2022年8月3日水曜日

立つ鳥跡を濁さず

最低賃金引き上げの報道がありました。過去最大と言われ31円アップだそうです。たった、31円とびっくりする若者もいると思います。しかし、雇っている企業からしてみれば、一人に対して一時間31円上がるということは、単純計算で8時間勤務は一日248円、20日勤務したら4960円の支出となります。約5,000円近く売り上げを上げる事はなんとも難しいことであることは、従業員も肝に銘じていなければなりませんね。

 生きていくためには、賃金がよりよい高いところを目指して転職される方も多いですね。終身雇用制の言葉はもう死語になりつつある現代。しがらみにとらわれず人生・生活のステップアップの転職は前向きな選択ですね。ただ、お世話になったその時の職場、少なくとも自分が希望して働いた職場への感謝の気持ちは持ってほしいものです。いい思い出も嫌な経験もすべてが今後の人生につながっていくと思います。まさに、【立つ鳥跡をにごさず】です。去る側も残る側も気持ちよい感情で次のステップに進めたらいうことなしです。
          

 人生の引き際も同じです。ただ、人生の去り時は自分ではわかりません。人生の引き際、今の生活を共にしている方々に感謝の言葉を遺せますか?争い事を遺してしまうおそれはありませんか?

 人生、どのステージでも【立つ鳥跡を濁さず】をたまに思い出してみてください。

終活は元気なうちに少しずづ   (担当 M) 

2022年8月1日月曜日

1日は写真整理の日

十数年ぶりに友人たちに会う機会がありました。近況報告も出し尽くした所で家族・趣味公開の時間が訪れてきます。まだ、孫のいる年代ではないのですが、子供の成長やペット自慢、趣味の話とこちらも話が尽きません。この瞬間は、片手にスマホ・目は画面・指でスクロールしながら、耳・口は会話中という、若者のような光景になっていました。
 しかし、「見てみて」の声掛けから無言の時間と共に「ちょっとまって、今探しているから」の一声がついてきます。
 そう、携帯に撮りためた写真をそのままにしているため、探すときは「何年前のいつ頃」という記憶で保存されているアルバムからスクロールしていっているのです。あたりをつけて検索している【この頃】もあいまいなものです。

  
 ぜひ、携帯の写真にもアルバム設定をしてあげましょう。

  ⅰPhonの場合
     【写真】アプリ→【選択】から写真を選択→追加→新規アルバム

  Androidの場合
     【ギャラリー】アプリ→【アルバム】→【アルバムの追加】


話の流れを止めないためにも、より、多く友達に自慢する(?)ためにも、携帯のアルバムは見易く探しやすくアルバム設定を心がけましょう。

 話のネタになる写真はお気に入り登録(【♡ハート】や【☆星】をタップ)しておけば、すぐに表示できますよ。(担当 M)

  ※お使いのスマホの操作方法がわからない・不安な場合はお使いの携帯ショップにお問い合わせください



2022年7月29日金曜日

遺産争い

 最近では、【遺産相続】より【遺産争続】の漢字が定着してしまうのではないかと思うときがあります。親(身内)の介護を担っている場合は尚更です。遺族が争わないために、ぜひ、元気なうちから遺言書を作成しておくことをお薦めしています。

 「では、遺言書を書いていきましょう!」と軽いトーンで声掛けをしても、何から手を付けていいのか迷ってしまいます。イメージとしては、「誰にいくら渡す・誰に何を渡す」などの想像はつくと思いますが、そんな元気なうちに書くのは自分の気が滅入りそうだと言われる方が多いです。

  そこで、発想を変えて、まず財産の棚卸をしてみましょう。自分の資産を知ることは今後の生活にも役に役立つのです。

①使っている金融資産はありませんか

②若い頃に入っていた保険・証券・金融機関の口座などありませんか

③不動産の謄本などはきちんと場所を把握していますか

④車の車検証なども無くしていませんか

⑤借入は完済していますか。継続中の場合は支払い明細はありますか


バブル期を経験している年代は、結構な確率で思わぬところに睡眠口座が残っていたりします。元気なうちに再確認を。


 家の片付けをしながら、今現在の自己資産を確認し、未来の自分の為に充実した時間を送れるためにも、資産の棚卸を始めてみましょう。それをエンディングノートに書きこんでいけば一石二鳥ですね。


 終活は元気なうちに少しずつ  (担当 M)

2022年7月26日火曜日

老後2000万円

詳しいことは分からないけれど「老後2000万円」というワードが耳につき、何か大きな買い物をしようと計画するたびに頭に浮かぶようになりました。

購買意欲を削ぐそのワードの正体は・・・
老後の年金収入に対して支出がオーバーすることが予想されるうえ、人生100年時代となることで老後資金の不足額が積もり、どうやら平均で2000万円くらいは足りなくなる。
という話のようです。
モデル年金や年金シュミレーションの結果をみる限り、たしかに赤字家計必至の予感がします。年金は「物価スライド」と言っても昨今のような急な物価高騰には追い付かないだろうし、私的年金には物価スライドすらない(一部変額型もあり)。

退職後の大きな支出(例)も調べてみました。
・自宅の修繕費用     500万円~700万円
・介護費用        550万円(1人あたり)
・葬儀代         20万円~200万円
・子供の教育費      400万円~800万円
・子供の結婚費用の支援  100万円(1人あたり)
・車の買い替え費用    ~300万円くらい

幾つかが重なるとかなり厳しい状況になりそうです。
現実を知ることができたのは収穫ですが、考えることを先延ばしにしたくなるような内容でした。

考えると怖くなるときには目の前のことを黙々とこなします。
いつもそう心掛けているので、考えるより働きたいと思います。 (担当 I)



終活は前向きに

  ここ最近、【ネオ終活】なるものがトレンドになっているらしいのです。20代の若者が終活を行っている(気にかけている)そうです。コロナ禍を経験し、突然亡くなる事は年齢に関係ないという状況が数年続いた背景からと言われています。   葬儀関連・相続問題・ラストメッセージなど、彼らの終...