家の片づけをしていたら「ヘソクリ」が出てきました。残念ながら、日本円ではなく、外国硬貨なので、「ヘソクリ」というよりも「思い出の品」と言い換えた方が無難かもしれませんね。
日本に帰国する前に空港などの募金箱に入れてから飛行機に乗っていたと思うのですが、いつも何枚かは一緒に国境を渡っており、「また訪れる時に使おう」と保管していても再訪かなわず、気が付けば何十年も経ってしまいました。
通貨単位すら無くなってしまった国の硬貨もあり、時の流れをヒシヒシと感じてしまいますが、そのまま保管し続けるのも気が引けて、今回は手放すことにしました。
とはいえ、現地を訪れる予定の知人もおらず、コレクションの方やコイン取扱い業者にお願いするほどの額ではなく。。。今はICカードに日本円換算金額で自動チャージをする機械もあるそうですが、ユニセフや海外医療協力会が寄付として受け付けているようです。自分の思い出の品が誰かの命の役に立つのはちょっと嬉しくなりますね。
物を手放す事は寂しいものですが、自分の判断で思い出の行き先を決めていくのも終活の一歩だと思います。
元気な時に一つ一つ、自分の思い出と向き合っていきましょう
(担当 M)