2022年5月9日月曜日

独占業務

トラブルに巻き込まれたとき、どなたに相談しますか?パートナー・気心知れた友人・親などに相談に乗ってもらうことがあるでしょう。人に話す事によって、落ち着いて自分の置かれている状況が明確になってくることがあります。ただ、解決の道に踏み出すには、やはり専門分野の人に相談することをお薦めします。

 ですが、誰に相談・お願いすればよいのか分からないというお悩みはよく聞かれます。裁判で揉める時は弁護士・不動産の登記は司法書士・官公署に出す書類は行政書士・税務関係は税理士・・・など、士業の名称からある程度の専門分野が把握できると思います。ただ、士業の仕事内容も一般論としては説明できるけれども具体的な事は、専門の士業への相談をご紹介してなければならないことがあります。これは独占業務の線引きがあるからです。

 例えば、相続で揉めているため弁護士に相談していたが、相続税の申告の時は税理士でないと出来ないというケースはあります。お店を始めるにあたって資金面など税理士に相談していたが、開業の許認可は行政書士ではないと申請できません。この業務の住み分けが独占業務(専門分野)となるわけです。

 ただ、一番重要な事は、専門家に相談するという事です。相談していたのに他の士業を紹介されて、【たらいまわしだ!】と不快に思う事もあると思いますが、【解決への近道】と割り切ってまた、一歩一歩進んでいきましょう。

  お近くの役場・役所で士業が開催する相談会も行われていることもあります。それらの場を活用しながら、得意分野や経験分野を考慮に入れ、専門分野の士業に相談していただき、解決への第一歩を歩んでいただきたいと思います。 (担当 M)

2022年5月6日金曜日

「何のために学ぶのか」学ぶ動機について思うこと


「 何のために学ぶのか」

子供に聞かれたときのために答えを考えたことがあります。

「職業の選択肢を増やすため」
「人生を豊かにするため」
「幸せに暮らすため」

色々と浮かんではきました。ところが最近、自分のなかで明確にその答えが見つかった気がする出来事がありました。

「教養なく社会に出ないため。おかしなこと、間違ったことに気付く知恵を身につけるため」


きっかけは、大手塾の個人情報漏えい騒ぎでした。「漏えいがありました。お詫びします。」と一通メールで連絡がきましたが退塾して数年経つのに、いつまでも情報を保有されていたことに驚きました。
そういえばここ最近、成人式用の着物のDMが立て続けにきたり、電話がかかってきたり「個人情報」が利用されていると思われる出来事も続き、気味の悪さを感じていました。


改めて調べてみると、自分が思っているほど個人情報は保護されていないし、一定の条件下では個人情報の第三者への提供ができる仕組みがありました。

【個人情報の第三者提供のためには本人の事前の同意(オプトイン)が必要であるのが原則ではあるが、オプトアウト制度(本人の事前の同意がなくても本人が異議を留めるまで個人データを第三者に提供できる制度)があるため実際のところ個人のデータは流通している。
ただ、この4月に個人情報保護法の改正もあり、第三者への提供の停止請求や、第三者へ提供された情報についての開示請求がしやすくなるなど、リスク対応の見直しも行われている】


自分の無知を恥じるとともに、自分の身を守るために学び続けなけらばならないと改めて思いました。                          (担当 I)

2022年5月2日月曜日

1日は写真整理の日

 携帯に保存されている画像を整理していきましょう。


  写真を撮りためていませんか?

  用済みのスクリーンショットはありませんか?

  ダウンロードした画像や資料はこれからも必要ですか?


月に一度見直す習慣をつけると、携帯の中もその他の持ち物も整理していこうという気分になります。是非ご一緒に!

  (担当 M)

2022年4月29日金曜日

ご実家に帰られる際は

 大型連休が始まります。何年かぶりにご実家に帰られる方もいらっしゃるでしょう。


つもる話もたくさんありますよね。たくさん会話をしてみてください。ご家庭によっては、家の中でもマスクで会話をする場合もあると思います。年代を問わず、久しぶりにお会いする方との会話は話す速度に違和感を感じることもあるでしょう。マスクで話しにくいかも知れませんが、マナーを守りつつ、はっきりとした言葉で話すことを心がけたいものです。

 そして、ご実家に帰られたその時には、荷物が床に置いたままになっていないか、高いところに贈答品が積んでないか、自分たちが残していったもので倉庫状態になっていないかをいま一度確認をしてください。


 その場で「片づけて」「捨てて」などのワードを使うと楽しい時間に水を差す事になるパターンが多く見受けられます。今回は心に留めて、少しずつ、住みやすく安全な場所を確保するお手伝いをしていきましょう。

 楽しい連休をお過ごしください。


  終活は周りの協力・思いやりも大切です。(担当 M)

終活は前向きに

  ここ最近、【ネオ終活】なるものがトレンドになっているらしいのです。20代の若者が終活を行っている(気にかけている)そうです。コロナ禍を経験し、突然亡くなる事は年齢に関係ないという状況が数年続いた背景からと言われています。   葬儀関連・相続問題・ラストメッセージなど、彼らの終...