マイナポイントを受け取る期限が今月末に迫っているなか、マイナンバーカードの申請者のうち2割にあたる約2,000万人が未だ手続きを終えていないということです。
マイナンバーカードに関しては色々と問題も取り沙汰されたので、自主返納やカードの受け取りを辞めたケースもあると聞きます。
とは言え「約2,000万人」のなかに多くの高齢者が含まれていることは想像に難くありません。手続きもさることながら、もらうポイントが「電子マネー」であるのも高齢者にとっては馴染みのないことだと思います。スーパーでも従来型のレジに並び、現金決済している高齢者の方をまだまだ多く見かけます。
マイナンバー関連のことに限ったことではありませんが、若い世代が手続きを支援したくても、忙しく、遠方であったりすればハードルが高く積極的に動こうとは思えなくなります。本人が出来ない手続きを代わってやろうとすると、本人確認を求められた時点で先に進めなくなります。
高齢で長生きの方は増えているのに、様々な手続きが複雑化していて身内の支援にも高い壁があります。取りこぼされていくより仕方ないのかと思うと残念です。 (担当 I)