2021年12月1日水曜日

1日は写真整理の日

 早いもので、12月。【師走】の月は僧侶だけでなく、老若男女・時間・お金も走って通り過ぎていくと、毎年思います。(※師走の由来は諸説あり)


 少しづつ以前の日常生活に戻っていく日々。感染予防を心がけながら年末年始は実家に帰る計画を立てている方も多いのではないでしょうか。報道情報からも、空の便・鉄道・道路と混雑となる予想が出されています。


 ぜひ、ご実家に帰られた時は親孝行・孫自慢の後で構いません。親の武勇伝を含めた過去を聞いてみてください。人生の先輩として何か自分のこれからの生き方にヒントがあるかも知れません。話のきっかけとして、親のアルバムを広げてみるのもいいと思います。エンディングノートに聞いたことを代わりにメモしていくのもいいですね。 こんなことがあった・あんなこともあったと、思い出す事によって、親自身も頭の体操にもなりますし、聞いている方も親の将来を考えるきっかけになると思います。


 気軽に写真を撮っていた時代ではありませんが、一枚の写真をきっかけに武勇伝や笑い話も出てきます。親の失敗談も自分が同じようなことをしていたり、自分自身の少し先の未来が見えたりします。 

 

  押し入れの奥の方にありそうな昔のアルバム。ぜひご一緒に広げて・見て・想いを聞いてみてください。写真は身近でリアルなタイムトラベルツールです。


(担当 M)

2021年11月29日月曜日

11/29

 「今日は肉の日(29日)だわ」と朝から気合をいれてました。毎月29日は肉の日とテンションが上がるのですが、今日の11/29は、【良い(いい)肉の日】とは別に【イイ(言い)ニクイ(にくい)事をいう日】ともいうそうです。


   イイニクイ事をいってみようと、企業側が隠しているわけではないけれど敢えて言葉(文字)にしてみたユーモアあふれる告白がありました。

   

    商品名から肉を想像するけど中身は魚

    健康食品を販売しているけれどもお菓子が好き


 など。

  よく考えれば当たり前な事も文字にすると、ちょっと【クスッ】と笑ってしまいますね。


   「いいにくいことをいう日」に便乗して、言葉にしにくい感謝の言葉を伝えても照れずに済みそうですね。 しかし、秘密にしておかなければならない事は、墓場まで持って行ってくださいね。もめ事を起こさないようにご注意を。


 (担当 M)


2021年11月26日金曜日

相続のはなし~遺言書作成キット②~

 「遺言書作成キット」が手に入りました。
ネットショッピングで気軽に買えました。値段も2千円弱です。

法務局で「自筆証書遺言書保管制度」が始まったのは令和2年の7月ですが、インターネットで検索すると法務省が分りやすく解説したページや「メリット」についても記されています。
https://www.moj.go.jp/MINJI/01.html

保管制度を利用すれば
・法務局で形式の確認があるので、様式の不備などは指摘してもらえる
・法務局で保管されていれば、死後相続人が検索できる
・家庭裁判所の検認が不要となる

注意点は
・遺言書の内容が適正かどうかまでは法務局でチェックしてもらえない

ということで、内容については法務局に行く前に専門家などにチェックしてもらったほうが無難なようです



この度手に入れた「遺言書作成キット」ですが、

解説書
専用用紙・封筒
下書き用紙
法務局へ出す申請書類

などがセットされていました。解説書は遺言書についてはもちろんのこと、相続についての知識も得られるものでした。全体的にわかりやすく書かれているように思います。

そして商品説明のなかで最も気になっていた「改ざん防止用紙」ですが
 ‘’ 複写できる副本との2枚合わせ ‘’
というものでした。ものすごく気になっていた改ざん防止方法。
答えがわかりスッキリしました・・・。

(担当 I)


2021年11月24日水曜日

高齢者の片付け

 先日、100才近い方のお宅に訪問しました。 その方はお一人で生活しており、体力以外は高齢を感じさせない方でした。 ご家族の方はもう他界されており、自分の年齢も考えて身辺整理を始めなければと以前から思っていたようですが、体力・気力は若い時ほど思うように動きません。

  開かずの間になっている部屋には、人からいただいたものや購入したものなど、山積みでした。片付けをしなければとの焦りだけで、体力・気力を使ってしまっていたようです。「もう、どうでもいいわ」と一言あきらめの言葉も出てきました。 


  高齢の方は「捨てるということは出来ない」とよくおっしゃいます。物がなかった時代・物を大切に使う気持ちはよくわかります。   「使わなかったら捨てなきゃ!」との周囲からの言葉には、「良いものなのよ」「もったいない」と主張します。中には思い出の品もあるのでしょう。


  対応する高齢者の方の性格にも対応は様々ですが、【捨てる】事に抵抗のある方には、「使う?」と言われたら「つかう・・かな?持って帰ってみるね」と受け取り、ご本人の見えないところで処分するのも一つの手です。心苦しい時は、念のため写真を撮っておく・数か月だけ保管をしておいてから手放すなどしてみましょう。


たまに、自分がプレゼントで差し上げた物が何十年経って未使用のまま自分に戻ってくるケースもありますが、「想いをプレゼントした」と割り切りましょう。



 楽しく・怪我の無い生活が送れるように、周囲の方もこまめに声掛けを。片付けをしている時は、会話もしなければならないし、思い出すこともしなければならない。高齢者にとっては良い頭の体操に役立ちます。ですが、その頭の体操にも気力・体力を消耗してしまうのも事実です。手伝う側も、相手の疲れ具合を気にしながら時間をかけ、心の中では「明日は我が身」と道標として取り組んでいきましょう。


  元気な時に、出来ることを。         


 (担当 M)

実家での話題

  お盆休みはありましたか?行楽や自分探しに行かれた方もいるでしょう。ご実家に帰られた方はどのぐらいいらっしゃるでしょうか?   一人暮らしの人が、今年帰省する(予定含む)人は、約3割というアンケート結果が出ているそうです。また、既婚者対象に実施した別のアンケートでも、約3割の方...