手を付けていいのか迷ってしまいます。イメージとしては、「誰にいくら渡す・誰に何を渡す」などの想像はつくと思いますが、そんな元気なうちに書くのは自分の気が滅入りそうだと言われる方が多いです。

  そこで、発想を変えて、まず財産の棚卸をしてみましょう。自分の資産を知ることは今後の生活にも役に役立つのです。

①使っている金融資産はありませんか

②若い頃に入っていた保険・証券・金融機関の口座などありませんか

③不動産の謄本などはきちんと場所を把握していますか

④車の車検証なども無くしていませんか

⑤借入は完済していますか。継続中の場合は支払い明細はありますか


バブル期を経験している年代は、結構な確率で思わぬところに睡眠口座が残っていたりします。元気なうちに再確認を。


 家の片付けをしながら、今現在の自己資産を確認し、未来の自分の為に充実した時間を送れるためにも、資産の棚卸を始めてみましょう。それをエンディングノートに書きこんでいけば一石二鳥ですね。


 終活は元気なうちに少しずつ  (担当 M)

終活は前向きに

  ここ最近、【ネオ終活】なるものがトレンドになっているらしいのです。20代の若者が終活を行っている(気にかけている)そうです。コロナ禍を経験し、突然亡くなる事は年齢に関係ないという状況が数年続いた背景からと言われています。   葬儀関連・相続問題・ラストメッセージなど、彼らの終...